日本電気(NEC)は29日、東北大学サイバーサイエンスセンター、大阪大学サイバーメディアセンター、国立環境研究所それぞれからベクトル型スーパーコンピュータ「SX-ACE」を受注したと発表した。 「SX-ACE」は、マルチコア型ベクトルCPUを搭載し、64ギガフロップスのコア性能、64ギガバイト/秒のコアメモリ帯域を実現した新しいベクトル型スーパーコンピュータ。 NEC独自の最先端LSIテクノロジー、高密度設計、高効率冷却技術などにより、従来機種と比較し、消費電力を10分の1、設置面積を5分の1に低減する。 科学技術計算や大規模データの高速処理を得意とし、気象予報、地球環境変動解析、流体解析、ナノテクノロジーや新規素材開発などのシミュレーションで高いアプリケーション性能を実現しているという。 東北大学サイバーサイエンスセンターでは2014年10月から、大阪大学サイバーメディアセンターでは20
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