タイ国境に近いカンボジア・マライにある自宅で、旧ポル・ポト政権ナンバー3で夫のイエン・サリ元副首相の葬儀に出席するイエン・チリト元社会問題相(2013年3月21日撮影)。(c)AFP/TANG CHHIN SOTHY 【8月24日 AFP】カンボジアの旧ポル・ポト(Pol Pot)政権時代(1975~79年)に起きた大量虐殺をめぐり、ジェノサイド(大量虐殺)や人道に対する罪で起訴されていたイエン・チリト(Ieng Thirith)元社会問題相が22日、死去した。83歳。国連が支援するカンボジア特別法廷(Extraordinary Chambers in the Courts of Cambodia、ECCC)が明らかにした。 イエン・チリト氏はフランスで教育を受けた革命家で、故ポル・ポト元首相の義理の妹に当たる。ポル・ポト派(クメールルージュ、Khmer Rouge)の数少ない女性幹部の1