国土地理院は23日、無人機を使って4日に撮影した小笠原諸島・西之島周辺の航空写真を公表した。解析の結果、新島部分の体積は東京ドーム約18杯分に相当する約2220万立方メートル。この3カ月半で倍増した。出現から約8カ月たつ現在も溶岩が流出する勢いは衰えず、1日に約10万立方メートルのペースで大きくなり続けている。 全体の面積は1・3平方キロメートルに達し、噴火前より1・08平方キロメートル広くなった。最高地点の標高は3月の前回調査時より3メートル高い74メートルになった。(山本智之)
国土地理院は23日、無人機を使って4日に撮影した小笠原諸島・西之島周辺の航空写真を公表した。解析の結果、新島部分の体積は東京ドーム約18杯分に相当する約2220万立方メートル。この3カ月半で倍増した。出現から約8カ月たつ現在も溶岩が流出する勢いは衰えず、1日に約10万立方メートルのペースで大きくなり続けている。 全体の面積は1・3平方キロメートルに達し、噴火前より1・08平方キロメートル広くなった。最高地点の標高は3月の前回調査時より3メートル高い74メートルになった。(山本智之)
和歌山県太地町の畠尻湾にある「くじら浜海水浴場」で、小型クジラのハナゴンドウと一緒に海を泳ぐイベントが始まり、訪れた海水浴客たちを喜ばせた。 強い日差しの下で、海水浴場には大勢の海水浴客たちが詰めかけた。町立くじらの博物館で飼育されているハナゴンドウのメス「コスモ」(体長293センチ、推定体重287キロ、推定年齢9歳)と、同じくメス「サツキ」(体長261センチ、推定体重212キロ、推定年齢4歳)の2頭が、元気よく海水浴客の周りを泳いだ。 自然に近い形で泳ぐクジラに近づけるのは珍しく、時折、バタバタとヒレで海水をかきあげるたびに海水浴客たちは歓声を上げた。 三重県いなべ市から来た保育園… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読み
サッカーW杯に合わせて、ツイッター社が世界150カ国以上でつぶやかれた試合に関するデータを公開している。同社がツイートデータの視覚化ツールを開発、提供した初の試み。ツイート数を時系列で示しながら、話題の広がりの発信源になった「ツイッター・リバーブ(つぶやきの共鳴)」の中心を表したり、世界地図上でどの国からの発信が多いかを、炎が燃え上がるように表したりしている。 同社によると、準決勝までの62試合でツイート数が最大だったのはブラジルが1―7で惨敗したドイツ戦で、3560万ツイートだった。2番目に多かったのはブラジルがPK戦の末に辛勝したチリ戦で、1640万ツイート。日本戦で最も多かったコロンビア戦が444万ツイートだったことと比較しても、ブラジル戦への注目度の高さがわかる。 一方、1分間あたりのツイート数も、ブラジル―ドイツ戦が最も多かった。ブラジルが4失点した前半23~29分の6分間に最大
日用品チェーン店「ロイヤルホームセンター」(大阪市)は13日、観賞用のヒョウタンの苗を食用と誤って表記して販売し、実を食べた40歳代の女性が下痢などの症状を訴え、一時入院したと発表した。命に別条はないという。実に含まれる有毒成分「ククルビタシン類」が原因で、同社は「絶対に食べないでほしい」と呼びかけている。 同社によると、誤表示があった苗の商品名は「ひょうたん 千成瓢簞(ひょうたん)」「ひょうたん 大瓢簞」「ひょうたん つるくび瓢簞」(いずれも税抜き123円)の3種。生産、納入した「グリーンプラザ山長」(奈良県生駒市)が「育てて楽しい、食べておいしいシリーズ」の表記を誤ってつけたという。 関東から中国地方の11府県の30店舗で販売し、昨年4月~6月に1731個、今年4月~6月に1341個が売れた。このうち奈良市押熊町の系列店で販売された苗の実を知人からもらい、今月7日に食べた女性が2日間入
魚が集まる「宝の島」、行ったら戻れない「磁石岩」――。そう呼ばれる無人島が青森県の日本海沖にある。正式名称は「久六島(きゅうろくじま)」。三つの岩礁からなる島で、人が上陸するのは年1度ほどだが日本の領海を少し広げる島でもある。31年前の大地震で最も大きい岩礁が少し沈み、別の一つは見えなくなってしまった。 6月27日朝、青森県深浦町の深浦港から、一本釣り漁師岩根孝夫さん(66)の漁船・海明丸に記者は乗り込んだ。島の灯台の点検に訪れる青森海上保安部の職員3人に同行した。島へは片道30キロ以上で、2時間かかる。無事に漁から帰った船が少ない、との言い伝えから磁石岩とも言われる。 上陸は「至難の業」で、波のうねりが大きければ岸壁に船体をぶつけてしまう。暗礁も多い。岩根さんは前日に気圧配置や寒気の有無などを調べ、上陸が可能か判断する。同海保交通担当の新居克洋次長は「現実的に上陸できるのは年1回」と話す
国土交通省は4日、都市部から離れた農村・中山間地の住民について、生活に必要な機能を持つ全国約5千拠点の周辺に集まって住むことを想定した2050年時点の目標をまとめた。人口減に対応し、狭い範囲に人を集めて病院やスーパーなどの施設がつぶれるのを防ぐ。維持にお金がかかる道路や橋などのインフラも最小限に抑える狙いだ。 まとめたのは「国土のグランドデザイン2050」。今後、土地利用の基本方針として閣議決定する「国土形成計画」に反映させる。1962年から5回の全国総合開発計画(全総)と、後継である08年の国土形成計画で常に掲げていた「国土の均衡ある発展」との文言は外した。「インフラを賢く使う」としており、くまなく都市化を目指した戦後の国土政策の大きな転換といえる。 グランドデザインでは、50年に人口が現在の1億2700万人から9700万人になると予想。全国を1キロ四方のマス目状に分けると、いま人が住ん
奈良県明日香村の特別史跡、高松塚古墳(7世紀末~8世紀初め)の極彩色壁画(国宝)のひとつ「飛鳥美人」(西壁女子群像)に、「臙脂(えんじ)」とみられる濃い赤色の染料が使われた可能性のあることがわかった。奈良文化財研究所などが「奈文研紀要2014」で報告した。臙脂は東南アジアなど原産の昆虫ラックカイガラムシの分泌物が材料とされ、当時の国際交流を物語る研究として注目される。 壁画の修復を進める奈文研と東京文化財研究所、文化庁が、「飛鳥美人」の赤色の着衣の女性がはくスカート(裳(も))の彩色について、可視分光分析と呼ばれる手法で解析。スカートのひだが、青色と、赤みを帯びて紫がかった色のしま模様であると判明。青色は銅が強く検出されたため鉱物の顔料とみられる一方、赤みを帯びた色は臙脂の可能性が浮上した。 百橋(どのはし)明穂・神戸大名誉教授(美術史)によると、臙脂は唐代の壁画に使われたほか、日本には綿
岐阜・長野県境の北アルプス・乗鞍岳(3026メートル)の頂上小屋(2996メートル)で極寒の冬を過ごし、熟成させた越冬酒「雪のひとね」の山下ろし作業が続いている。 昨年10月、舩坂酒造店(岐阜県高山市上三之町)の純米吟醸「深山菊」の原酒300本(720ミリリットル入り)を運び入れた。頂上小屋の町野親生さん(62)によると、冬の間の小屋付近の積雪は約7メートル。原酒は零下20度前後の冷え込みにさらされ、まろやかさが増すという。 山下ろしは20日に始まった。2人のスタッフが24本ずつ背負い、雪が残る急な登山道を一歩一歩踏みしめ、車が入れる標高約2800メートル付近まで運ぶ。作業は今月末まで続くという。 越冬酒の発売日、価格は未定。予約は7月1日から。問い合わせは舩坂酒造店(0577・32・0016)。(豊平森)
品種改良で生まれた飛ばないテントウムシが、害虫アブラムシの天敵として、ビニールハウスで使われることになった。飛距離の少ないものを約30世代にわたって選び続けた。羽根はあるのに飛ぼうとしても飛べず、逃げたり仕事をさぼったりしないのが利点だ。 テントウムシは、作物の汁を吸うアブラムシの天敵として農業に活用されてきた。だが、多い時は半分がビニールハウスの天井に張り付き、仕事をしない。 飛ばないテントウムシは農業・食品産業技術総合研究機構の近畿中国四国農業研究センター(広島県)が開発。屋内限定の「生物農薬」として登録され、茨城県のメーカー・アグリセクトが16日に発売を始めた。国産のナミテントウという種で、飛距離を測って少ないものを繁殖し続けた。
シカなどの獣害に悩む滋賀県東近江市池之脇町の集落が、羊の放牧で被害を減らす試みに取り組んでいる。羊の世話や見学などで人が集まることで被害が減り、活動が集落の結束にも効果を発揮している。 池之脇町は市南部にあり、26世帯が住む。集落に隣接して丘陵地や水田が広がり、動物の侵入を防ぐため高さ2メートルほどの柵を山と集落の間に設けた。だが、シカやサルに稲や野菜が食いちぎられたり掘り起こされたりする被害が後を絶たず、耕地面積17ヘクタールのうち2~3割が被害にあっていたという。 羊の放牧は2009年から始めた。永源寺ダム上流地域で行われていた獣害対策を兼ねた牛の放牧がヒントになった。羊なら体も小さくておとなしく、世話や管理もしやすいと目を付けたという。
フィンランドの童話「ムーミン」。子どものときは遠い国の物語だと思っていたが、あの「ムーミン谷」が埼玉県飯能市にある、とのうわさを聞いた。ネット情報では「再現度が半端ない」らしい。一体、どんなところなのか。童心にかえって、訪ねてみた。 正式名称は、飯能市「あけぼの子どもの森公園」。入場は無料。アケボノスギが続くゆるやかなカーブを進むと、クリーム色のキノコ形の家が現れる。森に囲まれ、小川が日光に照らされてきらきらと光る。絵本で見たのとそっくりの、青い水浴び小屋もある。 キノコ形の家には小さなベッドが並ぶムーミンたちの部屋、はしご、小窓など、遊べる仕掛けがたくさん。子どもたちが汗をかきながら階段を上ったり、走り回ったりしていた。
護衛艦カレーグランプリで、カレーを食べ比べる来場者=横須賀市の海上自衛隊横須賀地方総監部 写真:朝日新聞社 横須賀港を遊覧する「YOKOSUKA軍港めぐり」の遊覧船(手前)。奥は米海軍の原子力空母ジョージ・ワシントン=横須賀港、2012年 写真:朝日新聞社 神奈川県横須賀市で2014年4月に開催された「第2回護衛艦カレーナンバー1グランプリinよこすか」に1万8000人、5月の「よこすかカレーフェスティバル2014」には4万6000人の来場者があった。「カレーの街よこすか」人気は今に始まったことではないが、先日登録者200万人を突破したオンラインゲーム「艦隊これくしょん―艦これ―」のブームが、軍港都市として栄えてきた横須賀人気に拍車をかけているという。 「艦これ」は旧日本海軍の軍艦を擬人化した美少女キャラクターが、謎の侵略者と戦うゲームで、2013年4月に配信が始まった。戦艦や潜水艦がセー
モスでドーナツ、ミスドでライスバーガーが食べられる――。モスバーガーとミスタードーナツは、お互いの看板商品をトレードして開発した新商品2種類ずつを、28日に売り出す。それぞれの店のファンに、もう一方の店の商品の魅力も知ってもらい、お客を増やそうとしている。 モスが売るのは、ドーナツを二つに割って具材を挟んだ「モスのフレンチクルーラー」。甘さを抜いたドーナツに、ソーセージやトマト、チリソースなどを挟んだ「ぐるぐるチョリソ」が税込み390円。チョコやクリームなどを挟んだ「ベリーショコラ」が290円。7月上旬まで。 ミスドが売る「ミスドのライスバーガー」は、ご飯の間に牛肉と担々みそなどを挟んだ「担々牛焼肉」が345円。「あん&カスタード」は、粒あんなどを挟んだご飯にきなこをかけ、和風スイーツに仕上げた。324円。8月下旬まで。 モスとミスドはそれぞれ国内に1400店前後ある。双方の運営会社が6年
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