タグ

ブックマーク / blog.tinect.jp (12)

  • 「フランスのひきこもりはデートする」から見えてくること

    最近、日で「ひきこもり」の話題を見かけることがめっきり少なくなりました。 精神科医の斎藤環さんが『社会的ひきこもり──終わらない思春期』を出版した90年代後半から、「ひきこもり」はいまどきの青少年の社会問題としてクローズアップされてきました。 しかし、2010年代になってから精神医学の方面で目にするのは、青少年の社会問題としての「ひきこもり」ではなく、高齢化する「ひきこもり」の話題です。 私自身の臨床感覚としても、”青少年が新たに「ひきこもり」になった”という相談を受ける頻度はめっきり少なくなったという印象です。 00年代の精神科では珍しくもない存在だった「十代や二十代のひきこもり」が、現在は少なくなっていることを裏付ける統計的資料を探してはいるのですが、「高齢化するひきこもり」についての資料はザクザク見つかる一方で、「若いのひきこもりの発生率は低下している」ことを裏付ける資料はまだ見つ

    「フランスのひきこもりはデートする」から見えてくること
    drmdr
    drmdr 2018/05/11
  • 長男の「遊ぼうって言って、断られたら違う子に話しかければいいんだよ」という言葉にいたく感心した話

    どうも、しんざきです。隙あらば風来のシレン4で浜辺の魔洞に潜り始めてしまう病気に罹患してから数年経ちます。浜辺中毒です。 長男はまだ小4なんですが、最近になって「塾に行ってみたい」と言い出しまして。しんざき奥様とも相談しつつ色々考えたんですが、折角人がやる気出してるんだし、ということで週二日で塾に通わせ始めました。 サッカーとの二足の草鞋は結構大変そうに見えるのですが、話を聞いている限りでは「学校の勉強とは全然違ってて面白い」らしいです。 時には難しい問題に突き当たって苦労することもあるようですが、人がやる気を出してる間は、フォローしつつ見守りたいなーと思っています。 で、最近、長男の言葉でいたく感心したことがありまして。身内褒めみたいになってしまって大変恐縮なのですが、ちょっと書き留めておきたくなりました。 仕事の後時間があったので、長男を塾に迎えに行った時の話です。 長男が通ってい

    長男の「遊ぼうって言って、断られたら違う子に話しかければいいんだよ」という言葉にいたく感心した話
  • 人間の幸福は「健康でいたい。モテたい。お金が欲しい。人から尊敬されたい。」に集約される。

    僕は業で医者をやっているのだけど、こういう立場になってみると、健康というものがいかに人の精神状態にとって大切かという事がよくわかる。 どんなにお金があろうが、どんなにモテようが、その幸せを享受するための土台としての健康が損なわれていたらどうしようもない。 健康は人の基盤だ。くれぐれも自分の身体は大切にいたわってあげるべきである。 とはいえいくら身体が健康そうでも、あまり幸福そうでもない人がいるのも事実だ。幸せというのは手に入れるのが難しい。みんなが欲しがっているものなのに、それを手に入れている人の数は驚くほど少ない。 最近、様々な実例を観察した結果、人間の幸福についての概略図のようなものが頭の中でまとまってきたので、今回は幸福について書いていこうかと思う。 人間の幸福モデル 多くの場合、人の幸せは大体以下の図のような形で規定されている事が多い。 これだけだと何のことかわからない人もいるだ

    人間の幸福は「健康でいたい。モテたい。お金が欲しい。人から尊敬されたい。」に集約される。
  • 浅田真央さんが、「苦しいときに頼れるリーダー」とは何かを教えてくれた。

    2017年4月10日に、フィギュアスケートの浅田真央選手が引退を発表しました。 浅田選手に関しては、どういう選択であろうと、人が決めたことを支持したいというか、関係者でもない僕も、彼女がこれでいろんなプレッシャーから解放されるのではないか、と、なんだか少しホッとしてもいるのです。 当に「余計なお世話」でしかないんですけどね。 僕にとって、浅田真央さんの演技のなかで、いちばん印象に残っているのは、2014年ソチオリンピックのフリーの演技でした。 僕は前日のショートプログラムを終えて16位という段階で、「もうダメ」だと思ったんですよ。 「メダル至上主義者」じゃないつもりなのだけれども、この状況で、モチベーションを保って、まともに演技をすること自体が難しいのではないか、と。 あれだけ期待され、注目されて、「番のオリンピック」のショートプログラムで、信じられないようなミスを連発して……いっそ

    浅田真央さんが、「苦しいときに頼れるリーダー」とは何かを教えてくれた。
  • 映画で「殺人は違法です。演じている役者たちは実際には死んでいません」と断るべきなのか?

    この映画のなかで、「育ての親」との対局で勝ってしまった主人公のプロ棋士・桐山五段が、やり場の無い罪悪感から(ふたりのあいだには、他の家族も巻き込んでの葛藤があるのです)、高校生にもかかわらず 「連れていかれたカラオケスナックで、目の前に置かれていた他の人(成人)のお酒を一気に空けてしまう」 というシーンがあるのです。 若気の至りというか、やり場のない屈みたいなものを描くシーンとしては、ごく一般的なもので、僕はとくに気に留めなかったのですが、エンドロールをみていて、驚きました。 キャストやスタッフの名前が流れていくなかで、こんな文章が出てきたのです。(正確な文章は記憶していないのですが、こういう内容でした) 「未成年の飲酒は禁じられています。劇中で使用した飲みものに、実際はアルコールは入っていません」 僕はけっこう映画を観てきましたし、基的にエンドロールは最後まで眺めるのですが、この「断

    映画で「殺人は違法です。演じている役者たちは実際には死んでいません」と断るべきなのか?
  • アフリカの村で70万円盗まれたら、いつの間にかあたり一帯がバブルにわいていた。

    こんにちは。日植物燃料株式会社、代表の合田です。 アフリカの呪術師との戦いには辛くも勝利したものの、もちろんアフリカは日の常識が通用するところではありません。 当たり前ではありますが、「郷に入っては郷に従え」という格言通り、私たちは「現地の常識」に従う必要がありました。 今回はそんな話です。 ————– すこし前、東大の研究員の方とモザンビークで共同研究をやっていた時の話です。 ある時、私は急遽日に戻らないといけなくなり、現地で同居していた東大の研究員Tくんに100万円ほどを預けて帰ることになりました。 まとまったお金が必要な時は、現金を手元に置くしかないのです。ちなみに、日円での100万円は現地のお金で4〜5千万円分に相当するほどの大金です。 (モザンビークの集合住宅) 普段はお金を金庫に入れていますが、翌日すぐに使う予定だった100万円だけは、金庫から出してTくんに預けました。

    アフリカの村で70万円盗まれたら、いつの間にかあたり一帯がバブルにわいていた。
    drmdr
    drmdr 2017/03/28
  • AmazonやGoogle、リクルートなどが行っているように、社内から良い新事業アイデアを集める方法とは。

    ホーム > AmazonGoogle、リクルートなどが行っているように、社内から良い新事業アイデアを集める方法とは。 こんにちは。Relicの北嶋です。 今回は「事業アイデアの社内公募」についてです。 (写真は弊社CCOの黒木です) 実は社内からの提案がアイデアがスタートのきっかけだった、という世界的事業は数多くあります。有名所ではAmazonAWSや、GoogleのGmailなど、数え上げればキリがありません。 こういった成功事例を見て、経営陣が「新しい事業について、社内公募制度をやろう!」と言い出すことが多々あるのではないかと思います。 特に、会社が大きくなってくると ・経営陣が現場から遠ざかっており、新しい事業アイデアが出にくい ・ボトムアップ型組織への移行を果たしたい ・若手にチャンスを与え、抜擢するきっかけとしたい などの理由から、社内公募制度を多くの企業が採用します。 実際

    AmazonやGoogle、リクルートなどが行っているように、社内から良い新事業アイデアを集める方法とは。
  • 知識レベルに格差がありすぎると「普通に話しているだけ」なのに相手にとっては「バカにされている」ように感じる

    つい先日買ったiPhoneが故障したので、AppleストアにiPhoneを修理しに行った。 予約ができなかったので、「当日枠」に入るためApple storeまで出かけ、15分位待ってiPhoneを診てもらえることになった。 Genius barに行くと「あちらの机の席にかけてお待ち下さい」と言われた。 担当者が来るまで、暫く時間があったので周りの人達を眺めていると、なにやら向かいの席が騒がしい。 見ると、初老の夫婦がAppleのスタッフに対して、声を荒げている。 ついに、初老の男性がキレた。 「何でお前はそんなに上から目線なんだ!」と大声で怒鳴る。女性も「スタッフを変えて!」と大きな声で周りにアピールをしており、周囲が少しざわついた。 Appleのスタッフは去り、初老の夫婦だけが残された。 彼らは「なんでこんな上から目線なんだ、バカにしやがって……」と話していた。 話が全て聞こえてきたわ

    知識レベルに格差がありすぎると「普通に話しているだけ」なのに相手にとっては「バカにされている」ように感じる
  • 「年上の部下」とうまくいかないとき、どうすべきか。

    「部下は年下」 そんな常識は年功序列とともに崩れ去った。 そのためか、最近では「年上の部下に苦労してます」というつぶやきが多く聞かれる。 そんなことはない、実体は昔からそうだった、という指摘があるかもしれない。 企業においては、結局最後は、「できる人」が上に行く。ゴマすりだけで出世できるほど会社は甘くないし、会社の人事評価はほとんどの場合に正確だ。 もしかしたら今は「年功序列」が減ったことにより、地位と年齢お上下逆転が顕在化されやすくなっているのだろう。 例えば、知人の勤めるある大手企業では、変革を求める経営陣が人事評価制度を変更したことに伴い、抜擢人事が増え、いたるところで年齢の逆転現象が起きている。 40歳の課長の下に、40代後半のメンバーがいる。 25才のリーダーの下に、30代後半のメンバーがいる。 そんなことが当たり前になりつつある。 また、別の知人が勤めるシステム開発会社において

    「年上の部下」とうまくいかないとき、どうすべきか。
  • 頭がいい人は「分かりやすい説明」をする時、何を考えているのか

    当たり前の話かも知れないんですが、ちょっと書かせてください。 「頭がいい人は、難解なことでも分かりやすい言葉で説明出来る」みたいな信仰というか、都市伝説というか、聖闘士の伝承みたいなテキストが時折観測されるんですが、みなさんご存知でしょうか。 「頭がいい人 説明」とかでぐぐってみると、いろんなページが引っかかりますよね。 私、あれちょっと違うというか、色々誤解されてるなあ、と思っていまして。 正確には、「頭がいい人は、相手に説明をする目的と、相手にどこまで理解させる必要があるかを見極めることが上手い」というべきなんじゃないかなあ、と。そんな風に考えているのです。 昔、私が今とはまた違う職場にいた頃、一人「すごく説明が上手い人」が同じ部署にいました。彼のことを、仮にTさんと呼びます。 Tさんはエンジニアで、私よりも十年くらい先輩で、当時その職場に参加したばかりだった私がいたチームの、チームリ

    頭がいい人は「分かりやすい説明」をする時、何を考えているのか
  • なぜ会社はダメな管理職を「降格」しないのか。

    一般的にリーダーをヒラ社員に戻したり、部長を課長にしたりする「降格」が行われている会社は少ない。 降格することが人のプライドを傷つけたり、ヤル気を損なわせたりすることを経営者が危惧するからだ。 しかし、中にはこれをうまく使っている会社もある。 あるテクノロジー企業では「降格」を人事制度の一種として普通に用いており、社員からも普通に受け止められている。 なぜ彼らは降格をうまく使うことができているのか。 その会社の経営者は30代半ばである大手企業から独立し、起業したやり手だ。 彼は独立する前、大手企業で働いている時、常にこう思っていたという。 「有能な管理職が少ない、なぜ、あれほど多くの無能な上司が上に立っているのか?上が入れ替われば、もっと事業はうまくいくのに」 彼は社内で「できる」とされる役員に、この質問をぶつけたという。するとこんな答えが返ってきた。 「うちは年功序列だからな。必ずしも

    なぜ会社はダメな管理職を「降格」しないのか。
  • 知らないうちに、「ジャパネットたかた」がマズイことになっていた

    テレビショッピングでよく知られる「ジャパネットたかた」の業績が、マズイことになっている。 2010年のピークを境に、2012年は2007年と同水準、今年の決算がマズければ、社長は引退すると宣言している。 なぜ、ジャパネットたかたの業績が伸び悩んでいる、というより下降しているのか。記事によれば、主たる原因は家電の売上の落ち込みだ。 現在、家電が売れなくなっているという。2010年には月間で200億円以上の売上を出していたテレビが、今では5~10億円程度になった。 また好調だったパソコンもスマートフォンにわれ、今年になってからはタブレット端末が大変な勢いで売れている。さらにはカメラ機能を搭載したスマートフォンによってデジタルカメラが、今年に入ってからはカーナビが売れなくなってきているという。 Amazonなどのインターネット通販に押されている、という話もあるが、それは的はずれだろう。それは、

    知らないうちに、「ジャパネットたかた」がマズイことになっていた
  • 1