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6月11日に放送された『NHKスペシャル』では「#不寛容社会」と題された特集が組まれていた。 昨今顕著になったいわゆる「不謹慎狩り」やスキャンダルを起こしたタレントや政治家に対する執拗なバッシング、理不尽ともいえるようなクレームから表現が自粛されてしまうことなどを取り上げ、それを「不寛容社会」と形容し、なぜそうなったのか、これからどうすべきなのかを討論するという趣旨だった。 討論には一般視聴者の他、宇野常寛、榎本博明、鴻上尚史、壇蜜、津田大介、デーブ・スペクター、中野信子、森達也らが参加していた。 自分の良心を汚したくないまさに苛烈なバッシングを浴びた佐村河内守をテーマにした映画『FAKE』が公開になった映画監督・森達也は現在の日本の社会をこのように分析している。 森:萎縮するから同調圧力がどんどん強くなる。みんなが右に行く、みんなが左に行く。そもそも均質な社会なんだけど、それがさらに加速
ドラマ『トットてれび』(NHK総合)も、いよいよ本日、最終回を迎える。チーフ・ディレクターである井上剛氏インタビュー集中連載第3回は、 前回の俳優陣の魅力 に続いて、何度でも見直したくなる『トットてれび』の名場面について、制作秘話をうかがう。(以下敬称略) ――先週の第6話には、徹子さんと渥美さんの心の交流に涙したという感想がたくさん聞かれました。でも、湿っぽいだけじゃないところがいいと。満島さんが山の手言葉で寅さんの名物口上を真似て啖呵を切るシーンも素敵でした。とくに、ラストのひと言。昭和のドラマ好き、寅さん好きであればシャレを効かせていることもわかって嬉しくなる。そういった、ハッとさせられるシーンが散りばめられています。1話30分という短いドラマですが、制作には相当、手をかけられたのではないでしょうか。 井上 1話の撮影に掛けたエネルギーは、それこそ90分のドラマ分くらいあるのでは!
NHK総合で放送中のドラマ『トットてれび』。「なんだか世の中、徹子さんが足りない」を旗印に、創成期から現代まで、テレビと共に歩み続けてきた黒柳徹子の人生を満島ひかりを主演に迎えてエネルギッシュに綴る。今週末、最終回を迎える現在、公式サイトには30代、40代のドラマ好きはもちろん、50代、60代の感想コメントがズラリ。観て味わい、楽しむだけで終わらない。シニア層に“ネットに書き込みする”というアクションまでも起こさせる、エナジー満点のこのドラマの魅力を、演出を手がけるチーフ・ディレクターの井上剛氏にうかがう。(以下敬称略) ――まず、『トットてれび』の企画が生まれた経緯を教えてください。 井上 動き出したのはちょうど1年前、『トットてれび』と同じ土曜ドラマ枠で放送した『64(ロクヨン)』が終わった直後ですね。『64(ロクヨン)』は横山秀夫さん原作の重厚な推理ドラマで、スタッフもキャストも一
黒柳徹子の半生を描くNHKの土曜ドラマ「トットてれび」(夜8時15分~)。5月14日放送の第3話では、満島ひかり演じる黒柳ほか三木のり平(小松和重)、渥美清(中村獅童)、坂本九(錦戸亮)、クレージーキャッツ(我が家)などが出演したドラマ「若い季節」の生放送中にあいつぐアクシデントがコメディタッチで描かれた。 向田邦子の一番下の妹・和子が、遺された多数の写真とともに若き日の姉をふりかえった『向田邦子の青春』(ネスコ、1999年)。カバー写真は20代後半の向田邦子。こうして見ると、「トットてれび」のミムラは現実の向田の雰囲気をよくとらえていることがわかる 「トットてれび」には、黒柳たち行きつけの中華飯店の場面がたびたび登場する。店主の王さん(松重豊)はミーハーで、このあいだ俳優の森繁久彌(吉田鋼太郎)がうちの店に来たと黒柳らにしつこく自慢するのだが、てんで相手にしてもらえない。その様子をくすく
テレビ誕生は「とと姉ちゃん」の地元から 現在放送中のNHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」は、1930(昭和5)年の静岡県の浜松を舞台にドラマが始まった。ちょうどこの年の5月、昭和天皇が静岡県を行幸した際、浜松高等工業学校(現・静岡大学工学部)を視察している。その目的は、当時この学校で高柳健次郎を中心に研究開発が進められていたテレビジョンの実験を見るためだった。 1987年公開の映画「トットチャンネル」(大森一樹監督、斉藤由貴主演)。アメリカでテレビ制作を学んだディレクターを演じる三浦洋一、歌手・笠置シヅ子に扮して「買物ブギ」を歌う室井滋(当時まだ20代!)にも注目。DVDには特典映像として、高柳健次郎の研究開発から1964年の東京オリンピックへといたるテレビの歴史を振り返る「テレビジョン事始め」も収録 高柳らのグループが初めてブラウン管受像機に画像(「イ」の字)を映し出すことに成功したの
パンダのぬいぐるみを「架空のクマ」と思いこむ 黒柳徹子は日本随一のパンダファンとして知られる。その出会いは、いまから75年ほど前の小学校低学年のころまでさかのぼる。アメリカ帰りの叔父がおみやげに買ってきてくれたのが、パンダのぬいぐるみだった。ドラマでも黒柳がたびたび手にしているぬいぐるみが、それである。アメリカでは1936年(黒柳が3歳のころ)に中国で生け捕りされたパンダがシカゴ動物園で「スーリン」と名づけられ、人気を集めていた。 もっとも、幼き日の黒柳が、ぬいぐるみがパンダという動物だと知るのはもう少しあとのこと。 当時は、白と黒でデザインされた架空のクマだと思いこんでいたという。黒柳はそのぬいぐるみを、耳がちぎれ、目のまわりの黒い飾りもとれてしまうほどかわいがった。戦時中、空襲で防空壕に逃げ込むときも、東京から地方へ疎開するときにも片時も離さなかったらしい。あまりに汚くなったので母親に
「日本一の演技力」満島ひかりが黒柳徹子に憑依! 『トットてれび』の舞台裏「あの頃のテレビは面白かった」 彼女の人生を知れば、テレビの歴史が分かる。あの頃のテレビには、夢と自由が詰まっていた。往年の名優たちが実名で登場し、満島ひかりがエネルギッシュに走り回る。トットちゃんは最高だ! あまちゃんスタッフが結集 黒柳徹子本人が語る。 「生きてる間に、自分の人生がNHKのドラマになるなんて、考えてもみませんでした。渥美清さんや森繁久彌さんなど、親しかった方や、もう亡くなった方達にドラマで会えて、とっても懐かしく思って毎週観ています。皆さんの明るいお顔を見ていると、ときどき涙が出そうになります。 私も『未来からやってきた100歳の徹子』という設定で出演しています。自由にやらせていただいておりますので、楽しいですよ(笑)」 NHKドラマ『トットてれび』(土曜夜8時15分~)が面白い。平均視聴率は10%
女優・満島ひかりが主演を務める土曜ドラマ『トットてれび』(NHK総合)が初回放送から視聴率10%を超え、第2回も数字を伸ばすなど、同ドラマ枠としては異例の高視聴率を記録している。タイトルからもわかるように、「トットちゃん」=黒柳徹子のエッセーを原作とした自伝的ドラマで、「NHKが本気を出して60年前のテレビを作ってみた!」(番組HPより)というだけあり、テレビ時代黎明期のドキュメンタリー、記録映像的な側面も感じられる。当時の風俗や人物像への再現性に対するこだわり、そしてそれを支える超豪華な出演者陣による演技のぶつかり合いも話題になっている。 ■昭和を代表する著名人が“憑依”したかのような“キャスティングの妙” 『トットてれび』は黒柳徹子の自伝エッセイ『トットひとり』『トットチャンネル』を原作としたドラマで、TVドラマ『Woman』(日本テレビ系)や映画『愛のむきだし』などで演技が高い評価を
「トットてれび」(NHK 総合/土/よる8時15分〜) 脚本:中園ミホ 演出:井上剛、川上剛、津田温子 「8時15分です」と黒柳徹子(本人)の合図ではじまる「トットてれび」。女優、タレント、文筆業と多彩な顔を「玉ねぎ頭」でポップアイコンとしてまとめあげ、半世紀以上活躍し続ける黒柳徹子の黎明期を、テレビが「テレビジョン」と正式名称で呼ばれていた黎明期と重ねて描く「青春編」が4週に渡って放送され、6月4日(土)からは「友情編」がはじまる。 劇中劇やミュージカル的演出など、とても贅沢な作りだった「青春編」の後の「友情編」に期待が高まる中、前半を振り返ってみたい。 なんといっても、圧倒的に個性的な黒柳徹子を演じる若い女優に満島ひかりをキャスティングしたことは大正解だった。型破りで演技も巧い満島はカリスマ黒柳徹子を演じるプレッシャーをはねのけ、のびのびとチャーミング、かつ知性的に演じている。型にはま
誰しもが胸躍らす時代を描いた黒柳徹子のエッセイをドラマ化した『トットてれび』(NHK総合・土曜夜8時15分)に魅了され、ハマる人が急増中。昭和28年、NHKの専属俳優となった徹子の波瀾万丈の人生を通して、テレビの歴史をひも解いていく。 テレビ草創期の愛と熱量にあふれる“トットワールド”を、制作統括の加賀田透プロデューサーに語ってもらった。 ■玉ねぎヘアは大・中・小 「地毛を生かしつつ、かつらとミックスしながら玉ねぎヘアを作りだしています。大きさは大ダマ、中ダマ、小ダマとあって、年を重ねるごとに少しずつ変化していきますね。 以前、満島さんが役衣装で玉ねぎヘアのまま局内を歩いていたら、われわれの大先輩と偶然すれ違った際に“チャック(黒柳の昔からの愛称)かと思った!”って声をかけられたみたいで。黒柳さんを昔から知る人ですらビックリされたみたいです」 ちなみに、玉ねぎヘアの中にアメは……
初回を観て「これはすごい」と思った。ただ、ふと我に返ると、どこか釈然としない気持ちに襲われている。それが『トットてれび』(NHK)を観た印象であり、第4話を見た今でも変わっていない。 黒柳徹子役の満島ひかりはイキイキとした姿を見せているし、『あまちゃん』(同)、『64(ロクヨン)』(同)などを手がけた井上剛の演出も、リアルとけれんのほどよいところを突いている。中園ミホの脚本も、大友良英の音楽も、いわゆる手練れの仕事。60年前のテレビを再現した番組や歌に、懐かしさを覚える人もいるだろう。 とりわけ目を引くのは、テレビ撮影やラジオ収録を再現した美術。NHK放送博物館に収蔵されているテレビカメラのレプリカを何台もつくったほか、セットや照明、俳優やスタッフの服装など、映るかどうかわからないような隅々まで再現しているという。加えて、当時のスタッフに現場の雰囲気や道具の使い方を監修・指導してもらうとい
ドラマを観ていて、役者の魅力に思わず引きこまれた経験は誰にでもあるはずだ。その背景を調べてみることも楽しみ方の一つ。作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。 * * * ミムラって、いったい何者? 番組を見て、そう感じた人は私だけではないはず。 NHKの土曜ドラマ『トットてれび』(土曜20:15)は、黒柳徹子の人生を軸に昭和の時代をイキイキと描き出している。黒柳の友人の向田邦子を演じたミムラさん。役者として「演じていた」のだけれど、その横顔はある瞬間、たしかに実在した向田邦子そのものに見えていた。 そこに向田邦子が座っている。憑依している、乗り移っている。それくらい、実在のイメージと役者とが、ぴたり重なっていた。 向田邦子はご存じ、『あ・うん』『阿修羅のごとく』『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』などを書いた人気脚本家で直木賞作家。突然の飛行機事故で命を落とした、その数奇な人生。亡くな
【コツ① カビを根こそぎ退治!】 50℃のお湯を90秒間かける まずは、浴室に生えたカビを根こそぎ退治しましょう。ゴムパッキンや、タイルの目地に深く入り込んでしまったカビは、奥まで熱を伝える必要があります。実験の結果、「50度のお湯を90秒間かける」ことで、表面から1ミリ深くまで、50℃に達することが分かりました。奥まで入り込んだカビも、ほとんどは表面から1ミリ以内にいるので、これでほとんど死滅させることができます。 ※シャワー以外の方法による加熱は危険なので行わないでください ※50度のお湯を出す方法は、給湯器や蛇口のタイプによって異なります。詳しくは説明書の指示に従ってください。 ※年式の古い給湯器や、給湯器のタイプによっては、50度以上のお湯が出せない場合もありえます。 【コツ② カビの黒ずみを白くする】カビ取り剤&目地修正グッズでピカピカに! 残念ながら、カビは死んでも黒いまま!白
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