国産材の安定的な供給体制構築へ 製材工場新設や循環型林業が広がる 県内の木材関連事業者は世界市況に影響を受けにくい国産材の安定供給体制の構築を進めている。ウッドショック(米国での需要拡大による木材の高騰)は落ち着いたものの、物流費の高止まりや円安が輸入材の相場を押し上げていることが背景にある。製材工場の新設や、日本の風土に合う国産材を活用した高付加価値ブランドづくりに取り組んだり、供給と価格の安定のために山林経営を強める動きもある。 サンフレなど県内5社 オープンイノベで環境ビジネス創出 広島県が事務局を務める、ひろしま環境ビジネス推進協議会(会員296社・団体)は、サンフレッチェ広島や広島トヨペットなど県内5社が環境・エネルギー分野の新事業創出に取り組むプログラムを始める。昨年度に続き2回目。オープンイノベーション(OI)支援のeiicon(東京)が企画・運営。各社が募集テーマを発表し、