鮫島 大学では経営や経済を学び、新卒で外資系の大手コンサルティング企業に就職しました。プログラマを経てSEとして戦略系コンサルティングやBPR(Business Process Reengineering)に携わりました。ITエンジニアで居続けることに不安を感じたのは、中国 大連でブリッジSEをしたときです。大連の優秀なSEが、仕様書を英語で読み、疑問点はきちんと質問し、業務知識まで理解したうえで開発している姿を見て、日本人エンジニアに危機感を覚えました。オフショア開発が進むと、日本人エンジニアは自身の価値を上げるか単価を下げるしか生き残るすべはないでしょう。しかし、単価を下げたら日本では暮らしていけませんから、優秀なうえに日本人より単価が安い彼らと競争していくのは厳しいものがあると感じました。 また、SE時代の先輩の「クライアントの経営戦略を読めないでプロジェクトに入る意味はない」という
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