西武が08年以来、西鉄時代から通算22度目のリーグ優勝を決めた。 開幕8連勝でスタートした今年は、首位の座を1日も明け渡さずにゴール。開幕日からオール1位の優勝は38年春タイガース、53年巨人、62年東映、97年ヤクルトに次いで5度目。パ・リーグでは62年東映以来、56年ぶりだ。 前回優勝の08年は25歳の中村が46本塁打で初タイトルを獲得したが、今年は5年目の山川が46本塁打、121打点とブレーク。30本塁打、120打点の3番浅村と4番山川を軸にした打線は破壊力抜群で、歴代4位タイの771得点をマークした。西武打線はチャンスに強く、チームの得点圏打率が3割8厘。リーグの得点圏打率10傑に5人が入り、満塁弾8本、3ラン28本と、走者がたまった場面の1発も多かった。2桁安打70度は球団新記録で、138試合のうち半分以上の71試合で6点以上を挙げた。6点以上の試合数が多いチームを出すと、(1)