朝日新聞社は5月14日、朝日新聞のコンテンツを韓国語で発信するウェブサイト「アサヒ・アジア・アンテナ」を開設したと発表した。朝日新聞の記事の中から、日韓に関わるニュースやアジアの動きがわかる情報を厳選して配信する。 配信するコンテンツは、主に特集や連載などの読み物が中心になる。ジャンルは「原発・震災」「アジアのいま」の2つで、福島第一原発事故からの復興の現状や、日本の暮らしやモノ作りの技術、韓流や在日コリアンの話題などを取り上げるという。 また、韓国出版大手「ブック21」の子会社「タッチエヌ」が5月に開設したアプリストア「カードブックドットコム」を通じて、有料ニュースの配信も開始した。カードブックドットコムは、スマートフォン向けの電子書籍を販売するサイトで、朝日新聞は月曜日から金曜日まで毎日、厳選したコンテンツを韓国語で配信するという。 同社では、2011年10月に総合英語ニュースサイト「