(8/9追記) 以下参照している議論は、すべて「著作権保護期間延長問題を考えるフォーラム 公開トークイベント vol.5 シンポジウム「著作権保護期間延長の経済効果 − 事実が語るもの」で発表されたものです。すみません、なぜか親ページへのリンクを張り忘れていました。 http://thinkcopyright.org/resume_talk05.html 前回の著作権延長をめぐるアメリカの記事につづき、日本の場合を対象にした同様の議論を紹介します。2007年に行われたものですので、ご存じの方も多いかもしれません。しかしこれだけの論拠がすでに提示されているのに、なおまだ同じような議論が蒸し返されているとは… 要は、著作権保護期間を延長しても、大多数の著作権保持者たちに大した利益がもたらされるとは考えられず、むしろ死蔵作品を増やすだけである、ということ。 単に主張だけではなく、計量分析を行った
2013年8月7日付けのブラウン大学図書館のニュースサイトに、ブラウン大学の学生が、米国国立公文書館(NARA)、ブラジル国立公文書館と協力して進める“Opening the Archives”プロジェクトについて紹介する記事が掲載されています。 記事によると、このプロジェクトは、1960年代-80年代の米国とブラジルの関係に関するNARA所蔵文書を、オンラインでアクセス可能にすることを目指したもので、学生が文書をデジタル化し、組織化し、同図書館のBrown Digital Repositoryでアクセス可能とすることに取組んでいるとのことです。参加する学生は、ブラウン大学図書館の職員から組織化やデジタル化についての研修を受けるとのことです。 Brown University, National Archives and Records Administration, and Nation
6月末に「江別の鈴木」さんこと鈴木敬二さんがDSpaceのコミッターになったというニュースが流れました. http://current.ndl.go.jp/node/23811 鈴木さんは元大学図書館員(職場の大先輩)で,DSpaceは機関リポジトリ用のオープンソースソフトウェアのひとつです.僕はこの記事を読んですぐさまはてブで「働き方」「生き方」というタグをつけました.残念ながら鈴木さんにはこれまで一度もお会いしたことはありません.就職した当初に機関リポジトリにうっすら関わっていたときにお名前を見知ったと記憶してます.更新頻度の高いブログもずっと見ていました.また,id:sabarya から「システムの仕事がしたいと言いながら辞めていったんだよ」というようなことも聞きました(正確な言い回しは失念).そうして,同じような想いを持った人間として,面識もないのに勝手に共感しちゃって,いつかお会
お茶の水女子大学附属図書館のLiSA(Library Student Assistant)の活動ブログです。LiSAは、LiSAメンバーと図書館スタッフの協働による図書館活性化のための活動です。 LiSAの皆さま リームリーダーのもりです。 三田さん、11月の企画展示の件、ご連絡ありがとうございました! --------------------------------------------------------------- ・11月の企画展示 11/11からラウンジ横のガラスケースでLiSA企画の展示を行う。展示のコンセプトとして、9月に島根大学で行われる大学図書館が参加するシンポジウムで、LiSAの十枝さんと小野寺さんがLiSAの取り組みについて発表されるので、その活動報告およびLiSAの紹介を行ってはどうかという案がでている。 もしなにかほかに展示企画をお考えの方がいれば、8/3
あまりに暑いのでちょっと怪談を。 今のような仕事のやり方をする前、いわゆるシステムインテグレータに所属していた。まあ、呼び方はいろいろあるのだろうけれど、一番長いこと仕事にしていたのは、いわゆる「火消し」。問題プロジェクトにがあると、プロジェクトに投入されるという役どころだ。まあ投げ込まれるのは大変だけれど、いろいろなものを見ることができた。 投入されたプロジェクトは多種多様だけれど、たいていの場合、すぐに問題があるようには見えない。みんな忙しそうに働いているし、大きな開発プロセスの問題もない。粛々と作業がすすんでいるように見える。でも、クライアントと管理職は怒っている。怒っているから、いろいろな作業が追加されて、メンバーはどんどん忙しくなる。 しばらく見ていると、プロジェクトには必ずある種類の人がいることに気がつく。みんなに頼りにされていて、なにかあると彼(彼女の場合もあるよ、もちろん)
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