学生主体の憩いの場―山口大学総合図書館「りぶカフェ」 山口大学総合図書館の入口を右に進むと,「りぶカフェ」がある。エプロンを着けた学生が笑顔で出迎えてくれる。L字型のスペース(108平方メートル)に,テーブル席とカウンター席あわせて65席が設けられている。天気のいい日には,オープンテラスも利用できる。 「図書館に学生主体の憩いの場を」という理念のもと,2014年1月8日,山口大学総合図書館にりぶカフェがプレオープンした。このカフェの特徴は,なんといっても企画から運営まで学生が主体的に行っていることだ。 りぶカフェ誕生のきっかけは,当館の耐震改修工事である。当館では2012年10月に,滞在型図書館の機能充実と図書館のさらなる活性化のため,飲食可能なスペースを新設することを決定した。そこに,図書館専門委員会委員の経済学部教員を通じて,学生によるカフェの企画が持ち込まれた。 りぶカフェの運営団体