首相は「学校を介し、子どもから高齢者に感染が広がるのを防ぎたい」と一斉休校を持ち出した。藤原氏が「準備期間が短すぎます」と難色を示すと、首相は「混乱は覚悟の上だ」と封じた。萩生田氏は「非正規の母親は仕事を休めない」と疑問を挟んだ。同席していた首相側近の今井尚哉首相補佐官が「救済のための財政措置を考えます」と引き取った。 2日前。官邸では今井氏の主導で一斉休校が議論された。まだ感染者ゼロの地域も多く、菅義偉官房長官は「やり過ぎだ」と反対した。今井氏らはとりあえず矛を収めたが、秘密裏にシナリオを練った。 27日の協議に菅氏は呼ばれなかった。「結論ありき」の協議は30分で終わった。同日夜、首相は3月2日からの全国一斉休校を要請すると表明した。 ■ そもそも休校は感染防止の科学的根拠に乏しい政治判断だった。 政府の専門家会議メンバーによると、休校については2月24日の会合で「仮の話」として議論した
水没した川崎市市民ミュージアムの収蔵品救出が完了。応急処置を経て数年をかけ修復へ2019年10月の台風19号により、収蔵庫への浸水と収蔵品の被害が確認された川崎市市民ミュージアム。昨年より収蔵庫からの救出や修復作業が続いてきたが、6月19日に被災収蔵庫からの救出が完了した。 収蔵庫から運び出された考古資料 提供=川崎市 2019年10月の台風19号(令和元年東日本台風)により、9つの収蔵庫への浸水被害を受けた川崎市市民ミュージアム。昨年10月より被災した収蔵庫から収蔵品を運び出す作業が続いていたが、6月19日にすべての収蔵品の搬出が完了した。 収蔵庫から作品を移動するための梱包作業 提供=川崎市 運び出された同館の収蔵品は、民俗・考古分野から写真・マンガ・グラフィック・映像分野に及ぶ約22万9000点。腐食の進行を防ぐために、市民ミュージアム前に設置された冷蔵・冷凍コンテナにて保管され、虫
「おそらく書いた本人は、来たひとに心おきなくくつろいでもらうためのちょっとしたコツ、みたいなつもりなんだろうけど、読むひとが読んだら「ここでは死ぬ気でくつろげ!」「全身全霊をこめてリラックスしろ!」「オレの言うとおりに完全に自由に過ごしていいからな!」みたいにとられてしまう可能性がある。」 そういう感じをその方は「obsessive」=「クドい」という言葉で考えられていて、「あ、ディスられたかな」とかちょっソワソワしたのだけど、そのあとで「ただしその結果として、この空間には、ほとんど小津安二郎的と言うほかない強制された弛緩、ないしはもっとも弛緩した強制状態が存在しえているのだから」とあり、さらには「わたしたちは何度でも何度でも、その場所へと立ち還らなくてはならないだろう」という言葉とともに締めくくられているのだから、肯定してくださっている、もしくは「いや俺は別段いいと思うけど、これ危うくな
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2020年6月15日、英国のJiscは、デジタルコレクション購入に関する出版社との契約交渉に携わる図書館員向けのガイドとして、“Purchasing digital archives:Guidelines for librarians when negotiating with publishers”を公開したことを発表しました。 英国の高等教育機関において、一次資料をアーカイブしたデジタルコレクションは学習・教育・研究の場で活用が進んでいます。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で教育のオンライン化が進展したため需要がさらに増加することが見込まれる一方、感染症がもたらした機関への財政的影響を受ける可能性も懸念され、大学図書館・研究図書館による経済的に持続可能なデジタルコレクション提供の重要性はこれまで以上に高まっています。 過去の調査によると、英国の半数近くの大学図書館・研究図書館では、こ
2020年6月17日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州のロイヤルBC博物館が、同州の先住民族に関する写真のデジタル化画像約1万6,000点を公開したと発表しています。 デジタル化されたものは、1800年代後半から1970年代に撮影された写真で、デジタル化前には、言語別に整理され館内の木製のインデックスカードの引き出しにおさめられていました。 2018年5月に開始され2020年4月に終了した、インデックスカードに取り付けられている写真のデジタル化作業では、撮影されている場所・人・物に関して詳細に書かれている写真裏面の撮影も行われており、同写真が閲覧できるデータベースでは、被写体となっている先住民の名前から検索することもできると説明されています。その他、同館では、同州の先住民族の代表に会って、デジタル化された画像を収めたUSBドライブを提供しています。 また、同館は、同館の先住民諮問擁護委員
2020年6月23日、株式会社カーリルが、様々な事情で図書館へ来館できない人に本を届ける「レターパックプロジェクト」を行うことを発表しました。 同プロジェクトは、同社のプロモーション展開を各種図書館で行うために最大3,000枚のレターパックを図書館等に提供するもので、全国商工会連合会による小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>を活用して行われます。 レターパックの利用目的には、図書館に来られない人への郵送や返却、相互貸借サービスのための図書館間での資料送付、新型コロナウイルス感染症再流行時の郵送貸出サービスのための備蓄が挙げられています。 対象は全ての図書館であり、利用する際には、カーリルのフライヤーを同梱すること、目的外使用をしないことが求められるほか、送付先リストを補助金の報告書として全国商工会連合会に提出するとしています。なお、送付先リストとはあくまでレターパックの送り先を記載
オープンアクセスの査読誌PLOS ONEに、2020年6月5日付けで、オープンアクセス誌を発行する出版者について調査した論文” Open access publishers: The new players”が掲載されています。 論文では、DOAJシールが付与されたオープンアクセス誌を刊行する出版者とAPCについて調査が実施されています。調査では、DOAJシールが付与されたオープンアクセス誌において、一部商業出版社が大きな割合を占めることが報告されています。特にSpringer Natureはジャーナル件数では全体の35%、論文件数では全体の65%を占めています。APCについては、医学分野のオープンアクセス誌が最も高額であることが報告されています。一方、27%のオープンアクセス誌はAPCを要しません。 著者らは、学術コミュニケーションシステムを制御しかねない商業出版社による寡占の存在を指摘
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