東京オリンピック・パラリンピックの競技会場や選手村などで活動するボランティアおよそ8万人のうち、辞退者がおよそ1万人に上っていることが大会組織委員会への取材でわかりました。 大会組織委員会は、背景にコロナ感染への懸念や大会延期による環境の変化があると見ていて、ボランティアにオリンピックとパラリンピックの活動を兼務してもらうなどの対応を取り、大会運営には問題がないとしています。 組織委員会は、東京大会の競技会場や選手村などで活動する「フィールドキャスト」と呼ばれる大会ボランティアおよそ8万人を採用していましたが、ことし2月の森前会長の発言をきっかけに辞退者が相次ぎました。 その後もコロナ感染への懸念や転勤といった環境の変化を背景に、辞退者の数が1日までにおよそ1万人に上っていることがわかりました。 これについて組織委員会の武藤事務総長は「スケジュール表を見て活動が難しいと思う人もいたと思う。
文学通信|多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出す出版社 日本語・日本文学の研究書を中心に、人文学書全般を刊行する出版社、文学通信のブログ。 文学だけにこだわらず周辺領域も含め、意欲的に刊行していきます。 出版活動と同様に、webでも積極的に活動することで、多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出していきたいと思います。 〒113-0022 東京都文京区千駄木2-31-3 サンウッド文京千駄木フラッツ1階101 電話03-5939-9027 FAX03-5939-9094 info@bungaku-report.com インボイス登録番号:T4011501023591 ホーム ブログ 【締切延長】日本近世文学会シンポジウム「デジタル時代の和本リテラシー」申込者500名超え。好評につき申込締切を6月10日(木)お昼12時まで延長。一般無料です。 研究会情報です。 ●公式サイトは
東京オリンピック・パラリンピックでは大会組織委員会が募集する「大会ボランティア」、東京都などが募集する「都市ボランティア」を合わせて10万人以上が活躍する見通しだ。ところが、日本在住の社会学者で大会ボランティアに応募したバーバラ・ホルトス・ドイツ日本研究所副所長は「新たな災害ボランティアのようにすら思える」と話す。真意を尋ねた。【聞き手・田原和宏】 副所長として日本に赴任したのが2018年。「2 Years to Go(開幕まであと2年)」のキャンペーンが盛り上がり、その年9月から史上最大規模のボランティア募集が始まりました。「一生忘れられない夏に、きっとなる。」という都市ボランティアのキャッチフレーズもあって、ボランティアに応募しました。一生に一度の経験になると思いましたし、社会学者としても五輪がどのように運営されるのか興味がありました。
イタリア・ベネチア大学教授、ローザ・カーロリさん(61)が早稲田界隈(かいわい)をくまなく歩いて街と歴史をつづった「土地の記憶から読み解く 早稲田」(勉誠出版)を出版した。神田川を挟んだエリアを「江戸・東京のなかの小宇宙(ミクロコスモ)」と位置付け、深い「早稲田」を描いている。 ローマ出身。専攻は日本近現代史、沖縄史など。ローマ大で源氏物語や近現代の日本文学作品、日本史などを学び、一九八四年、初来日。九〇年代に早稲田大で学び、帰国。二〇〇八年には法政大国際日本学研究所の客員所員、一八年には同大江戸東京研究センターの客員研究員として招かれた。 〇一年以降は「水の都」として知られるベネチアで暮らす。「公共の乗り物は運河を走る船だけ」(カーロリさん)で、自然と歩く習慣が身に着いた。約三十回を数える訪日時も早大近くのゲストハウスを拠点に街を歩き回り、次第に早稲田界隈が研究の対象に広がった。
上海外国語大学の日本語学科は1959年に成立して以来、ずっと日本語教育に力を注いできました。それで、1990年代半ばごろまでは、日本語教材の編纂、日本語教授法、日本の文学作品の翻訳などがメインでした。1970年代の『上海市大学教材 日本語』、1980年代の『大学教材 日本語学部用 日本語』、1990年代の『新編日本語』、そして21世紀に入ってからの『日本語総合教程』などの教材シリーズはいずれも中国の日本語教育界で広く使われてきた教科書です。 2000年以降、新入教師が博士号の取得者でなければならないという政策が出てから、本格的な研究が徐々に進んできました。最初は依然として、日本語学、日本近現代文学の研究が多かったですが、日本の経済、社会、教育、大衆文化、古典文学などの分野の研究が徐々に増え、2015年、教育部認可の日本研究センターが設立されて以来、日本の歴史、日中関係などの分野の研究も大き
慰安婦を象徴する少女像がドイツの首都ベルリンに設置されて半年がたつ。日本側の反発を受けて地元の区当局はいったん撤去を検討したが、韓国系市民団体などの設置継続を求める声に押され、当初の予定通り1年の期限付きで残ることが決まった。現在、ドイツで像はおおむね受け入れられている。その背景に、戦後補償問題において世界的に「優等生」と目されるドイツ自身が、戦時性暴力には十分向き合ってこなかった意外な事実があることを知った。 ベルリンの公有地に像が設置されたのは2020年9月。日本側は反発し、地元のベルリン市ミッテ区長は翌10月、「日韓間の複雑な歴史対立を扱うのは適切ではない」と設置者に像撤去を求めた。これに対し、韓国系住民だけでなく、女性団体や芸術家、大学教授らが「言論の自由、芸術の自由の侵害だ」と反対した。さらに区議会が12月、「戦時下性暴力に関する議論のきっかけ」になるとして像の永続的な設置を検討
今夜は慶應義塾ミュージアム・コモンズのシンポジウム「KeMCo国際シンポジウム|本景——書物文化がつくりだす連想の風景」を 拝聴して勉強させていただいた。 前大英図書館収書・司書部長のクリスチャン・イエンセン氏、トロント大学の中世英文学教授、アレクサンドラ・ギレスピー氏、オクスフォード大学ボドリアン日本研究図書館長のアレッサンドロ・ビアンキ氏という豪華な海外メンバーに加えて、日本からも松田隆美氏、佐々木孝浩氏、徳永聡子氏、という豪華メンバーに加えてディスカッションは本間友氏が仕切るという、慶應大学の盤石さを感じさせる素晴らしい構成のシンポジウムだった。 ベンヤミンのアウラを媒介としてミュージアムと図書館における価値の在り方の違いを明快に示した冒頭のイエンセン氏の講演は、このシンポジウムのみならず、ミュージアム・コモンズや、さらに、議論の場の形成に課題を抱える日本のデジタル・アーカイブにヒン
This course offers students an introduction into discourses about Japanese culture. It is designed to give an overview of key texts and concepts between the late Meiji-period until the present in international perspective. Students can expect to come out of the course better prepared to engage in an informed discussion about international discourses about Japanese culture and the challenges for fu
「尾張國養老元年之図」は江戸時代の創作という説が濃厚ですが、江戸時代は知識人層が過去の景観に興味を持ち出して「考証図」と呼ばれる景観復原図を多く作った時代でもあります。例えば森幸安が古代中世の京都を復原した「中古京師内外地図」など… https://t.co/P4bOtQBLan
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