オスタップ・スリヴィンスキー作、ロバート キャンベル訳著『戦争語彙集』(岩波書店、2023年)を読む。 戦時下にある、ウクライナの都市リヴィウの人々の、生の「ことば」を集めたもの。後半に、キャンベル氏が現地に渡って、実際に街を歩き、ことばを残した人々へインタビューを行った手記が付けられている。 無人機を何機撃墜、ミサイルが何発着弾という、新聞で読む戦局の報道。 何人が死亡、何人が負傷という、ニュースで見る被害状況。 戦争というものを、私たちはそういった破壊の情報でしか、どうしても捉えられない。 しかしそのような状況の背後に、戦時下に生きている人たちの、一見普通の生活があることは、なかなか想像できない。 いや、何十年も前の戦争の手記であるならば読んだことがある。だが、理解はすることはできても、その本質をどれだけ理解できていたのだろうと、いまこの本を読むと疑ってしまう自分がいる。それは、ことば
2月4日投開票の京都市長選で、日本維新の会が元市議村山祥栄氏(45)の推薦を取り消す方向で調整していることが11日、複数の関係者への取材で分かった。村山氏の資金管理団体が
8月24日、NAIST-STELLA プログラム(https://sites.google.com/view/naist-stella/)サイトビジットの一環として、プログラム参加の高校生38名、関係者12名、合計50名の皆さんが本センターを訪問されました。NAIST STELLA プログラムは高校生・高専本科生を対象に、多彩な講義・演習・サイトビジット等を通じて、科学技術と探究・研究を学ぶ教育プログラムです。日文研も協力機関として参画しています。 はじめに、関野樹教授(総合情報発信室室長)より挨拶と日文研の紹介があり、そののち参加者は2グループに分かれ、図書館職員による館内見学や光平有希助教(総合情報発信室)による解説のもと、複数の現物貴重資料やデータベースでデジタル資料を鑑賞しました。学生たちは西洋における日本地図の基本形として、17世紀半ばまで強い影響力を及ぼしたオルテリウス「テイセ
立川正憲 オーラル・ヒストリー 第1・2回 公開 奥野惠 オーラル・ヒストリー 第1・2回 公開 出光真子 オーラル・ヒストリー 公開 末永蒼生 オーラル・ヒストリー 第1・2回 公開 熊谷寿美子 オーラル・ヒストリー 第1・2回 公開 シンポジウム 「戦後日本美術の群声」 2017年7月9日 日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴは、美術の分野に携わってきた方々にインタヴューを行い、口述史料として収集・保存している団体で、2006年に美術史の研究者や学芸員によって設立されました。以来、継続的にインタヴューを行い、口述史料として収集しています。本サイトでは、そのインタヴューを書き起こした文章および一部映像記録をオーラル・ヒストリーとして公開しています。 もっと詳しく
Y字路-。現代美術家の横尾忠則が繰り返し描き、「到達したものではない。向こうからやってきた」(画集「Y字路」)と言わしめたモチーフだ。鋭く二股に分かれた道路が織り成す景色は数々のアニメにも登場し、X(旧ツイッター)には各地の写真が続々と投稿される。 人々を魅了してやまないY字路。その密集地帯が京都市左京区、鴨川デルタの東側にある。なぜ、そんな場所に? 舞台は京都大と出町柳駅に挟まれた吉田、田中の両地域にまたがる半径500メートルほどのエリア。案内役を引き受けてくれたのは、京大の大学院生で地理学を専攻している重永瞬さん(26)=上京区=だ。 ガイドツアーを手掛ける「まいまい京都」(事務局・右京区)で6年前から活動している。事務局によると、「Y字路天国・吉田」と銘打った重永さん考案の町歩きコースは、マニアックなテーマにもかかわらず毎回満員に。京都通をうならす人気プランの一つだという。 さあ、出
9月28日夕方に専修大学で日本出版学会出版産業研究部会主催の大場博幸氏(日本大学文理学部)の「公共図書館の所蔵および貸出は新刊書籍の売上にどの程度影響するか:解説と補足」と題するセミナーが開かれて出席した。これは、『日本図書館情報学会誌』掲載の同氏の論文を元にするもので、すでにそれについてはこのブログで触れたが論文自体についてはコメントしていなかった。論文はまだエンバーゴ期間中であって、会員であるか、図書館に行かないと読めない。 大場博幸「公共図書館の所蔵および貸出は新刊書籍の売上にどの程度影響するか:パネルデータによる分析」日本図書館情報学会誌/69 巻 (2023) 2 号 大場氏の論文は、ある程度こうした計量的な分析に慣れていないとなかなか読みこなすのは難しいものだが、私も含めて一般の人にも分かりやすい解説がされていてありがたかった。約1時間の解説はいずれ動画として公開されるそうなの
Q 1 高年齢雇用継続給付の受給資格を教えてください。 Q 2 高年齢雇用継続給付の支給を受けることができる期間はいつまでですか。 Q 3 高年齢雇用継続給付の支給要件を教えてください。 Q 4 高年齢雇用継続給付の支給対象期間とは何ですか。 Q 5 高年齢雇用継続給付の受給手続には何が必要でしょうか。また、どこで手続きをすればよいのでしょうか。 Q 6 高年齢雇用継続給付の支給申請は、被保険者本人が行うのでしょうか。 Q 7 高年齢雇用継続給付における「各月に支払われた賃金額」とは何ですか。 Q 8 高年齢雇用継続給付の支給額はどのように計算されるのですか。 Q 9 高年齢雇用継続給付は、1か月でどの程度もらえるのか、例示の金額でもいいので教えてください。 Q10 高年齢雇用継続給付はどのくらいで口座に入金されますか。 Q11 以前働いていた A 社では、8年間雇用されていました。 この
「今後の研究・論文出版の在り方を考えた時,論文を発行している研究者コミュニティの問題としてとらえざるを得ず,OA化の議論は,学会をこれからどうしたいか,どう変えていくかとの命題に変わっていく」。こう発言したのは,長年オープンサイエンスやオープンアクセス(OA)化の推進に尽力してきた林和弘氏だ。学会の在り方をも変えてしまうほどに大きな影響力を持つようになった研究・論文出版を取り巻く問題は,今後どうなっていくのか。弊紙連載「オープンサイエンス時代の論文出版」(2023年5月~,全5回)の総まとめとして,連載を執筆した大隅典子氏と共に議論していく。 大隅 従来の研究・論文出版を取り巻く問題は,購読費の高騰による施設単位で購読可能なジャーナル数の減少が引き起こすインプット面での問題が中心でした。しかし現在,これらの問題に加えて論文掲載料(APC)の高騰に伴った論文出版というアウトプットの部分にまで
4月9日に投票が行われた愛知県議会議員選挙に、脳性まひで重度の障害がある男性が立候補しました。 しかし障害がある人が選挙を戦うには思わぬ壁がありました。 (名古屋放送局 記者 堀之内公彦) 1%でも可能性があるなら 「加藤啓太です。よろしくお願いします」 車いすで演説を始めたのは、愛知県議会議員選挙に立候補した加藤啓太さん(35)です。 障害のため、ことばをはっきり発音できませんが、ゆっくりひと言ずつ声に出して、道行く人たちに呼びかけました。 加藤さんは生後3か月のときに原因不明の窒息により、脳に重い障害が残りました。 当時、医師からは「生きられて5年。体は99%回復不可能」と告げられたといいます。 しかし「少しでもよくなる可能性があるなら」と厳しい回復訓練に取り組んだ結果、腕や手を少し動かせるようになり、電動車いすで生活できるようになりました。 2012年 ロンドンパラリンピック 10代
シリーズ大学の教授法 玉川大学出版部, 2015.12- タイトル読み シリーズ ダイガク ノ キョウジュホウ
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