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ブックマーク / www.igaku-shoin.co.jp (19)

  • 新たな研究・論文出版体系の確立を(大隅典子,林和弘) | 2023年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    「今後の研究・論文出版の在り方を考えた時,論文を発行している研究者コミュニティの問題としてとらえざるを得ず,OA化の議論は,学会をこれからどうしたいか,どう変えていくかとの命題に変わっていく」。こう発言したのは,長年オープンサイエンスやオープンアクセス(OA)化の推進に尽力してきた林和弘氏だ。学会の在り方をも変えてしまうほどに大きな影響力を持つようになった研究・論文出版を取り巻く問題は,今後どうなっていくのか。弊紙連載「オープンサイエンス時代の論文出版」(2023年5月~,全5回)の総まとめとして,連載を執筆した大隅典子氏と共に議論していく。 大隅 従来の研究・論文出版を取り巻く問題は,購読費の高騰による施設単位で購読可能なジャーナル数の減少が引き起こすインプット面での問題が中心でした。しかし現在,これらの問題に加えて論文掲載料(APC)の高騰に伴った論文出版というアウトプットの部分にまで

    新たな研究・論文出版体系の確立を(大隅典子,林和弘) | 2023年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    egamiday2009
    egamiday2009 2024/01/12
    「「査読を通らなければ出版できない世界は,インターネットが普及した今の時代に適しているのか?」ということです。むしろ,まずは論文を共有・公開して,出版後に査読のようなフィルタリングを行う機能が」
  • 他者理解を促すためのブックガイド(3)介護小説としてカフカ『変身』を読む(小川公代) | | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    ある朝,目覚めてみると虫のような姿に変身してしまっていたグレゴール・ザムザと彼の家族との関係がリアルに描かれた『変身』(1915年)は,フランツ・カフカの代表作である。ドイツ語から邦訳した多和田葉子は,この小説を,「読み返す度にこれまで見逃していた細部が浮かび上がってきて,全く別の物語を結ぶ作品」と評し,「今回は介護の物語が読めてしまった」と書いている1)。突如としてザムザが変身して部屋から出られなくなったことで,「一家の稼ぎ手が逆に介護される立場にな」ってしまうからだ1)。 そういう視点から読んでみると,確かに,従来の解釈であった「虫」や「毒虫」のザムザというより,「介護が必要になった」ザムザが浮かび上がる。彼が変身してしまった生き物は原書では“Ungeziefer”と表現されているが,多和田はこのドイツ語をそのままカタカナの「ウンゲツィーファー」と表記した上で,括弧内に「生け贄にできな

    他者理解を促すためのブックガイド(3)介護小説としてカフカ『変身』を読む(小川公代) | | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    egamiday2009
    egamiday2009 2022/12/20
    “従来の解釈であった「虫」や「毒虫」のザムザというより,「介護が必要になった」ザムザが浮かび上がる…家族はザムザの弱った状態を理解せず,邪魔者扱いする。”
  • 文献渉猟いとをかし | 2021年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    対談・座談会 清田 雅智,陶山 恭博 2021.08.02 週刊医学界新聞(通常号):第3431号より 歴史とは現在と過去との対話である――(E.H. カー『歴史とは何か』岩波新書,1962年)。 確立された医学知識の背景には,先人の知見と新規性を証明する精緻な作業の積み重ねがある。未解明の事象に挑んだ偉人たちの英知は,身体所見や症状の発見者の名前にちなむエポニム(Eponym)として,現代を生きる私たちの間にも息づいている。 文献から歴史を解き明かす手法は臨床疑問の解決や自己研鑽にどう生きるのか。臨床医の清田雅智氏と陶山恭博氏の2人が,文献学(Philology,註1)にヒントを得た医学文献の探索手法と,その醍醐味を語る。 目当ての文献を探して文字を追い,求めた記述が視界に飛び込めば,誰しもきっと胸が高鳴るはずだ。さあ,文献の向こうに立つレジェンドたちとの“対話”を始めよう! 陶山 初期

    文献渉猟いとをかし | 2021年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
  • 新型コロナウイルス感染症アウトブレイクの記録  | 書籍詳細 | 書籍 | 医学書院

    はじめに 2020年3月、永寿総合病院で発生した新型コロナウイルスの大規模な感染拡大(アウトブレイク)により、最終的に患者様、病院職員の200名以上が感染し、43名の患者様がお亡くなりになりました。お亡くなりになった患者様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。 院内感染が判明してから、当院を取り巻く環境は一変しました。今まで当たり前に行っていた業務が、この日を境に大きく変化しました。このような経験は、誰にとっても初めての出来事でした。 しかも、相手は新型コロナウイルスという未知のウイルスです。感染制御部を中心に、とにかく感染を広げない、そして自分もうつらないよう、手探りのまま対応するしかありませんでした。先が見えず、当に収束を迎える日がくるのだろうかと途方に暮れたこともあります。結局、アウトブレイクが収束し、外来診療を再開するまでには、2か月以上を要しました。 その後も、他の病院や施設で新

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  • 医療者が陥りがちな6つの罠 | 2021年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    患者さんの話を聞くことは医療者の基的なかかわりです。しかし最近の研究では,半数以上の医療者が患者さんに受診の理由を尋ねる機会を設けておらず,また尋ねたとしても患者さんの話を途中で中断させてしまうことが報告されています1)。この報告によると医療者が患者さんの話を遮るタイミングは開始から3~234秒(中央値:11秒)でした。話を遮ることは正確な診断と治療のために必要な場合もあります2)が,少なくとも患者さんの話を医療者が数秒聞いただけで遮ってしまう場合は双方にとって良い結果にならないでしょう。医療者と患者さんのコミュニケーション不足は再入院のリスク因子の一つだとする報告もあります3)。 そこで稿では医療者が陥りがちな,患者さんとの初期段階での関係悪化を引き起こす,コミュニケーションの6つの罠(表)4)を紹介します。 患者との関係を悪化させるコミュニケーションの罠 1)アセスメントの罠 医療

    医療者が陥りがちな6つの罠 | 2021年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    egamiday2009
    egamiday2009 2021/02/16
    これはレファレンス演習で取り上げるべき。
  • 新春随想 2021 | 2021年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    寄稿 日比 紀文,喜田 宏,國井 修,島袋 香子,カール・ベッカー,中村 美鈴,村垣 善浩,阿部 彩,菅野 武,紅谷 浩之,中垣 恒太郎,榎木 英介 2021.01.04 週刊医学界新聞(通常号):第3402号より 基礎と臨床をつなぎ炎症性腸疾患の克服をめざす 日比 紀文 北里大学北里研究所病院 炎症性腸疾患先進治療センターセンター長 消化器病学は,腫瘍,炎症および機能性疾患の3分野に大別される。そのうち腫瘍分野においては,内視鏡など医療機器の発達も相まってその診断および治療への日の医師の貢献は素晴らしいと感じている。しかし私は炎症分野での活動を通して,臨床医学における国際性さらには指導力という面ではまだまだ自分たちの力不足を痛感している。 潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患は,日では稀少疾患と考えられていたものの患者数は増加の一途をたどっている。原因はいまだ解明されていないが

    新春随想 2021 | 2021年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    egamiday2009
    egamiday2009 2021/01/11
    「日本は今まさに高齢者の多死時代…死別に直面し,その死別悲嘆は日本社会に多大な影響を及ぼすだろう。具体的には,生産と消費の低下,身体的・精神的な不調や疾病」
  • 新型コロナウイルス感染拡大と図書館の在り方 | 2020年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

     図書館情報学の窓から 「図書館情報学」というあまり聞き慣れない学問。実は,情報流通の観点から医学の発展に寄与したり,医学が直面する問題の解決に取り組んだりしています。医学情報の流通や研究評価などの最新のトピックを,図書館情報学の窓からのぞいてみましょう。 [第12回(最終回)]新型コロナウイルス感染拡大と図書館の在り方 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授) (前回よりつづく) 前々回(第3363号)で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する研究成果公開の在り方を取り上げましたが,その当時から感染拡大は急激に進み,外出・移動の制限や施設の閉鎖等の措置を取る国・地域も増えてきました。日でも感染拡大の瀬戸際である,と言われる状況が続いています。 大学や図書館がサービスを縮小したり,閉鎖したりせざるを得ない例も増えており,国際図書館連盟(The Internation

    新型コロナウイルス感染拡大と図書館の在り方 | 2020年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/06/16
    “日本語資料を用いた研究や多くの資料を見ながらの教育は,紙の本にアクセス可能な図書館なしには成立し得なかった…国内では何とかなってきたので,ほとんど放置されてきました”
  • ハゲタカ雑誌の論文を「査読している」のはどんな人? | 2020年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

     図書館情報学の窓から 「図書館情報学」というあまり聞き慣れない学問。実は,情報流通の観点から医学の発展に寄与したり,医学が直面する問題の解決に取り組んだりしています。医学情報の流通や研究評価などの最新のトピックを,図書館情報学の窓からのぞいてみましょう。 [第11回]ハゲタカ雑誌の論文を「査読している」のはどんな人? 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授) (前回よりつづく) 2020年3月11日,プレプリントサーバbioRχivに,ハゲタカ雑誌の論文を「査読」しているのはどんな研究者かを調査した論文,「Who reviews for predatory journals? A study on reviewer characteristics」1)が掲載されました。著者はスイス国立科学財団(Swiss National Science Foundation:SNSF)の研究

    ハゲタカ雑誌の論文を「査読している」のはどんな人? | 2020年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/06/16
    “勧誘が鬱陶しくてサービス品質が悪くて若手研究者でも構わず査読を依頼してくるだけのただの査読誌になるのですが……。 ”
  • 医学書院/週刊医学界新聞(第3363号 2020年03月16日) [第10回]新型コロナウイルスに関する研究データ・成果オープン化の動向 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授)

     図書館情報学の窓から 「図書館情報学」というあまり聞き慣れない学問。実は,情報流通の観点から医学の発展に寄与したり,医学が直面する問題の解決に取り組んだりしています。医学情報の流通や研究評価などの最新のトピックを,図書館情報学の窓からのぞいてみましょう。 [第10回]新型コロナウイルスに関する研究データ・成果オープン化の動向 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授) (前回よりつづく) 新型コロナウイルスに関しては稿執筆時点(2020年2月第3週)で日々,新たな情報が報道されている状況です。2月が流行のピークだ,とする説も出ていますが,掲載される3月時点ではどうなっていることでしょうか。紙読者・関係者の方々の中にも感染拡大のい止め等のために活動されている方もいることと考えられ,医療従事者の皆さんには一市民として頭が下がるばかりです。 社会問題としての側面はもちろんのこと,

    医学書院/週刊医学界新聞(第3363号 2020年03月16日) [第10回]新型コロナウイルスに関する研究データ・成果オープン化の動向 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授)
  • 定義なくして闘えない ハゲタカ雑誌を定義する試み | 2020年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

     図書館情報学の窓から 「図書館情報学」というあまり聞き慣れない学問。実は,情報流通の観点から医学の発展に寄与したり,医学が直面する問題の解決に取り組んだりしています。医学情報の流通や研究評価などの最新のトピックを,図書館情報学の窓からのぞいてみましょう。 [第9回]定義なくして闘えない ハゲタカ雑誌を定義する試み 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授) (前回よりつづく) Nature誌に2019年12月11日付けで,ハゲタカ雑誌・ハゲタカ出版から学問の世界を守るために,まずはその定義を定めようじゃないか,という研究者や出版関係者らの取り組みを紹介する記事が掲載されました1)。10か国,43人の参加者らが12時間にわたる議論を重ねた結果,たどり着いた定義には,意外なことに(?)「査読の質」も「雑誌の質」も含まれていませんでした。 * 掲載料収入を得るのを目的に,「査読を行って

    定義なくして闘えない ハゲタカ雑誌を定義する試み | 2020年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/06/15
    ハゲタカがほんとに食いに来たのはここか>“真っ当な雑誌においても査読プロセスを十分に透明化できているわけではなく,そうなると雑誌の質や査読の妥当性は主観的すぎて判断基準に含めることは不可能”
  • 査読ゴーストライティングの実態(?) | 2020年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

     図書館情報学の窓から 「図書館情報学」というあまり聞き慣れない学問。実は,情報流通の観点から医学の発展に寄与したり,医学が直面する問題の解決に取り組んだりしています。医学情報の流通や研究評価などの最新のトピックを,図書館情報学の窓からのぞいてみましょう。 [第8回]査読ゴーストライティングの実態(?) 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授) (前回よりつづく) 30代も半ばに入り,ぼちぼち若手を名乗っていられる年齢でもなくなってきたためか,査読を依頼されたり,編集委員として査読を依頼したりする側になることも出てきました。そうはいっても図書館情報学分野はそんなに多くの査読が回ってくるわけではないのでまだ平和なほうですが,医学分野の方に話を伺うと,毎月1とかそれ以上,査読の依頼が回ってくることもあるとか。「よくそんなにできるな……」と感心していたのですが,実は誰もが査読をそんな

    査読ゴーストライティングの実態(?) | 2020年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
  • フェイク情報と図書館の闘い | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

     図書館情報学の窓から 「図書館情報学」というあまり聞き慣れない学問。実は,情報流通の観点から医学の発展に寄与したり,医学が直面する問題の解決に取り組んだりしています。医学情報の流通や研究評価などの最新のトピックを,図書館情報学の窓からのぞいてみましょう。 [第7回]フェイク情報と図書館の闘い 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授) (前回よりつづく) 2016年の米大統領選挙以来,広く認識されるようになったフェイクニュースの問題。日でもソーシャルメディアを介した誤情報・デマの拡散はすっかり社会問題として定着してしまいました。悪質なあおり運転車の同乗者として名指しされた無関係の女性が弁護士を介し声明を発表した事件などは記憶に新しいかと思います。 こうした「フェイク」の性質を検証し,どう立ち向かうかは,さまざまな領域で熱心に研究・議論されているところです。その中で主に米国を中心

    フェイク情報と図書館の闘い | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/06/15
    “もし図書館への信頼が自ら情報を探しているときにしか影響しないものならば,フェイク情報に立ち向かう上では役立たず,という結論になるのかも”
  • Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(後) Plan Sに乗るか否か? | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    図書館情報学の窓から [第6回] Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(後) Plan Sに乗るか否か?  図書館情報学の窓から 「図書館情報学」というあまり聞き慣れない学問。実は,情報流通の観点から医学の発展に寄与したり,医学が直面する問題の解決に取り組んだりしています。医学情報の流通や研究評価などの最新のトピックを,図書館情報学の窓からのぞいてみましょう。 [第6回]Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(後) Plan Sに乗るか否か? 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授) (中編よりつづく) ◆前回(第3341号)のあらすじ 「今,図書館が雑誌の購読料として支払っている金額を全てAPCに振り替えれば,全ての論文はすぐにでもオープンアクセス(以下,OA)にできる」。この理想論を,実際に推し進めていこうとしているのがPlan Sです。 * Plan

    Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(後) Plan Sに乗るか否か? | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/06/15
    「日本の学会誌がPlan Sに準拠していない場合,今まで以上に欧州からの投稿は減ると予想されます」
  • Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(中) オープンアクセスの限界と,打破する方法の模索 | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    図書館情報学の窓から [第5回] Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(中) オープンアクセスの限界と,打破する方法の模索  図書館情報学の窓から 「図書館情報学」というあまり聞き慣れない学問。実は,情報流通の観点から医学の発展に寄与したり,医学が直面する問題の解決に取り組んだりしています。医学情報の流通や研究評価などの最新のトピックを,図書館情報学の窓からのぞいてみましょう。 [第5回]Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(中) オープンアクセスの限界と,打破する方法の模索 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授) (前編よりつづく) ◆前回(第3336号)のあらすじ 主に査読済み論文を「インターネットへのアクセス自体を除く経済的,法的,技術的な障壁なく利用できるようにすること」をめざすオープンアクセス(以下,OA)。夢想にも思われましたが,研究助成機関

    Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(中) オープンアクセスの限界と,打破する方法の模索 | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/06/15
    ビジネスモデルをそつなく固めに来る企業側が何枚も上手に見える、が…「論文発表需要に対して発表の場が飽和しない限り,値上げはジリジリと続きそうです」
  • Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(前) オープンアクセスのこれまで | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    図書館情報学の窓から [第4回] Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(前) オープンアクセスのこれまで  図書館情報学の窓から 「図書館情報学」というあまり聞き慣れない学問。実は,情報流通の観点から医学の発展に寄与したり,医学が直面する問題の解決に取り組んだりしています。医学情報の流通や研究評価などの最新のトピックを,図書館情報学の窓からのぞいてみましょう。 [第4回]Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(前) オープンアクセスのこれまで 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授) (前回よりつづく) 2018年9月,cOAlition Sの設立と同時に発表された計画が,世界の学術情報流通関係者を震撼させました。その計画の名は「Plan S」。研究成果の即時・完全なオープンアクセス(以下,OA)化実現をめざす,有り体に言えば世界中の学術雑誌を「読者(その所

    Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(前) オープンアクセスのこれまで | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/06/15
    “出版者がOA雑誌を創刊・買収したり,追加料金をとって購読型雑誌の一部をOAにする商売を始めたり…この状況を打破すべく出てきたのが,Plan Sです!”
  • medRχivの挑戦 医学分野対象のプレプリントサーバーの登場 | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

     図書館情報学の窓から 「図書館情報学」というあまり聞き慣れない学問。実は,情報流通の観点から医学の発展に寄与したり,医学が直面する問題の解決に取り組んだりしています。医学情報の流通や研究評価などの最新のトピックを,図書館情報学の窓からのぞいてみましょう。 [第3回]medRχivの挑戦 医学分野対象のプレプリントサーバーの登場 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授) (前回よりつづく) 2019年6月5日,医学分野(medical and health sciences)を対象とするプレプリントサーバー「medRχiv」(https://www.medrxiv.org/,図)の設立が発表されました。設立者は米イエール大の研究者らと,生命科学分野のプレプリントサーバー bioRχivを運営する米コールド・スプリング・ハーバー研究所(以下,CSHL),そしてBMJ誌の発行元として

    medRχivの挑戦 医学分野対象のプレプリントサーバーの登場 | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/06/15
    “サイト内の至る所,そして個別のプレプリントにも「これは査読を経ていないプレプリントである」と明示されます”
  • 超略史・図書館情報学と医学 | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

     図書館情報学の窓から 「図書館情報学」というあまり聞き慣れない学問。実は,情報流通の観点から医学の発展に寄与したり,医学が直面する問題の解決に取り組んだりしています。医学情報の流通や研究評価などの最新のトピックを,図書館情報学の窓からのぞいてみましょう。 [第1回]超略史・図書館情報学と医学 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授) 今号より,「図書館情報学の窓から」と題して月1回連載することになりました,同志社大の佐藤翔と申します。連載では医学・生命科学の情報流通や研究評価等の最新トピックについて,図書館情報学の立場から紹介したり切り込んだりします。関心をお持ちいただければ幸いです。 と,いきなり言われても「週刊医学界新聞」読者の方の大半にとって図書館情報学なんて聞いたこともない学問でしょう。一方で図書館情報学の立場からすると,医学・生命科学は重要なお得意様かつ研究フィール

    超略史・図書館情報学と医学 | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
  • 信頼性の高い情報を「探して」「つなぐ」専門図書館と司書/医学書院/週刊医学界新聞(第3080号 2014年06月16日)

    【寄稿】 信頼性の高い情報を「探して」「つなぐ」専門図書館と司書 佐藤 正惠(千葉県済生会習志野病院 図書室/患者図書室あおぞら 司書) 専門職としての図書館司書 読者の皆様は日ごろ図書館をどのように利用されているだろうか。稿では病院図書室の司書の立場から,医学図書館と司書の役割を紹介したい。 そもそも,日の病院図書室は医療法第22条で地域医療支援病院に設置が定められた施設である。臨床研修指定病院では,臨床研修に必要な図書または雑誌を有し,MEDLINE等の文献データベース,教育用コンテンツを整備することが求められている1)。 図書館司書資格は教員免許と同様に,文部科学省が認定する大学で開講される司書課程を履修することで得られる。司書課程では,著作権など関連法規,経営論,選書,分類,レファレンス(参考調査),データベース検索など図書館運営にかかわる業務全般を学び,医学図書館司書はさらに

    信頼性の高い情報を「探して」「つなぐ」専門図書館と司書/医学書院/週刊医学界新聞(第3080号 2014年06月16日)
    egamiday2009
    egamiday2009 2014/06/17
    「PubMedの無料公開は,“PubMedとジャズはアメリカから人類への最大の贈り物”と言われるほど画期的だった」
  • http://www.igaku-shoin.co.jp/misc/311care.html

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