本日,国会図書館納本制度審議会の会合で「納本制度の課題ー発足77年後の変化を見ながら-」のお話しをさせていただいた。いずれ資料や議事録も公開されるのでそこでのやりとりはそちらをご覧いただきたい。この審議会に10年間参加しての思うこととこの場で十分にお話しできなかったことについても交えて,ここで納本制度について11項(+追加3項分)の事項を書いておきたい。(2月28日,3月1日, 3月2日一部改訂) ① 国立国会図書館(NDL)は立法府に所属するのだが,前身の帝国図書館・国立図書館は文部省の下にあったようにナショナルライブラリーの機能をもっていたことについて,図書館について学んだ人なら理解しているだろう。しかし,占領期に国会図書館となることで行政府からはずれて,立法府の機関となった。占領初期のGHQ/SCAP指導の下で,アメリカの連邦議会図書館の制度をそのまま導入したからである。しかし,これ