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ブックマーク / www.minpo.jp (9)

  • それでも本を求める人はいる(2月25日)

    被災地にを送るな、という声が上がっているらしい。混乱の極みにある避難所などに、段ボール箱にや雑誌を詰めて送ったところで、そんなものは誰も読まない、ゴミになるだけだ、という。もっともな批判に聞こえる。しかし、そうした批判の「正しさ」に萎縮して先に進めなくなるのであれば、それはとても不幸なことだ。 わたしは実は、東日大震災のあと、三カ月足らずが過ぎた頃に、関わりのあった岩手県の遠野市で、全国に呼びかけてを送ってもらい、それを被災地に献する運動を始めている。そのときの体験を思い出しながら、書き留めておきたいことがある。 三陸沿岸の村や町からは、いくつもの声が聞こえてきた。を読みたい気持ちはあるが、避難所に届いた段ボール箱を開けると、不要になったや雑誌を詰め込んだのか、避難している人たちが読めるものは少なかった。学校に届けられた箱には、大人向けの週刊誌ばかり、ということがあった。いつ

    それでも本を求める人はいる(2月25日)
  • 5類へ移行したけれど…(5月14日)

    5月8日から、新型コロナの感染症法上の位置付けが2類から5類へと移行した。2020年早春に始まったパンデミックは、3年余りの月日を経て、ようやく一つの区切りを迎えたことになる。感染規模の大きさ、死者数、そして当たり前の生活がこれほどまでの長期にわたって制限されたことは、一つの歴史として刻まれるだろう。 日国内だけで、2020年春から2023年5月頭までの感染者数はおよそ3377万人、感染による死者数は7万4千人を超えている。ちなみに、100年前の大正時代、1918年から1921年に流行したスペイン風邪は、やはり同じ様に3年余り続き、日での感染者数はおよそ2380万人、死亡者数はなんと38万人を超えていた。数字の上では、感染者数は今回のコロナの方がはるかに多く、そして死者数は医療の進化もあって、今回は大きく抑えられたと言える。 今回のコロナ禍の中で、お付き合いのあった方お二人を感染症で見

    5類へ移行したけれど…(5月14日)
    egamiday2009
    egamiday2009 2023/05/15
    “「人々は疲労感から『もう終わるに違いない』という楽観論に走り、パンデミックの記憶を過去へと押しやろうとし、その結果、社会的に弱い立場のコミュニティの死亡率が一般よりも高まった」”
  • 国文研が震災遺構の文書保全 福島県浪江町の請戸小

    請戸小に残されていた文書の保全作業に取り組む西村教授(左) 国文学研究資料館(国文研、東京都)は17、18の両日、東日大震災の震災遺構となった福島県浪江町請戸地区の請戸小に保管されていた文書の保全作業に取り組んでいる。請戸地区は津波で甚大な被害を受け、地域の歴史が残された資料はほとんど流されたが、請戸小の学校文書は無事だった。国文研は町教委と連携し、貴重な資料として活用方法を検討する。 学校文書は明治30年代、昭和40年代の学校沿革史、請戸地区の郷土史など約20冊。地域や学校の歴史が記されており、震災当時は校長室の金庫に保管されていた。津波で水や泥をかぶったが、流されずに残った。 6年ほど前に町教委が金庫から取り出して町役場に保管し、活用法を模索する中、公文書や歴史資料を管理する国文研に相談。国文研は保全作業や文書の解析、歴史書の作成などで町教委と連携することを決めた。 保全作業は国文研

    国文研が震災遺構の文書保全 福島県浪江町の請戸小
  • 書簡が伝える朝河博士 県立図書館で講演会 | 県内ニュース | 福島民報

  • 目録の改訂版刊行 朝河貫一博士資料 福島県立図書館 | 県内ニュース | 福島民報

    県立図書館は、所蔵している二松市出身の歴史学者朝河貫一博士の約二千八百点の資料目録の改訂版を刊行した。没後七十年記念事業の集大成で、早稲田大文学学術院の甚野尚志教授(福島市出身)が書簡などに説明を付け編集した。博士に関する研究の進展に役立てる。 図書館の資料は、博士が教授を務めていた米国エール大と並び膨大な数に上る。資料のほとんどは書簡で、一九九二(平成四)年に目録をまとめたが書簡の相手と日付のリストだけだった。甚野教授が書簡の内容を読み解き、説明を加えた。民主主義や封建制に関する博士の持論や社会の在り方など内容を説明。病気で寝込んだ様子や書籍代金の支払いなど生活を伝える資料もある。 二〇一七年から編集作業を進め、三百部を刊行した。二十三日から県立図書館で貸し出すほか、県内市町村の図書館などに配布する予定。 ( 2019/02/14 09:58 カテゴリー:主要 ) 県立図書館が刊行した

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  • 「新聞縦覧所」坂下で看板発見 明治、大正時代の供覧施設 | 県内ニュース | 福島民報

    新聞の販売網が十分でなかった明治、大正時代に全国に設けられた「新聞縦覧所」の看板が会津坂下町の民家で見つかった。専門家は「極めて珍しい。自由民権運動が盛んだった会津地方は古くから情報に関心が高かったと考えられる」と注目し、創成期の新聞を研究する上で貴重な史料と見ている。  看板は会津坂下町気多宮、無職酒井佳子さん(83)方の土蔵にあった。長さ135センチ、幅27・5センチ、厚さ2センチほどの木製。「坂下協会 新聞雑誌縦覧所 気多宮支処」という文字が毛筆で書かれていた。  一般的に、縦覧所は公費で買い上げた新聞を置き、読みたい人に供覧させた施設。私費で購入した新聞を置いた縦覧所もあったとされる。酒井家の土蔵にはかつて、大量の新聞が保管されていたとされるが、実際に縦覧所が設置されていたのかは分かっていない。  新聞史に詳しい春原昭彦上智大名誉教授(ジャーナリズム史)は「看板の実物は初めて見た。

  • 【民俗芸能存続危機】浜通り127団体連絡取れず 月末から県支援 届かぬ恐れ | 東日本大震災 | 福島民報

    東日大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で存続の危機にある浜通りの民俗芸能団体の現状把握が難航している。県が実施したアンケートで、348団体のうち、3割強の127団体から回答がなく、連絡が取れていない。県は民俗芸能は地域住民のコミュニティー維持に不可欠として、今月末から専門家らによる総合的な支援に乗り出すが、支援がどこまで行き届くかは不透明だ。 ■把握困難 県は震災と原発事故後の民俗芸能団体の状況を調査するため、全県を対象に平成25年12月から26年3月にかけて、各市町村教委などを通じて各団体にアンケートを実施した。このうち、浜通りは震災と原発事故前に市町村などが把握していた348団体を対象に行ったが、回収できたのは221団体と63.5%にとどまった。 アンケートは各団体の代表者名または地区長名で郵送したが、届け先不明で戻ってきたケースが少なくなかった。代表者が代わっていたり、連絡先が

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    egamiday2009
    egamiday2009 2013/11/10
    「清水敏男市長は市民との約束に「全ての学校図書館に『図書館司書』を配置する」との項目を掲げた」
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