2014年11月付けで発行された笠間書院のPR誌、『リポート笠間』の第57号のPDFが同社のウェブサイトで公開されています。『週刊読書人』からの転載記事を除いて、全文を閲覧することができるとのことです。 同誌第57号では特集「古典を伝えるということ それぞれの現場から」が組まれているほか、図書館・図書館情報学関連の記事としては早稲田大学の和田敦彦教授によるエッセイ「学会誌電子化・公開の明暗―NII-ELSの事業終了を視野に」が掲載されています。 リポート笠間57号、全文PDF公開します(笠間書院 kasamashoin online、2014/12/3付け) http://kasamashoin.jp/2014/12/57pdf.html リポート笠間 No.57 http://kasamashoin.jp/shoten/report57_all.pdf 参考: 国立情報学研究所(NII)
21世紀に入り、日本はグローバル化する世界の中で「坂道を転げ落ちるように」、その存在感を喪失してきた。「ジャパン・パッシング」と呼ばれるこの趨勢に加え、中国の強大化、経済の空洞化、少子高齢化、格差拡大、そして東日本大震災と福島原発事故により、ますます日本人の不安は増殖し続けている。2020年のオリンピック開催で一時的にこの傾向に歯止めをかけられても、抜本的な対策が立てられないなら趨勢は変わらない。 わが国がこれほどの苦境に陥った最大の理由の一つは、1980年代から始まっていたデジタル革命の決定的な意味を読み誤った点にある。「技術力」と「経済力」に自信満々だった日本は、デジタル技術の可能性を、もっぱら技術革新や市場戦略の面からしか理解しなかった。それが人類の知識にもたらす革命的な変化に気づかなかったのである。さらに私たちは、そうした知識の革命が、世界経済をも呑み込むほどの大変化であることを理
リポート笠間57号より、和田敦彦「学会誌電子化・公開の明暗―NII-ELSの事業終了を視野に」、を公開いたします。 リポート笠間は、小社のPR誌で年2回刊行しています。送料無料・購読料無料。定期購読は随時受け付けています。お気軽にご連絡ください。詳細は以下のページでご確認ください。 https://kasamashoin.jp/report.html ご連絡お待ちしております。 ※定期購読の方へは、11/28頃までに発送いたします。 —————– 学会誌電子化・公開の明暗―NII-ELSの事業終了を視野に 和田敦彦[早稲田大学教授] ▼日本近現代文学、読書論・読者論、メディア論、出版史。『読むということ テクストと読書の理論から』(ひつじ書房、一九九七年)、『書物の日米関係 リテラシー史に向けて』(新曜社、二○○七年)、『読書の歴史を問う 書物と読者の近代』(笠間書院、二○一四年)など。
NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が授与している“Library of the Year”の2014年の最終選考が、2014年11月7日に第16回図書館総合展において開催され、先に優秀賞として発表されていた「海士町中央図書館(島根県)」「京都府立総合資料館」「福井県鯖江市図書館「文化の館」」「NPO法人情報ステーション「民間図書館」(千葉県)」の中から、大賞として、京都府立総合資料館が選出されたようです。 Library of the Year 2014 http://www.iri-net.org/loy/loy2014.html Library of the Year 2014 最終選考会(USTREAM) http://www.ustream.tv/channel/lf2014-site-exhall Library of the Year(Twitter) Library
johokanri.jp 2019 Copyright. All Rights Reserved. The Sponsored Listings displayed above are served automatically by a third party. Neither the service provider nor the domain owner maintain any relationship with the advertisers. In case of trademark issues please contact the domain owner directly (contact information can be found in whois). Privacy Policy
HOMEリポート笠間掲載コンテンツリポート笠間56号[【巻頭インタビュー】国文学研究資料館「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」 いよいよスタート! ◉今西祐一郎×山本和明]、先行全文PDF一挙公開 5月19〜23日頃発送予定です。 『リポート笠間』56号 2014.5.20発行 A5判・並製・64ページ 装丁・笠間書院装丁室 非売品(無料頒布) 『リポート笠間』は年2回発行している小社のPR誌です。 今回は、「国文学研究資料館「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」いよいよスタート! 」と題し、国文学研究資料館の今西祐一郎館長と古典籍共同研究事業センター・副センターの山本和明のインタビューをお届けいたします。その他エッセイに安原眞琴氏の「 「吉原学」序説―映画の報告と共に」。学界時評は、松田 浩×加藤昌嘉×藤巻和宏×水谷隆之×岡﨑真紀子×吉田永弘の各氏で
約2万5000通に及ぶ奈良~江戸時代の文書資料群「東寺百合(ひゃくごう)文書」(国宝)のデジタル画像化が完了し、府立総合資料館(左京区)がウェブサイトで公開している。国内の文化財では最大規模の取り組みといい、同資料館の所蔵であることを明示すれば、自由にウェブや出版物などに掲載できる初の仕組みも導入した。(南暁子) 昨年1月から1年あまりをかけ、文書を所有する府が約2400万円でデジタル化を進めた。サイト(http://hyakugo.kyoto.jp/)では、後醍醐天皇の綸旨(りんじ)(南北朝時代)、織田信長や豊臣秀吉に関連する文書、嵐山周辺を描いた絵図(室町時代)など、東寺(南区)に伝えられてきた約1000年にわたる貴重な資料全約8万画像を順次、公開している。 デジタル画像は、紙の質感や朱筆のにじみ、虫食いの状態まで分かるほどの精度で、和暦や西暦、キーワードから横断的に資料を検索できる機
府立総合資料館は3日から、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の記憶遺産として推薦される予定の「東寺百合文書」(国宝)のデジタルデータを公開するサイトをオープンさせる。英語にも対応させており、「世界中でデータの活用が行われることを願う」と話している。 東寺百合文書は、東寺に伝わる奈良時代から江戸時代初期までの約2万5千通の文書群で、寺院運営に関する記録などから、当時の社会情勢などを知る一級の史料とされる。 府立総合資料館は、府外の篤志家から寄付を受けて、昨年1月からデジタルデータ化を始めた。昨年5月、記憶遺産への推薦が正式に決まると作業を加速化させ、文部科学省がユネスコに推薦書を提出する3月に間に合わせた。 和暦や西暦、キーワードを入力すると、必要な史料を探し出すことができる。データは、3万3千画素で表示され、拡大して和紙の虫食いや、紙に混入した古紙なども細かく観察できる。 データの利用は、府
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く