大量の書籍を電子化(スキャン)し、全文を対象に利用者が検索できるなど、作品を対象にした新しい検索サービスを始めやすくするため、文化庁は、著作権法を改正する方針を固めた。作家ら著作権者に不利益がほとんど生じないよう留意しつつ、著作物の電子化や配信を許諾なしにできる範囲を広げる。 書籍の全文検索サ…
![書籍を電子化→全文検索サービス、著作権者の許諾不要に 文化庁、法改正へ:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9b814857714075506ac7831aaa8cf41f93512e31/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2FAS20170211000339_comm.jpg)
大量の書籍を電子化(スキャン)し、全文を対象に利用者が検索できるなど、作品を対象にした新しい検索サービスを始めやすくするため、文化庁は、著作権法を改正する方針を固めた。作家ら著作権者に不利益がほとんど生じないよう留意しつつ、著作物の電子化や配信を許諾なしにできる範囲を広げる。 書籍の全文検索サ…
過日、弊社の店頭にお客様がお見えになり、お爺さまの本の買い取りを依頼されました。みると明治期の本で内容も面白そう。状態も明治期の本としては装丁が多少傷んでいる程度で、印刷や紙の状態も100年経ったものでは仕方がないと言うものでした。しかし、その時国立国会図書館の近代デジタル・ライブラリーの事が頭をよぎり、お客様にそのサービスについて説明し、安く買うことはお客様に失礼であることも説明しました。 翌日、そのお客様より電話があり、下記の2冊とも近代デジタル・ライブラリーで全ページ閲覧出来ることを知らされました。買わなくて良かったと思うと同時に、今まで大切に保存していた書物を適正な価格で売ることが出来なくなっている現状を痛切に感じました。同時に我々もより高く買い入れて売る機会を失っている状態に憤りを感じました。 「学海探求之指針」 明治21年3月刊行 海軍水路部編 12,519,4p 6図付 発行
米国議会図書館で書籍スキャンシステムの開発に携わっているプログラマーのクリス・アダムス氏が、オープンソースの画像処理・画像認識用ライブラリ「OpenCV」を用いてスキャン書籍から図版だけ抽出する方法を解説している。 アダムス氏は、実験システムにOpenCV、Python(スクリプト言語)、numpy(Python用数値演算ライブラリ)を使用。手動でフィルタ値をスライダー調整しながらイラスト部分の質感を検知する方式のため、全自動とはいかないが、スキャン書籍や新聞などからかなり高精度に図版の抽出に成功したとのこと。 今後これを発展し、デジタル化蔵書の検索ポータルなどの新UI開発に活用したいとのこと。
歴史学研究のためのデジタル・アーカイブ ―情報発見のために必要なものとは― 花園大学:後藤真(ごとうまこと) 1. はじめに 本稿では、情報歴史学の立場から、歴史学研究のためのデジタル・アーカイブの現状・検索モデルの課題を通じてデジタル・アーカイブの利用を考えることとする。事例を具体的にするために歴史学研究に関わるものを対象として選ぶが、そこからさまざまな場面でのデジタル・アーカイブの広範な利用へとつながると考えている(1)。 2. 研究のための情報検索発見手法とその課題 まずは、歴史学研究者が今まで行ってきた情報を検索し、発見し、成果を発表するまでの手法について一般化してみたい。 1.研究目的に即した史料「群」を検索する(2) 2.その史料群を総覧する 3.総覧した中から重要な情報を抽出する 4.課題の変化に応じ、新たな史料群を検索する 5.抽出した史料を再構成、それをもとに論文の叙
2013年5月23日、東京都立図書館が、「TOKYOアーカイブ」を公開しました。東京都立図書館がデジタル化した江戸・東京関係資料の画像およそ16,000点を8つのカテゴリに分けて掲載しており、このうち、「江戸・東京の災害記録」カテゴリでは、安政の大地震や関東大震災など、江戸・東京の災害に関する資料が公開されているとのことです。 「東京都立図書館デジタルアーカイブ(TOKYOアーカイブ)」を開設しました。(東京都立図書館, 2013/5/23付け) http://www.library.metro.tokyo.jp/home/news/tabid/2287/Default.aspx?itemid=651 TOKYOアーカイブ http://archive.library.metro.tokyo.jp/ 「東京都立図書館デジタルアーカイブ(TOKYOアーカイブ)」の開設(東京都, 2013/5
仕切り名検索: を から 近世語彙カードデータベース カテゴリー 近世語彙カード 近世語彙カード・補遺 歌舞伎用語カード 歌舞伎狂言名カード 默阿彌全集カード 引出し履歴 > > Copyright:国文学研究資料館
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NDLーOPACで「折戸彫夫」を検索しても、折戸の詩が収録されている『四国詩文学選』はヒットしないが、「電子図書館」の「近代デジタルライブラリー」の方で検索(「インターネットで画像閲覧可能な資料に限定する」のチェックをはずすこと)すると、ヒットする。これは何故かというと、近デジは目次がテキスト化されていて、その目次も含めて検索されるからである。一昨日紹介した「デジタル化資料(貴重書等)」同様、自分の関心のある人名等で検索したら何か発見できるだろう。 館内限定公開資料については、資料の画像はもちろん、テキスト化された目次もネットでは見られないので、検索により未知の文献を発見しても、なぜヒットするのかわからないことになる。プログラム的に難しいのかもしれないが、テキスト化された目次もネットで見られるようにしてほしいものである。 考えてみると、わしや書物蔵氏がじいさんになる頃には、国会図書館所蔵本
東京国立博物館では、所蔵品をはじめとする文化財を撮影した画像を蓄積・公開しています。 現在では、モノクロフィルム約21万枚、カラーフィルム約10万枚にくわえて、近年本格化してきたデジタル撮影による画像も2万枚を超える規模となっています。 フィルムについてはデジタル化し、デジタル撮影による画像とあわせて整理のうえ、様々な用途に活用できるようデータベースを構築しています。 当館の所蔵品以外の文化財の画像も含めたこのデータベースは、資料館で閲覧していただけます。 そしてこの中から、当館の所蔵品に限り、インターネット上に公開して差し支えない画像については、Webサイト上の「画像検索」でご覧いただけるようにしています。 今回、この画像検索を大幅にリニューアルしました。 これまでの画像検索に比べて検索の速度が大きく向上し、すばやく探すことができるようになっています。 画面も一新して、検索結果を撮影ごと
東京国立博物館がインターネットで公開している画像検索システムがリニューアルされました。 以前の画像検索よりデザインも大幅に一新し、本日11月22日より運用を開始しています。 このシステムにより、東京国立博物館が所蔵する文化財の画像(約79,000枚 / 2011年11月現在)を検索することができます。 当館が保管しているその他の画像については、資料館閲覧室にて検索・閲覧が可能です。 今までの歩み ・1986年11月 光動画ディスクとPCによる画像表示システムを資料館で公開 ・1994年 カラーフィルムのデジタル化開始 ・1996年 東京国立博物館のHPの試験版において画像検索システムの運用を開始 当時約20,000枚の文化財の写真のデータ(文字情報とデジタル化した画像情報)を公開しました。(カラーフィルム検索) ・2005年8月 資料館内で画像情報統合管理システムを公開し、当館以
インターネットの発達とともにメディアの勢力図は変わってきたと言われる。特に今年3月11日に発生した東日本大震災以降は、「ソーシャルメディア」の存在感が増してきているようだ。では、インターネットが発達して、メディアの手法やジャーナリズムは具体的にどう変わったのか――。メディア・ジャーナリストの津田大介氏とニコニコニュース編集長の亀松太郎氏が2011年6月16日、「ネットのニュースは、今どうよ?」というテーマで語り合った。 両氏は震災時にツイッターやニコニコ生放送など、インターネットのツールを用いて積極的に情報を発信してきた。そんな彼らの経験を踏まえながら、シンポジウムでの議論は進んだ。津田氏はソーシャルメディア時代の取材スタイルを紹介。さらにニコニコ生放送などで配信されている記者会見などの動画をテキスト化し、「文字」でアーカイブ化していくことの重要性を説いた。 ■ソーシャルメディア時代の取材
大日本印刷とその子会社であるCHIグループは、全国の図書館向けに包括的な電子図書館サービスを提供することを明らかにした。利用者は図書館の蔵書の一部を電子書籍として図書館に行くことなく借りることができるようになる見込みだ。 出版社から利用許諾を得たものを電子書籍として貸し出し可能に 大日本印刷(DNP)とその子会社であるCHIグループは10月4日、全国の図書館向けに、包括的な電子図書館サービスを提供することを明らかにした。 同サービスは、DNPのグループ会社で電子出版の流通ライセンス事業を行っているモバイルブック・ジェーピー協力の下、出版社から利用許諾を得た「自然科学」「人文社会」関連の書籍など約5000タイトルを電子書籍として図書館向けに販売する。これにより、各図書館では紙書籍と電子書籍の2パターンで利用者に向けて貸し出すことができるようになる。図書館の蔵書すべてが電子化されるという話では
国立国会図書館が複数の出版社と、書籍全文検索の実験に向けた検討を進めていることが6月11日、分かった。出版社から書籍の提供を受け、全文検索システムを実験的に構築する方向で検討中。まずはクローズドな環境で試験運用する計画だ。実験スタートの時期は「未定」としている。 昨年6月の著作権法改正で、国会図書館がアーカイブ目的で書籍を電子化する際、複製に著作者の許諾が不要になったが、複製データは当面画像のみで、OCRなどによるテキスト化は行わないという制限がある。国会図書館は出版社と、書籍データのテキスト化や、テキスト化した書籍を検索できる実験的なシステム作りについて協議を進めているが、具体的な仕組みや開始時期などは「未定」としている。 関連記事 公共性とビジネスの狭間で 国会図書館、書籍電子配信の取り組み Googleブック検索問題が波紋を広げる中、国会図書館が電子化した書籍を有料配信しようという構
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