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ブックマーク / thinkit.co.jp (61)

  • 「前例がないことへの挑戦」ー まつもとゆきひろ氏インタビュー 15周年を迎えた「Ruby City MATSUEプロジェクト」のこれまでとこれから

    「前例がないことへの挑戦」ー まつもとゆきひろ氏インタビュー 15周年を迎えた「Ruby City MATSUEプロジェクト」のこれまでとこれから はじめに 「ITエンジニアが集まる街」として、長く注目を集めている松江市。昨今のコロナ禍において、特に「二拠点生活」「移住」「ワーケーション」といったキーワードで再注目されているようだ。 その背景にあるのは、2006年から松江市が取り組んでいる「Ruby City MATSUEプロジェクト」の存在だろう。プログラミング言語「Ruby」を核としたIT産業振興を開始し、プロジェクトをきっかけに松江市に進出したIT企業は40社以上にも及ぶ。松江市の支援制度も手厚く、その内容も高く評価されている。 また「Ruby City MATSUEプロジェクト」で忘れてはいけないのが、Rubyの父、まつもとゆきひろ氏だ。「Rubyといえば松江」というブランディン

    「前例がないことへの挑戦」ー まつもとゆきひろ氏インタビュー 15周年を迎えた「Ruby City MATSUEプロジェクト」のこれまでとこれから
  • KubeConでStripeのエンジニアが語ったインフラ移行の現実

    KubeCon初日の午後は、さまざまなセッションが実施された。その中から、Stripeによるインフラの移行に関するトピックをメインに紹介する。 2018年12月11日はKubeCon+CloudNativeConの初日であり、午前中のキーノートでは最新のプロジェクトアップデートが行われた。 KubeCon Seattle初日のキーノートはHelmEnvoyIstioetcdの最新情報をアップデート そして午後のキーノートではRed HatのClayton Coleman氏、GoogleのBrian Grant氏、Tim Hockin氏によるKubernetesの振り返り、CNCFのChris Aniszczyk氏によるコントリビューターアワードの発表があり、他にStripeエンジニアJulia EvansによるKubernetesEnvoyによるインフラストラクチャーのマイグレー

    KubeConでStripeのエンジニアが語ったインフラ移行の現実
  • KubeCon 2日目の注目はAirbnbのユースケースとBallerina

    KubeCon+CloudNativeCon 2日目のセッションから、Airbnbのユースケースと、クラウドネイティブ志向の言語Ballerinaを紹介する。 KubeCon+CloudNativeConの2日目の注目は、キーノートで行われたAirbnbのユースケースだろう。KubeCon Chinaでも見られた傾向として、そもそもKubernetesそのものの話はすでにピークを過ぎており、どのようなツールを使って自社のインフラストラクチャーやアプリケーション実行環境、開発環境を自動化するか? という部分に注目が集まっていた。Kubernetesは習得するためのコストが高いというのは、多くのエンジニアが認めるところだが、今回のカンファレンスでもKustomizeやTilt、Atomist、Pulumiなどのツールの解説や、自社でツールを開発しKubernetesをラップして抽象化する方法な

    KubeCon 2日目の注目はAirbnbのユースケースとBallerina
  • Gremlinがアプリレベルの障害注入ソリューションALFIを発表 | Think IT(シンクイット)

    カオスエンジニアリングのGremlinが初めてのテクニカルカンファレンス、ChaosConfをサンフランシスコで開催。アプリレベルの障害注入ソリューション、ALFIを発表した。 「カオスエンジニアリング」は、Netflixがオープンソースソフトウェアとして公開したChaosMonkeyというソフトウェアに端を発した「データセンターに意図的に障害を発生させるソフトウェア」群を総称する用語だ。昨今のIT業界では「壊れないシステム」を作るよりも「壊れることを前提として素早く復旧するシステム」を作る方向にシフトしている。これは分散ストレージやコンテナオーケストレーションのKubernetes、そしてインターネットそのものにも共通する発想である。 ChaosMonkeyを作ったのはNetflixだが、そのきっかけはKolton Andrus氏がNetflixに移ってからとみなすべきだろう。Andru

    Gremlinがアプリレベルの障害注入ソリューションALFIを発表 | Think IT(シンクイット)
  • サービスメッシュを実現するLinkerdの将来を、開発元のBuoyantが語る | Think IT(シンクイット)

    サービスメッシュのLinkerdを開発するBuoyantのCEOにインタビューを実施。LinkerdとConduitとのマージなどについて語ってもらった。 サービスメッシュを実現するためのProxyであるLinkerdを開発するBuoyantのサンフランシスコのヘッドクォーターを訪問。Co-FounderでCEOであるWilliam Morgan氏にインタビューを行った。 自己紹介をお願いします。 私はBuoyantのCEOで、Oliverと一緒にBuoyantを立ち上げました。Buoyantの前は二人ともTwitterエンジニアをやっていました。私は主にバックエンド、Oliverはインフラストラクチャー側を担当していました。私が書いた写真を扱うライブラリーは、今でもTwitterで動いていると思いますよ。 LinkerdやConduitを開発した理由を教えてください。 そもそもTwit

    サービスメッシュを実現するLinkerdの将来を、開発元のBuoyantが語る | Think IT(シンクイット)
  • Kubernetes環境の選択肢

    連載の2回目となる今回は、Kubernetes環境を準備するにあたり、どのような選択肢があるのかを紹介する。 第2回はKubernetes環境の準備をする話になります。Kubernetesの環境を利用する場合には、大きく分けると下記の3種類の方法があります。 手元のWindows/Mac上でローカル Kubernetes 環境を立ち上げる 構築ツールを使ってクラスタを構築する パブリッククラウドのマネージド Kubernetes を利用する 環境により一部出来ないこと(外部ロードバランサとの連携やDynamic Persistent Volumeなど)がありますが、基的にはどのKubernetes環境でも同じ動作をするようにCNCFがConformance Programを提供しています。今回紹介するKubernetes環境はいずれも、Conformance Programにより認定され

    Kubernetes環境の選択肢
  • ChefのCEOらが日本市場参入とパートナー戦略を語る

    ChefのCEOらが来日。ThinkITのインタビューに応じて、日市場への格参入やコンプライアンスチェックを自動化するテストフレームワークなどについて語った。 Chefは、サーバーなどの構成管理と自動化を実現するプロビジョニングツールとして広く使われているオープンソースソフトウェアだ。今回、Chefの社からCEO、CMO、APAC担当のセールスディレクターなどが来日し、ThinkITのインタビューに応えた。日市場への格参入や、新たに投入するコンプライアンスをチェックするテストフレームワークの概要、そしてコミュニティの重要性などについて語ってもらった。 まず自己紹介をお願いします。 チェニー氏:ケン・チェニーです。チーフマーケティングオフィサー(CMO)としてマーケティングを担当しています。かつては、HPでエンタープライズ向けのソリューションのマーケティングをやっていました。 クリ

    ChefのCEOらが日本市場参入とパートナー戦略を語る
    eigo_s
    eigo_s 2017/04/12
  • パイプラインベースのCI/CDツール、Concourseとは?

    CI/CDにおける「Jenkinsおじさん問題」を解決するConcourseとは? 開発をリードするPivotalのエバンジェリストにインタビューし、その特徴や背景を聞いた。 モダンなソフトウェア開発においては、ウォーターフォールモデルではもう限界だと叫ばれて久しい。その理由として、「素早くソフトウェアをリリースできない」「変化に対応できない」などが挙げられる。そこで素早く開発して細かくリリースするアジャイル開発がもてはやされている。また開発と運用をひとつながりのプロセスとして素早く開発と実装を回すDevOpsも、NetflixAmazonなどで実際に利用されていることは業界では常識だ。しかしソフトウェアの開発プロセスをもう少し詳しく見るとコーディングからビルド、テストなどのプロセスをいかに自動化するか? の部分に大きな進展があることに気づく。いわゆる継続的インテグレーション(CI)、継

    パイプラインベースのCI/CDツール、Concourseとは?
  • デブサミで垣間見たGoogleのDevOpsの凄さは人的要素の徹底排除にある

    デブサミ2017でGoogleの中井悦司氏が登壇。Googleが考えるDevOpsの理想形についてGoogleパブリッククラウドサービスをベースに解説を行った。 ソフトウェア開発者のためのイベント、デブサミ2017(Developers Summit 2017)が2017年2月16、17日の両日、都内で開催された。今回は多くのセッションから「Googleのインフラ技術から考える理想のDevOps」と題されたセッションを紹介する。これは昨年までレッドハットでエバンジェリストとして活躍していた中井悦司氏が担当したセッションで、Googleの社内システムを通じてDevOpsのあるべき姿を紹介するものだ。 このセッションで中井氏はGoogleが考えるDevOps、つまり開発と運用を連携させる際の注意点を実際にGoogleが提供するパブリッククラウドサービスを例に挙げながら解説を行った。理想のDev

    デブサミで垣間見たGoogleのDevOpsの凄さは人的要素の徹底排除にある
  • ストレージ戦略総まとめーEnterprise Storage Nowレポート

    企業・学術機関のためのストレージ戦略を知ると題したイベント「Enterprise Storage Now」が昨年11月に開催された、主催はownCloudの公式パートナーである株式会社スタイルズ。同社が、昨今のストレージへの関わり方を盛り上げるためリーディングカンパニー各社を集めた、と言うとおり、6社のストレージベンダー・リセラーによる豪華なイベントとなった。各社の講演をダイジェストでお届けする。 ストレージ業界最新動向 -SDS今昔物語-(レッドハット) 冒頭、和田氏はUBERやFacebookなどの企業を紹介し「ソフトウェアをベースにした破壊的なビジネスモデルが登場しているソフトウェアデファインドビジネスの時代だ」と説明。ハードウェアを持たないソフトウェアデファインド(SDx)の波が到来しているとし、レッドハットがTransformationをコンセプトに企業が変わり続ける重要性を説い

    ストレージ戦略総まとめーEnterprise Storage Nowレポート
  • 古いRHELを使い続けるリスクを理解していますか?― RHEL 4/5サポート終了まであと僅か

    「Software is eating the world」とマーク・アンドリーセンが発言し、実際に多くのビジネスがソフトウェアによる革新によって既成概念が壊される時代になった。よく引き合いに出されるUberやAirbnbのような企業がこれまでの業界の常識をぶち壊すことが行えるのもソフトウェアとインターネット、スマートフォンなどによる革新的なソリューションに依るところが大きい。そしてそのソフトウェアの革新の主な勢力はLinuxを中心としたオープンソースソフトウェアであると言っていいだろう。あのマイクロソフトでさえ「Microsoft loves Linux」というキャッチコピーを使うほどだ。オープンソースソフトウェアはWindowsに対して敵対するのではなく補完しあう相手として認められる存在になったのだ。 オープンソースソフトウェアの光と影 世界中のプログラマーやアーキテクトが問題を解決す

    古いRHELを使い続けるリスクを理解していますか?― RHEL 4/5サポート終了まであと僅か
    eigo_s
    eigo_s 2017/01/12
  • サーバーレスな事例が次々登場―ServerlessConf Tokyo 2016レポート

    クラウド分野で注目されているキーワード「サーバーレス」をテーマにしたイベント「ServerlessConf Tokyo」が都内で開催された。9月30日にワークショップが、10月1日にカンファレンスが開かれた。 「サーバーレス」の明確な定義は決まっていないが、おおよそは、アプリケーションを動かすプラットフォームをアプリケーション開発運用側が持たず、サービス側に任せる方式を指す。特に、AWS Lambdaのように、コードだけを用意しておき、APIリクエストやデータ追加などをトリガーとしてサーバー環境に割り当てて実行する、FaaS(Function as a Service)とも呼ばれる“泥縄”的なアーキテクチャについて言われることが多い。 「ServerlessConf」は2016年にニューヨークで始まり、その後ロンドンでも開かれた。日での開催はそれに続くものとなる。主催したSection-

    サーバーレスな事例が次々登場―ServerlessConf Tokyo 2016レポート
  • 開発チームの環境をAnsibleで一括構築しよう

    連載ではこれまで、Ansibleの使い方から実際にPlaybookを書く際に役立つTips、テストの考え方などをご紹介してきました。最終回となる今回は、サンプルのPlaybookを使って開発チームのための環境を構築してみたいと思います。今回利用するPlaybookはこちらです。 https://github.com/OSSConsCloud/ansible_wg Playbookの紹介 今回利用するPlaybookは、連載の第2回から第7回までの著者らが参加しているOSSコンソーシアム クラウド部会の活動で作成したものです。MITライセンスで公開していますので、どなたでも自由に利用することができます。 このPlaybookでは、以下のOSSツールの環境構築を行うことが可能です。 GitLab (バージョン管理ツール) Jenkins (CIツール) Redmine (プロジェクト管理ツ

    開発チームの環境をAnsibleで一括構築しよう
  • Kafka、Spark、Elasticsearchのパラメータチューニング

    はじめに 第2回では、Spark Streamingを中心としたリアルタイムなセンサデータ処理システムの構築方法と、性能検証の進め方、および初期設定における性能測定結果を解説しました。 今回はシステムを構成するメッセージキュー「Kafka」、ストリームデータ処理エンジン「Spark Streaming」、検索エンジン「Elasticsearch」のチューニング方法と、チューニング後の性能測定結果について解説します。 前回のおさらい:初期設定における測定結果 初期設定で測定した結果、Kafkaの格納性能は8,026メッセージ/秒、Sparkの処理性能は19,346メッセージ/秒となりました。Kafkaがボトルネックとなり、システム全体のリアルタイム処理は8,026メッセージ/秒となります(図1)。この結果から、初期設定では第2回で解説した目標性能である10,000メッセージ/秒の処理性能を満

    Kafka、Spark、Elasticsearchのパラメータチューニング
  • 脆弱性検知ツール「Vuls」の開発者に聞いたOSSをバズらせる極意

    バルスというツールをご存知だろうか? 日ではとあるアニメの崩壊の呪文として扱われることの多いこのフレーズがいま、サーバー管理者のシステム崩壊を防ぐためのツールとして注目されている。OSSの脆弱性検知ツールであるVuls(バルス)について、開発元であるフューチャーアーキテクトの神戸 康多氏と林 優二郎氏に詳しく話を聞いた。 まずはVulsについて簡単に教えてください 神戸氏:VulsはVULnerability Scannerの略で、Linux/FreeBSD向けの脆弱性スキャンツールです。OSのみならずプログラミング言語やライブラリに至るまで多くの環境に対応し、レポートや通知を行います。ソフトウェアには数多くのバグが含まれ日々脆弱性に関するレポートが報告されています。サーバー管理者は脆弱性に関する情報を随時チェックし、その脆弱性が自身が管理するサーバーにどれくらい含まれているのか影響範囲

    脆弱性検知ツール「Vuls」の開発者に聞いたOSSをバズらせる極意
  • Ansibleにおいてテストを行う理由

    連載の第6回では、Ansibleのテストにおける考え方や方法論を解説していきます。 Ansibleにおいてテストは必要か テストは、対象のプログラムが仕様通りに正しく動いていることの確認や、バグを発見するために必要な工程です。適切なテストをすることにより、対象物(システム)の品質を担保できます。では、Ansibleのような構成管理ツールではどうでしょうか。従来の構成管理の手法としてはシェルスクリプトなどを使い、ミドルウェアのインストールおよびサービスの起動を行っていました。シェルスクリプトはプログラムなので、仕様通りに構成管理が行われていることの確認としてテストをすることがあります。それに対してAnsibleでは、プログラムを使用せずにyaml形式のPlaybookという設定ファイルをユーザーが記述します。そして、そのPlaybookに基づいてAnsible内部のPythonで記述されたプ

    Ansibleにおいてテストを行う理由
  • MySQLのチューニングを戦う方へ

    連載もついに最終回となりました。 連載では、MySQLクエリーチューニングことはじめで予告した通り、「チューニング箇所の洗い出しのテクニック」について説明してきましたが、「チューニングの方法」については一切触れませんでした。 「連載ではチューニングそのものの方法については詳しく説明しません。それは見出しの通り「銀の弾丸」などはなく、MySQLのパフォーマンスチューニングは計測と改善を繰り返し行っていくべきものだからです。そのため、特定のケースにマッチする改善の手法よりも、繰り返し使われる計測の手法にフォーカスを当てて説明していきます。」 その理由としてこの一文が全てではありますが、今回は参考までに筆者が考えるチューニングの指標を紹介したいと思います。それがあなたの環境に当てはまるかどうかは、これまでに紹介してきたツールなどを利用して計測してみてください。 チューニングの基方針 基

    MySQLのチューニングを戦う方へ
    eigo_s
    eigo_s 2016/08/04
  • Kafka+Spark Streaming+Elasticserachによるシステム構築と検証の進め方

    はじめに 前回はSpark Streamingの概要と検証シナリオ、および構築するシステムの概要を解説しました。今回はシステムの詳細構成と検証の進め方、および初期設定における性能測定結果について解説します。 この検証ではメッセージキューのKafka、ストリームデータ処理のSpark Streaming、検索エンジンのElasticsearchを組み合わせたリアルタイムのセンサデータ処理システムを構築しています。今回はKafkaとElasticsearchの詳細なアーキテクチャやKafkaとSparkの接続時の注意点も解説します。 システムの詳細構成 マシン構成とマシンスペック 評価に向けたマシンの初期構成を図1に示します。システムは以下のノードから構成されます。 センサデータを収集してKafkaに送信する収集・配信ノード Kafkaクラスタを構成してメッセージの受け渡しを行うキューとして

    Kafka+Spark Streaming+Elasticserachによるシステム構築と検証の進め方
  • ポケモンGOは長く愛される「本物のコミュニティ」を築けるか

    世界中を虜にした『ポケモンGO(Pokémon Go)』、私はこれを「ひと夏の思い出」にはしたくないと思っている。 ------------------------------------------- これまでに我々が見ていた、何の変哲もない静かな景色はもう見れなくなるだろう。かつてはアスファルトしか無かった所が、今では元Googleのスタートアップ企業であったNianticが制作した人気ゲームを遊ぶ人たちが集まる場所となっている。いまのところβ版でしかないこのAndroidおよびiOS向けゲームが、7歳から70歳以上という幅広い層を巻き込む社会現象を巻き起こしている。 ポケモンGOは、Nianticが以前作ったAR(拡張現実)ゲームIngress』での経験が活かされている(ARかただの位置情報ゲームかの論争はいったん置いておく)。ポケモンGOのポケストップ(プレイヤーがアイテムやポケ

    ポケモンGOは長く愛される「本物のコミュニティ」を築けるか
  • Ansible:さらにPlaybookをきわめる

    連載の第4回、第5回では「Ansible応用編」と題して、Ansibleの応用的な使い方やTipsについて詳しく解説していきます。前回(第4回)は、Ansibleのベストプラクティスに沿ってPlaybookを再整理する方法を紹介しました。今回は、Ansibleの持つ各種機能を活かしたPlaybookの効率的な記述方法やつまずきやすいポイントの回避方法を紹介します。 Playbookを効率的に書く 同種の処理をまとめる 同じ処理を何度も実行する際には、Loop構文を使うことで処理をまとめて記述できます。処理をまとめることで記述を簡潔にし、Playbookのメンテナンス性を高めることができます。 基的なLoop構文 基的なLoopの記述方法は、以下のようになります。「with_items」アトリビュートに、YAML記法のシーケンス(配列に相当)形式で定義しておくと、実行時に各要素が順次展

    Ansible:さらにPlaybookをきわめる