2016年8月8日、「生前退位」の意向を周囲に示していた天皇陛下が、ついにビデオメッセージという形で、その「お気持ち」を国民に直接届けることになった。 ニコニコでは、天皇論でお馴染みの3人を緊急招集。『ゴーマニズム宣言』等の著者であり漫画家の小林よしのり氏、日本史の専門家で東京大学史料編纂所教授の本郷和人氏、宗教学者で埼玉大学非常勤講師の大田俊寛氏らを集め、ニコニコ生放送で”天皇論”への議論に挑んだ。 果たして3人の論客は、ネットでも大きな反響を呼んだ「お気持ち」をどう読み取ったのだろうか? 番組は、「天皇陛下のお気持ち表明を見たか/読んだか」というユーザーアンケートの開票から始まった。 皇室典範は歴史が足りない堀(MC担当): アンケートの結果出ました。さすがニコ生ユーザーの皆さんというところですね。 小林: いやあの、ネットに興味があるというか、強い人達?わし、ちょっとネットには弱い人