Red Bull BC One World Final 2016を控えた『ビーボーイ学』連載最終章は、伝説のB-BOY 風見しんごが登場。
DE LA SOULは、ニュースクールのホープだった。 80年代後半から90年代前半の所謂日本のクラブ黎明期を通過している人の大半は、山下直樹さんの事を知っているのではないかと思う。 山下さんは、下北沢にその時代あったクラブ〜ZOO~SLITSのオーガナイザーである。ナイトクラブの存在価値は様々な見方があると思うが、山下さんのオーガナイズしたZOO~SLITSからは、幅広いジャンルで多くのアーチストが生まれている。そういう意味では、当時そして現在まで唯一無二の存在のクラブであった。 セルクルルージュでは、これまで我々と深くつながってきた方々を紹介するPEOPLEというカテゴリーを作っている。 今回はその第3回目として山下直樹さんに、当時、そして現在を象徴するレコードやCDを持ってきて頂き、インタビューをさせて頂いた。 山下さんは既に当時のエピソードを『LIFE AT SLITS』(P-VI
漢&ダースレイダーが語る、日米ヒップホップ・ビジネスの違い 漢「N.W.A.の根本にあったのは、イージー・Eのストリートセンス」 ギャングスタ・ラップの草分け的存在として知られる米西海岸のヒッブホップ・グループN.W.A.の活動を記録したドキュメンタリー『N.W.A & EAZY-E:キングス・オブ・コンプトン』のDVDが、6月3日に発売される。昨年公開され、記録的なヒット作となったN.W.A.の伝記映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』は、ドクター・ドレーやアイス・キューブによるプロデュース作だったが、本作はイージー・Eに近しかった人物たちの証言によって、彼の人物像やビジネス観に迫るアプローチを採っている。鎖グループの代表・漢 a.k.a. GAMIと、その傘下レーベル�であるBlack Swan代表・ダースレイダーに、本作が『ストレイト・アウタ・コンプトン』に対してどう位置付けられるの
INTERVIEW -サイプレス上野とロベルト吉野 × 渡辺俊美- ——本作『MUSIC EXPRES$』収録の「ready to drunk」は渡辺さんがプロデュースを手掛けたということで、出会いはいつ頃なんですか? 渡辺俊美(以下、渡辺) : うちの従業員だったナオヒロックが先輩面してサ上を連れて来たんだよね。 サイプレス上野(サ上) : 2004~2005年ですね。 ——従業員というと、渡辺さんが経営していたアパレルのお店? 渡辺 : そう。ラッパーのくせにアニエスベーが好きな変な奴なんです。あ、でもその前に大阪の友人に勧められて聴いてはいたんだよ。 ——音の第一印象はどうでした? 渡辺 : 面白い! 写真だけ見ると怖そうじゃない? でもかわいいんだよね~ 。男ってかわいいのが一番なんだよ。そっちの方がモテる! ——ロ吉さん、渋い顔をされてますが(笑)。 渡辺 : ロ吉はさ、そうめん
前作アルバム『1212』から1年3カ月ぶりにリリースされる、スチャダラパーのミニ・アルバム『あにしんぼう』。舞台『男子!レッツラゴン』のテーマ楽曲となった「レッツロックオン」やAbemaTV『おしえて アベマくん』の主題歌「ドキメキニシス」、Timberlandのキャンペーン・ソングをブラッシュ・アップしたタフな「ジャンクリートコングル feat. ロボ宙」など、ビート感が強く、キャッチーな感覚の楽曲が多く収録され、ポップな雰囲気が印象的な一作だ。初回限定盤にはライブとMVを収録したDVDが同梱され、会場限定盤としてバンド:ザ・コスト・パフォーマンスとのセッション・アルバムもリリース。現在進行形のスチャダラパーをトータルで見せるようなリリース展開となっている。(高木“JET”晋一郎) ――今回の新作タイトルは『あにしんぼう』とのことですが、ひらがなのタイトルは破壊力ありますね。 Bose:
昨年12月に行なわれたスチャダラパー(以下SDP)のワンマン『暮れの元気なご挨拶(KGG)ツアー2015』の東京公演で発表された、『スチャダラ2016〜LB春まつり〜』の開催。「遂に20年を経て『LBまつり』が!!」と、その発表に胸を踊らせたリスナーも少なくないだろう。 とは言え、この発表の衝撃については、若い読者には少々説明が必要かもしれない。LITTLE BIRD NATION、通称:LBは、SDPを筆頭に、TOKYO NO.1 SOUL SET/脱線3/かせきさいだぁなどを擁したクルーであり、90年代に大きな注目を集めていた存在であった。 同時に、日本のHIP HOPの流れからすると、LBはいわゆる“渋谷系”ムーヴメントとも関係して見えていたこともあり、“文系”“サブカル”的に認識されていた。故に、そのキャッチーさやメジャー・フィールド性も含め、アンダーグラウンド勢とはスタンスにおい
デビュー25周年を迎えるスチャダラパーが、通算12枚目のアルバム『1212』をリリース。前作『11』から、実に6年ぶりのオリジナル・アルバムだ。その間も、ライヴ活動を続け、ライヴ会場限定で作品を発表してきた。つまり彼らにブランクは一切なし。本作には、テレビ東京系ドラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』のオープニング・テーマ「中庸平凡パンチ」、チャットモンチーとのコラボ、“スチャットモンチー”名義の「M4EVER」、清水ミチコが参加した「Off The Wall feat. 清水ミチコ」などバラエティに富んだ楽曲が並ぶ。さらには、ANIがソロ・ヴォーカルを披露する「哀しみ turn it up」もインパクト絶大。世間一般の普通と自分たちの普通の隙間を巧みにラップする彼らに、新作にまつわる話を聞いていこう。 Bose 「そう。時代に合わせてというか、ライヴ会場だけで買えるとか面白いなと思って、そっち
現在、芸能生活55周年を迎えている加山雄三。御年78歳の若大将を今、“幸せ”にさせるのは、エレキではなく、なんとラップだという。 「ボクはすげぇラップが好きなの。見えないだろ? でも、いいんだよ、それがよぉ!」 東京・銀座のライブハウスで毎月行っている定期ライブの直後に話を聞くと、ハイテンションでそう話してくれた。 「ボクの曲にラップを混ぜた曲があるんだよ。PUNPEE(パンピー)っていうラップをやっている子が、ボクの『お嫁においで』を使って作った曲なんだけどね。今、YouTubeのアクセス数がすごいんだよ。 ほかにも『スチャダラパー』ってグループが、ボクの曲を使ってラップをやってくれている。それもすっげぇおもしれぇんだ。“幸せだなぁ”なんてフレーズ使っちゃったりしてさ(笑い)」 4月7日・8日に開催される加山の55周年記念ライブにも、ラップを取り入れたポップな曲調が人気の4人組グループ『
BRUTUS30周年記念号おもしろかったけど、菊地さんのブギーバックの件は思い込み激しすぎてちょいと違和感。EN VOGUEの曲初めて聴いた。
HOME COLUMN[コラム] BEAT SCIENTISTS 〜HIP HOPのおとづくり〜 VOL.8 feat. DJ WATARAI(前編) KING OF DIGGIN' PRODUCTION(以下KODP)のメンバーとして、最初期にはKODP周辺の作品を手がけ、それ以降も数々のアーティストの作品にトラックを提供し、2010年代に入ってもRHYMESTER“ラストヴァース”など数多くの印象的なプロデュース作品を手がけるDJ WATARAI。そしてHIP HOPのみならず、MISIAやMay J、MAY'SといったアーティストのR&B作品のプロデュース/リミックス・ワークも手がけ、幅広い作品制作を展開している。 そういった手数やリリース数の多いプロデューサーに対して、“職人”という言葉を使いがちだが、果たしてDJ WATARAIは“職人”なのだろうか。確かに、アーティストの幅広さ
スチャダラパー25周年記念公演【華麗なるワンツー】東京公演レポートが到着! かせき・電グルら参加にもSDPの本質があらわになった一夜 今年1月に12枚目のオリジナル・アルバムとなる『1212(ワンツー・ワンツー)』をリリースしたスチャダラパー。そのリリース・ライヴの東京公演となる【華麗なるワンツー】が4月11日、日比谷野外音楽堂で行われた。 『1212』のオープニングとなる「イントロダクション・ワンツー」が流れ、バンド:ザ・コストパフォーマンスが登場し「スタートレックのテーマ」を演奏すると、スチャダラパーの三人が登場し、会場は総立ちに。そして笹沼位吉のベースが唸り「4ch FUNK」でライヴはスタート。バンド・アレンジで再構築された「A.K.A. ETC」に続き、Kashifのギターに先導される「ライツカメラアクション」では、「ライツ!カメラ!アクション!」というコール・アンドレ・スポンス
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