愛知県蒲郡市の中学校で、先月、理科の担当教諭が、実験がうまくいかなかった生徒2人に対して水で薄めた塩酸を飲ませていたことが分かりました。 生徒は健康被害は訴えていないということですが、市の教育委員会は、教諭の処分を検討することにしています。 蒲郡市教育委員会によりますと、先月18日、市内の中学校の23歳の理科の担当教諭が、理科室での授業中に実験がうまくいかなかった生徒2人に対して塩酸を水で100倍に薄めた液体それぞれ15ミリリットルをビーカーに入れて飲ませたということです。 1人はすべて飲み干して、もう1人は口に入れたあとすぐに吐き出したということで、いずれも健康被害は訴えていないということです。 18日、一部の保護者から学校に連絡があり、教諭を問いただしたところ塩酸を飲ませたことを認めたということです。 教諭は実験前、生徒全員に「失敗したら塩酸を飲んでもらう」と話していたということで、「