ゴーン容疑者(左)の保釈中の逮捕を「暴挙」と批判した弘中惇一郎弁護士 (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 日産自動車前会長のカルロス・ゴーン容疑者と東京地検特捜部の攻防が一段と激しさを増している。特捜部は4月4日、保釈中のゴーン前会長を会社法違反(特別背任)容疑で再逮捕した。保釈中の逮捕は異例だ。 これで4回目となる逮捕について、元検事の郷原信郎弁護士はこう解説する。 「ゴーン氏は無罪になる可能性がかなりあり、無罪になることを恐れて、検察が相当な危機感を持っていると思う。本人の無罪主張を何とかして抑え込み、屈服させたいのではないか」 逮捕容疑は、ゴーン前会長が中東のオマーンにある日産販売代理店のオーナー側に日産の資金を不正に送金した疑いとされ、主要紙は逮捕直前から、こうした特捜部の捜査動向を詳しく報じていた。 一方、裁判所が証拠隠滅や逃亡の恐れがないと判断して保釈した人を逮捕したの
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