東日本大震災の行方不明者の捜索を行う宮城県警気仙沼署の警察官=11日午前、宮城県気仙沼市唐桑町の只越漁港 東日本大震災から2年2カ月となる11日、津波で大きな被害が出た沿岸部で行方不明者の捜索が行われた。 住民25人の行方が分かっていない宮城県気仙沼市唐桑町では、気仙沼署が捜索を実施。只越漁港のほか、岩場や防波堤付近を中心に不明者の手掛かりを捜した。 岩手県では釜石海上保安部と宮古海上保安署の約40人が巡視艇など3隻に乗り込み、今も149人が行方不明の山田町にある山田湾で捜索した。ソナーを使い海中に沈んでいないか調べたり、小型船で沖にある島の岩場や海岸を捜したりした。