全国的な不漁となっているウナギをはじめとする河川の生態系を保全・改善しようと、宮崎県内水面漁場管理委員会(染矢忠孝会長、10人)は漁業法に基づき、県北3河川の一部で、あらゆる水産動植物の捕獲を禁止するとともに、石を積み上げた生物のすみかを設ける。22日からパブリックコメント(意見公募)を開始、終了後早ければ5月末に委員会指示を発効する方針。 (詳細は23日付朝刊または携帯サイトで)
「寿かき」鈴なり 寿都で水揚げ始まる (04/26 16:00) 船上に水揚げされ、朝日を浴びる寿都特産の寿かき 【寿都】町の特産ブランド「寿(ことぶき)かき」の水揚げが25日、始まった。町歌棄の美谷(びや)漁港には早朝からカキが山積みされ、漁師らが選別に追われた。26日から出荷、販売する。 寿かきは養殖する寿都湾に朱太川の雪解け水が栄養を運ぶ4月末~6月が旬。町内11戸が手がけている。 美谷漁港では、午前5時ごろから4隻が出港した。船のクレーンで海中から養殖ロープを引き上げると、大きく育ったカキが鈴なりで海面に現れた。 町漁協寿カキ部会によると、例年より水温が低く身入りはまずまず。昨年、冬場のしけの影響で過去最低の10トンだった水揚げ量は、今年は波が穏やかだったため3年ぶりに20トン超えを見込めるという。佐藤正幸部会長は「身入りもこれから上向く。今年は期待できそうだ」と話す。 水揚げの状
国際司法裁判所が日本の南極海捕鯨を条約違反と判断後、初めて調査捕鯨船が出港した宮城県石巻市の鮎川港には26日、各地から捕鯨関係者が「ぜひ調査を成功させてほしい」と激励に訪れた。 早朝から晴天に恵まれた鮎川港には、海外メディアを含む報道陣30人以上が詰め掛けた一方、反捕鯨団体などの姿は見えなかった。 イルカの追い込み漁で知られる和歌山県太地町の三軒一高町長は「捕鯨関係者の間には、もう駄目だろうとあきらめの気持ちがあったが、無事この日を迎えられて良かった」とほっとした様子。 「国際司法裁判所の判決後、最初の調査捕鯨なので責任は重い。必ず成功させてほしい」と求めた。 商業捕鯨で年間4頭のツチクジラを捕獲する船の停泊港がある北海道網走市の河野宣昭水産港湾部長は「とりあえず一安心だが今後の不安はぬぐえない。調査捕鯨が続できるよう願っている」と話した。
1963~65年に「週刊少年サンデー」に連載され、真に迫る水中戦が子供たちの心をとらえた潜水艦マンガ『サブマリン707(ナナマルナナ)』が「レジェンドボックス」(「潜航編」と「雷撃編」)として小学館クリエイティブから復刻された。作者の小沢さとるさん(78)は、今回、その後数度手がけた続編から約10年ぶりに新作を描き下ろし、「何十年たっても『707』の新作をと編集者や読者から熱心に要請され、腹立たしいやら、ありがたいやら……」と笑う。 川口工業高校時代からマンガを発表し、57年、「少女」誌の「ルミ死なないで」で雑誌デビュー。少年誌に移り連載を始める際、「当時、マンガ界をリードしていた手塚治虫門下に抗していくには、他の人が描いていないものを」と海洋冒険ものに着手したという。 『海底戦隊』(「少年ブック」連載)などを経て、海上自衛隊の潜水艦が、世界征服をもくろむ秘密結社と戦う『707』をスタート
» 【グルメ】日本オイスター協会認定グランオイスターマイスターに牡蠣の心臓を教えてもらった / 本当に動いている!! 特集 日本オイスター協会認定グランオイスターマイスターの泉祥子さんは、銀座の『牡蠣Bar』で絶品な牡蠣をふるまうプロ中のプロ。今回、彼女に牡蠣の心臓が目視できることを教えてもらった。 ・ナイフで牡蠣を手際よく開けていく グランオイスターマイスターなだけあって、泉さんは「ガリッ! シャリッ!」という心地良い音を出しながらナイフで牡蠣を手際よく開けていく。牡蠣一つ一つに対する知識も豊富で、ベストな状態や味付けも知っている。 ・美しい流線型の身がオモテになる その牡蠣の美味しさがどれくらいのものか? それは言うまでもなく美味でいろいろと語りたいのだが、今回は別の話。それでは、牡蠣の心臓はどこにあるのか? 泉さんは牡蠣が美しく見えるように、貝柱から切り離したら牡蠣の身をひっくり返す
ちくわがおいしく進化=そのまま食べる新商品が人気 東京都内のスーパーで販売されているちくわ製品=14日、東京都中央区の築地市場 サラダや酒のつまみなど、調理なしで簡単に食べられるちくわに上質なものが増えてきた。原料や製法にこだわって価格は高めだが、歯応えや味の良さが好評で、メーカー各社は開発や販売に力を入れている。 日本水産は約2年前、使用原料のランクを上げて1袋の本数を減らした「おいしいものをちょっとだけ」を発売した。主原料のスケトウダラを、漁獲される季節や海域などで吟味し「ちくわに最適な組み合わせや加工法でしなやかな食感を実現した」と開発担当者。弾力を補うために使うでんぷんの量も減らし、雑味が消えたという。今年からは、でんぷんを一切使わない「太ちくわ」も加えた。 最大手の紀文食品も、西日本など地域限定で発売しているでんぷん不使用の「生ちくわ」の販売が好調。食感の向上に加え「表面の皮
韓国・珍島(CNN) 韓国南西部・珍島(チンド)沖で起きた旅客船「セウォル号」の沈没事故で、韓国当局は25日、船室から48人の少女の遺体を回収したと発表した。 遺体は定員30人の船室で発見され、救命胴衣を身に着けた状態だった。 これまでに187人の遺体が回収されたが、依然として115人が行方不明となっている。また船が沈没した16日に船と海から174人が救出されて以来、救出された者はいない。 救助隊によると、船内には浮遊物が散乱し、各扉は固く閉ざされているという。また潮流が速く、潜水士の生命を維持するための呼吸管が引っ張られたと語った。捜索に参加している民間の潜水士は、船の下甲板内に入るために複数の窓を破る必要があったとしている。 救助活動の指揮を執る韓国海軍の大佐は、「救助活動のペースは徐々に落ちている」とし、さらに「潜水士らは簡単に行ける場所の捜索はすでに終えた。捜索活動は早い潮流や悪天
ペリーが来航した際、伊豆・下田で米国の交渉団は人力車に乗って山道を往復した。ふんどし姿の車夫が2人ずつ乗せて走る。連日、疲れた様子を見せない。一体、何を食べてこんなに元気なのか、不思議がった ▼昼食はみそをなめながら麦飯のにぎり飯。ある時、交渉団は感謝の意を込めて肉の缶詰めやハムを分け与えた。ところが、翌日、車夫たちは皆、腹をこわして仕事を休んでしまったという。発酵学者小泉武夫さんが『和食生活のすすめ』で紹介している▼「日本人は肉の初心者」とその本にある。肉をよく食べるようになったのは戦後も高度成長期を過ぎてからだろう。短期間に食生活が激変して「今、日本人の体は悲鳴を上げています」と小泉さんは強調していた ▼環太平洋連携協定(TPP)の日米協議が大筋合意に至らなかった。牛肉と豚肉の関税をめぐって妥協点を見いだせなかったようだ。やや高価ではあっても、うまくて安心な国産の肉で、われわれには
日本で2例目になるIHI(東京都江東区)製の「津波救命艇」を設置した「浜島地域密着型ケアセンター・シルバーケア豊壽園」(志摩市浜島町南張)で4月25日、地震発生後の津波を想定した避難訓練が行われた。 日本で2例目の「津波救命艇」の避難訓練-一連の様子 温暖な気候を生かして作る「南張(なんばり)メロン」の産地でもある浜島町南張地区(住民306人、2014年3月末現在)に、認知症対応型グループホーム(定員9人)と小規模多機能型居住介護施設(定員25人)を合わせた施設として2008年に完成。一方、海抜5メートル、海岸までの距離約360メートル、施設を囲むようにして湯夫川(ゆぶがわ)が流れる立地であるため津波などの水害の心配が懸念されていた。浜島町立南張小学校跡。運営は社会福祉法人洗心福祉会(津市)。 津波救命艇は施設玄関から約35メートルの屋外に設置。25人乗りで、ホールド型ヘッドレストが付くシ
北上遅れカツオ不漁 愛南・深浦漁港2014年04月25日(金) ツイート 【写真】鹿児島県・種子島沖で釣り上げたカツオを水揚げする船員ら=24日、愛南町鯆越 四国一のカツオの水揚げを誇る愛媛県愛南町の深浦漁港で、カツオの水揚げが昨年の3分の1ほどに落ち込んでいる。カツオの北上遅れが要因で、盛漁期に入った今も一本釣り漁船が岸壁を埋める例年のにぎわいはみられない。 愛南漁協によると、同漁港では4~6月がカツオの盛漁期に当たり、例年3月末から水揚げが本格化。今年は4月中旬からようやく定期的に揚がり始めたものの、水揚げ量は24日時点で約90トンにとどまっている。 この時期は四国沖での漁が増え、同漁港は釣ったその日に水揚げされた日帰りカツオが所狭しと並ぶが、現在の漁場は鹿児島県・種子島沖と遠く、日帰り分がないだけ水揚げが落ちているという。
韓国海洋水産省が昨年作成した船舶事故時の危機管理マニュアルで、大型事故が起きた際に世論の関心を分散させるため「衝撃を相殺する記事のネタを発掘せよ」と定めていたことが25日、分かった。韓国日報によると、旅客船沈没事故の政府対応に絡めて批判が出て同省は24日、この部分をマニュアルから削除した。 同省は、船舶事故で発生する油漏れなどがメディアで過度に報じられた場合に、国民の海産物消費が減るなど、望ましくない結果が生じることを想定したものだと釈明している。沈没事故をめぐっては政府の救助の遅れや度重なる発表訂正が批判されている。 韓国のネット上などでは、国防省が最近、北朝鮮の核実験の兆候について説明しているのは、政府の事故対応への批判から目をそらせるためではないかとの疑念も出ていた。国防省報道官は25日の記者会見でこうした見方を否定した。(共同)
沈没から10日、韓国やっと米支援受け入れ…韓国船沈没事故 2014年4月26日6時0分 スポーツ報知 韓国西部、珍島沖の旅客船セウォル号沈没事故で、韓国政府対策本部は25日、米海軍の救難艦セーフガードが26日に現場に到着し、捜索救助活動を支援すると明らかにした。同対策本部によると25日までに、新たに10人の遺体を収容し、死者は185人、行方不明者は117人となった。不明者の家族らは、遅々として進まない捜索に不満を募らせている。 これまで米国や日本などからの支援申し出に応じなかった韓国政府が、16日の事故発生から10日目で、ようやく米海軍の支援受け入れを発表した。米海軍の救難艦セーフガードが26日から捜索活動を始めることになった。オバマ米大統領は米韓首脳会談の冒頭、沈没事故の犠牲者に「深い哀悼の意を表する」と述べ、朴槿恵韓国大統領と共に約30秒の黙とうをささげた。 対策本部は捜索救助活動に
珍しい深海魚「リュウグウノツカイ」が24日早朝、長崎市沖の橘湾で定置網にかかっているのが見つかった。長崎ペンギン水族館(長崎市)によると、橘湾で捕獲されたのは初めてという。 リュウグウノツカイは、銀白色の細長い体で、赤い尾びれが特徴。体長10メートル以上になる個体もあり、水深200メートル以上の深海に生息しているとされる。 今回見つかったのは体長1・06メートル、幅3・7センチの個体。発見したのは長崎市牧島町、漁師浜田明彦さん(59)で、当初は生きていたが、水槽に移した後に死んだという。浜田さんは「キラキラしており、初めて見る魚でびっくりした」と話す。現在、同水族館が保管しており、今後、ホルマリン漬けにして標本展示することを検討している。
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