東日本大震災で激変した三陸の海。岩手県大船渡市でダイビングインストラクターをする佐藤寛志さん(42)が越喜来(おきらい)湾を潜る。全国のボランティア仲間とともに海に流されたがれきを撤去する活動を続けてきた佐藤さん。地元漁師との交流が深まり、今では養殖漁場でのレジャーダイビングが観光の目玉の一つになっている。豊かな海に「震災遺構」ボランティアや漁師たちとともに汗を流し復興にかけてきた海は、世界
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東日本大震災で激変した三陸の海。岩手県大船渡市でダイビングインストラクターをする佐藤寛志さん(42)が越喜来(おきらい)湾を潜る。全国のボランティア仲間とともに海に流されたがれきを撤去する活動を続けてきた佐藤さん。地元漁師との交流が深まり、今では養殖漁場でのレジャーダイビングが観光の目玉の一つになっている。豊かな海に「震災遺構」ボランティアや漁師たちとともに汗を流し復興にかけてきた海は、世界
全国のスーパーをキャンピングカーで巡り、宮城県石巻市の養殖ワカメを販売する“わかめアニキ”こと坂詰和仁さん(48)が高知県を訪れ、香美市土佐山田町のスーパー「バリュー」で実演販売を行っている。東日本大震災から6年。津波で壊滅的な被害を受けたワカメの産地を盛り上げようと活動を続けている。 坂詰さんは、海藻を専門に取り扱う卸会社「リアス」(千葉県船橋市)の専務。リアスは坂詰さんの父親が1967年に創業し、東北のリアス式海岸で採れるワカメを主力商品に、生産者からの直接買い付けにこだわる。 震災の直後、坂詰さんは被害を受けた取引先へ義援金を届けて回った。2014年8月からは生産者と消費者をつなげようと全国のスーパーや自然食品店を巡り、商品をPR。キャンピングカーで寝泊まりし、年4回しか自宅に帰らない生活を送っている。 香美市の「バリュー」へは2016年1月から訪れるようになり、今回が4回目。
山口県下関市 道の駅職員 菊地裕子さん(40) 山口県下関市の道の駅「北浦街道豊北」で毎週末、岩手県山田町から届く新鮮なカキやホタテを販売しています。大津波による被害から立ち直り、養殖を復活させた中村敏彦さん(43)が育てたものです。私は両親と一緒に岩手から下関に移住しましたが、「少しでも復興を支援したい」とカキなどを取り扱っています。 祖父の代から漁業を営む中村さんは、消防団活動で津波の犠牲となった人たちの遺体捜索に数カ月間、従事し… この記事は有料記事です。 残り267文字(全文486文字)
「みそ汁のワカメって、時間がたつとドロドロになってしまいがち。でも、十三浜(じゅうさんはま)のワカメは、一晩たってもシャキシャキですよ」 宮城県石巻市のワカメ漁師、阿部勝太さん(31)は、笑顔で胸を張る。阿部さんの漁場は、同市東北部の北上町十三浜。三陸沖の荒波にもまれて育ったワカメは肉厚で歯応えがあり、香りも豊かだ。 「十三浜のワカメは素うどんに入れるだけで磯の香りが漂って、風味が劇的に変わります。しゃぶしゃぶもおいしいですよ」 阿部さんは、十三浜の漁師が東日本大震災後に立ち上げた漁業生産組合「浜人(はまんと)」の若手リーダー格。 6年前のきょう、津波で同市の漁港は甚大な被害を受け、多くの船が流された。半年以上も漁に出ることができなくなった。再操業後、売り上げを順調に伸ばす復活には、阿部さんら「浜人」の努力と工夫の数々があった。 ◆「お客さま目線」で 阿部さんは祖父の代からワカメ漁を営む3
6年前の巨大地震の影響で、岩手県から青森県の沖合の「三陸沖北部」では、100年前後の間隔で繰り返し起きているマグニチュード8前後の地震の発生間隔が短くなっている可能性のあることが専門家の解析でわかりました。専門家は、巨大地震の影響は今も続いていて、引き続き注意が必要だとしています。 東北大学などの研究グループは、陸地や海底に設置されたGPSの観測装置や海底水圧計のデータをもとに、マントルの影響を取り除き、巨大地震後に震源域の周辺でプレート境界でどれだけ動いたかを詳しく解析しました。 その結果、巨大地震後の平成23年12月までのおよそ8か月間に、岩手県の沖合の海底では、プレート境界が40センチ以上ずれ動いた一方、そのすぐ北側にあたる「三陸沖北部」の海底では、プレート境界はほとんどずれ動かず、ひずみをため続けていると見られることがわかりました。 「三陸沖北部」では、過去に100年前後の間隔でマ
三重外湾漁業協同組合(本部・南伊勢町奈屋浦)は8日、ゴマサバ約20キロを伊勢市の伊勢神宮 内宮 ( ないくう ) に奉納した。 同漁協は奈屋浦漁港で県内一となる年間5万トン、40億円の水揚げを誇り、8割がサバ。全国に鮮魚として出荷されている。2014年から3月8日を「さばの日」と定め、熊野灘で漁獲し同港に水揚げするサバを「灘さば」と名付けてブランド化に取り組んでいる。 漁協関係者ら約30人は体長40センチのサバ35匹をおけに載せて宇治橋を渡り、大漁と操業の安全を祈願した。同漁協の畑金力代表理事専務(65)は「冬のサバは脂がのって刺し身やしめサバがおいしい。新鮮な熊野灘のサバを地元でもっと食べてほしい」と話した。
11日、北海道東部の羅臼町の沖合から漁船8隻が漁を終えて港に戻る途中、流氷に行く手を阻まれて動けなくりましたが、砕氷機能を備えた巡視船が水路を開いて救助作業を行い、午後10時半すぎまでにすべての船が港に戻りました。乗組員にけがはないということです。 羅臼海上保安署の砕氷機能のある巡視船「てしお」が現場に向かい、厚い氷を割って水路を開き救助作業を進めた結果、夕方から船が港に戻りはじめ、午後10時半すぎまでにすべての漁船が港に戻りました。 根室海上保安部によりますと、漁船に乗っていた合わせて56人の乗組員にはいずれもけがはなく、船に浸水も見られないということです。 漁船はいずれも19トンのスケソウダラなどの刺し網漁船で、11日朝、漁に出て港に戻る途中でした。 釧路地方気象台によりますと、沖合の根室海峡には流氷が流れ込んでいて、羅臼町では午前10時には岸側に吹き寄せる風速2.8メートルの南東の風
優良経営食料品小売店等表彰で最高賞の農林水産大臣賞に選ばれた「うなぎの井口」の井口恵丞社長=9日午前、浜松市浜北区 浜松市浜北区のウナギ専門店「うなぎの井口」(井口恵丞社長)が、独創的な経営手法で実績を挙げている小売店を顕彰する食品流通構造改善促進機構の「第26回優良経営食料品小売店等表彰」で、最高賞の農林水産大臣賞に選ばれた。主力商品であるウナギの白焼きの地域ブランド化やウナギ残さのリサイクルの推進など、地域に根付いた活動が評価された。 売り上げの9割を占める県西部特産の白焼きは質の高い国内産にこだわり、素材の味を引き出す独自の手焼き製法で仕上げる。店頭に並べるまで3回の検品を行い、ふっくら感と風味を損なわないよう真空パックで提供している。2015年には国際味覚審査機構(本部・ベルギー)でウナギとして初めて優秀味覚賞を受賞するなど、国際的にも高い評価を受けている。 リサイクル事業では国の
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