ヤドカリになりすますイカがいることがわかった。2017年5月に琉球大学の研究グループが学術誌「ジャーナル・オブ・エソロジー」で発表した。下の動画をを見てほしい。トラフコウイカが体の色を変え、腕をひらひらと動かすような仕草をしながら、ヤドカリのフリをしている。獲物に警戒されずに接近するためか、捕食者から身を守るためではないかと、今回の研究の中心となった岡本光平氏は考えている。ヤドカリは主に微細な
![ヤドカリに擬態するイカ 実物知らないのにそっくり - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/db314d01032b8b840d9315da227f436800a73e07/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZZO1933225027072017000000-9.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3D0d7a148e05f02ff3c57014115981ae1f)
高徳院にその碑を残す明治の偉人・長与専斎が「海水浴場として理想的な海である」と絶賛した鎌倉の海。多い年には100万人を超える海水浴客で賑わうが、同時にここは昔も今も豊かな自然がもたらす「海のブランド」発祥の地でもある。 中世鎌倉では、鎌倉産の「カツオ」は全国的にも有名で、吉田兼好が『徒然草』の中で「鎌倉の海で揚がるかつおという魚は、昔はたいした魚でもなかったのに、このごろは上等な魚になっている」とつぶやいているほどである。 この「カツオ」、江戸時代になると5月最初に獲れたもの(初ガツオ)が鶴岡八幡宮に奉納されたほか、鎌倉から来る船を江戸沖で待ち構え、競って高く買い付ける者も現れるほどの「高級ブランド」として定着した。同じく江戸時代、かの「伊勢エビ」は鎌倉沖でも多くの水揚げがあったことなどから、「鎌倉エビ」と呼ばれ関東のみならず関西でも「ブランド品」として珍重されていたそうだ。 そして現在、
サンマ水揚げ量が本州一の大船渡市で17日、地元水産会社「鎌田水産」の大型サンマ漁船5隻が出漁した。今季の初水揚げは23~26日頃を見込んでいる。 同市はサンマを生かした地域おこしを官民で進め、出漁に合わせて出船式を開催している。同市赤崎町の蛸ノ浦漁港には、乗組員の家族や地元住民ら約500人が集まった。船に結んだ色とりどりの紙テープを手に安全と豊漁を祈り、大漁旗をはためかせて出港する様子を見守った。大型船による漁が解禁される20日から12月末まで、ロシア海域で操業する。 全国のサンマ漁は2年連続で記録的な不漁に見舞われている。1970年代の水揚げ量は約20万~30万トンで推移したが、2015、16年は1977年以降で最低の約11万トンだった。水産庁が今月発表した予報では、今年も不漁が懸念されている。 鎌田仁社長は「魚の量や大きさは今年も厳しいと聞いているが、予想を覆して全国の人においしいサン
宮城県は、水産加工品や菓子などのテスト販売を目的として、8月19日から2018年3月まで、同県のアンテナショップ「Miyagi Shop」をホーチミン市タンフー区の「イオンモール・タンフーセラドン」に開設する。 営業時間は月~金が10時から22時まで、土・日が9時から22時まで。8月19日のオープン当日は、17時から一部商品の試食会やクイズ大会などを行う。 宮城県は2015年にハノイ市のイオンモール・ロンビエンで、2016年にホーチミン市のイオンモール・ビンタンで同事業を実施しており、「Miyagi Shop」の開設は今回が3回目となる。 「Miyagi Shop」の詳細はフェイスブック(Facebook)ページを参照。 [2017年8月17日 ベトジョーニュース A]. © Viet-jo.com 2002-2019 All Rights Reserved. ※VIETJOベトナムニュ
真珠をテーマにした三重県鳥羽市のレジャー施設「ミキモト真珠島」で、5年ぶりの新人海女となる樋口未来さん(19)=同県志摩市=がデビューした。 樋口さんは中学3年の時に放送されていたNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」を見て海女に関心を持ち、高校はダイビングの資格も取得できる志摩市の水産高校に進学。進路相談で、担任の教師から、施設を運営する「御木本真珠島」が海女を募集していると聞き、就職を決めた。 かつては、真珠ができたアコヤガイを海底から採ってくるだけでなく、真珠を作る母貝を集めて真珠の元となる「核」を入れ、その貝を海に戻すのも海女の仕事だった。赤潮発生時に貝を安全な場所へ移すのも海女で、養殖には欠かせない存在だったが、技術の発達とともに活躍の場は徐々になくなっていった。 「人魚だと思って泳いでみて」。今年4月の入社以降、先輩から指導を受けて練習を重ねた樋口さん。水深5~6メートルの海中で
昔話などで、何かに化けて人をだます動物といえば、キツネやタヌキを連想するが、この動物もなかなかの化かし上手らしい。カワウソである▼青森県の津軽地方では生首に化けて川を流れ、漁をする人を驚かせていたという話が残る。宮城県の伝説ではカワウソが大入道に化け、伊達政宗に退治されたそうな。水木しげるさんの『日本妖怪大全』にあった▼まさか人をたぶらかそうと現れたわけではあるまいな。琉球大学の研究チームが長崎県・対馬で野生のカワウソを確認したと発表した。国内で野生のカワウソが確認されたのは一九七九年、高知県で目撃されたニホンカワウソ以来、三十八年ぶりという▼気になるのはカワウソの種。絶滅したはずのニホンカワウソだとすれば対馬で細々と生き残っていたことになるし、ユーラシアカワウソなら、生息する韓国の離島から約五十キロも泳いで対馬にやって来たことになる▼見つかったふんからユーラシアカワウソのDNAが検出され
南房総市の岩井富浦漁協所属の大型サンマ漁船「第1安房丸」(120トン)が17日、北海道沖でのサンマ漁に向け、同市の富浦漁港を出港した。壮行会で秋の味覚の大漁を祈願した後、家族や市民ら約200人が色とりどりの紙テープを手に見送った。 第1安房丸は南房総地域で唯一のサンマ漁船で、集魚灯で集まったサンマを棒で突き出した網に誘導する南房総発祥の「棒受け網漁」を守る。銚子港所属船などと5隻で船団を組み、11月か12月まで操業する。 黒川義明漁労長(57)は「外国船との競争など厳しい環境だが、伝統の漁法で頑張る」と語った。
豪州シドニー近郊で、野生のペンギンがウミワシに誘拐された(撮影:John Prats/Earth Touch) 古来より日本には「神隠し」といって、幼い子供が忽然といなくなったり、訪れてはいけない地に迷い込んで、二度と帰ってこなかったという言い伝えがある。なかでも恐ろしいのが、オオワシやオオタカなどの猛禽類が上空から赤ん坊をさらう話だ。オーストラリア・シドニー近郊では、巨大なウミワシがペンギンを逆さ吊りにして連れ去る瞬間がとらえられた! シドニーから南へ50キロ下った港町の沖合にある小島の「ファイブ・アイランズ」には、野生動物の保護区があってペンギンの群れが生息している。 ここで撮影していた写真家のジョン・プラッツさんが、この光景に出くわしたのは2015年4月。大きな鳥がサッと視界に飛び込んできたかと思うと、地面から何かをつかんで、そのまま飛び去ったという。 「頭上を横切っていくタカの仲間
朝日浴び迫力の網上げ 福井県若狭町の世久見(せくみ)漁港から出港する「大敷網(おおしきあみ)体験」は、漁や水揚げの様子を間近で見学でき、家族連れに人気がある。穏やかな湾内が漁場で、早朝の3時間ほどなので、気軽に参加できるのが魅力だ。 大敷網は大型の定置網で、岬などを回り込む回遊魚をあらかじめ設置した網で誘導して捕獲する。世久見では漁師らでつくる世久見生産組合が運営し、見学者も受け入れている。 午前4時になると漁師が集まり始めて、漁の準備に追われていた。この日の参加者は20人で、近くの民宿に宿泊した家族連れが中心だった。救命胴衣を着用して、眠い目をこすりながら船に乗り込む。 同4時半に出港し、船はなぎの海をゆっくりと滑っていく。15分ほどで大敷網が張られている獅子ケ崎沖に到着し、網を上げる作業が始まった。20人の漁師が3隻の船に分乗して、機械や人力で網を引く。網は長さ約300メートル、幅約5
オホーツク海に面した北海道北見市と網走市の中華料理店などで、この夏誕生したばかりのご当地グルメ「オホーツク干貝柱あんかけ焼きそば」が提供されていると聞き、早速食べに行きました。 まず大きさにびっくり。直径は25センチほどあるでしょうか。肝心の餡(あん)が見えませんが、全体を覆う卵焼きと麺でサンドされているのです。具材のオホーツク産ホタテ干貝柱のうま味がぎゅっと凝縮され、あっさりとした塩味。途中で特製醤(じゃん)を混ぜて味を変えられるのもユニークです。 地元の飲食店で作る「オホーツク干貝柱塩ラーメン協議会」で会長を務めるのが「中国家郷屋台 笑安記」(北見市)の千代敏彦オーナー。ホタテ干貝柱や小麦麺、タマネギなど地元の食材を使うなどのルールを設定し、3年越しで完成させたそうです。 努力は実を結び、焼きそばの新作は7月の「新・ご当地グルメグランプリ北海道2017 in 南富良野」で準グランプリに
食べるのを禁止されている食材 エリザベス女王をはじめ、チャールズ皇太子、ウィリアム王子とキャサリン妃やその子供たち、そして、ヘンリー王子まで、英ロイヤルファミリー全員が食べることを禁じられている食材がある。 それは、英語圏では「Shellfish(シェルフィッシュ)」と総称される、エビ、カニ、ロブスターなどの甲殻類とハマグリ、アサリ、ムール貝、牡蠣、ホタテなどの貝類。 食中毒の発生率が高いとされていることから、一切口にしてはいけないというルールがあると英BBCニュースが伝えている。 さらに、安全面を配慮して、外交中に異国を訪れた際には現地産の肉や水道水は口にしないことが推奨されているという。 女王の好みにより禁止のものも さらに、健康や安全とは関係なく、エリザベス女王の好みによりロイヤルファミリーの食卓に並べることがNGとされている食材も。 英王室のシェフを務めていた男性は、「バッキンガム
大船渡市赤崎町の鎌田水産(鎌田仁社長)が所有する大型サンマ船5隻が17日、大船渡港を出発した。サンマの来遊量が低調になるとの厳しい予報もあるが、本州一の水揚げを誇る同市の主力魚種の豊漁を関係者は心を一つにして願った。 同市赤崎町の蛸ノ浦漁港で出発式(さかなグルメのまち大船渡地域振興委員会、さかなグルメのまち大船渡実行委主催)が行われ、蛸ノ浦保育園の園児が各船の代表者に記念品を贈り、航海の無事を願った。 第8三笠丸(199トン)の清枝光臣漁労長(74)は「一日も早く大船渡の復興を進められるように頑張りたい」と豊漁への決意を表明。色とりどりのテープを手にした乗組員の家族や住民ら約500人の見送りを受けて、大漁旗をなびかせた船団が北海道に向けて出港した。 同市への水揚げは23日以降、遅くとも26日までを見込む。 【写真=多くの見送りを受けて蛸ノ浦漁港を出港するサンマ船】
減少が懸念される太平洋のクロマグロの資源管理を話し合う国際会議が、今月韓国で開かれ、この中で日本は、クロマグロの量が回復していると確認できた場合は、漁獲量の上限を引き上げられる仕組みを提案する方針です。 前回までの会議で、この海域の成長したクロマグロの量を2024年までに現在の倍以上の4万1000トンに増やすことを目標に、漁獲に上限を設けて規制することが合意されています。 これについて日本は、今回の会議でクロマグロの量は回復傾向にあるとして、漁獲量の上限を変えられる方式に見直し、回復傾向が確認されれば、漁獲の上限を引き上げられるようにする一方、回復が進まなければ規制を強化する仕組みを提案する方針です。 日本としては、この海域のクロマグロは、日本の漁業者が多く漁獲していることから、今回の提案で将来的に規制を緩和できるようにしたい狙いがあります。しかし、厳しい資源管理を求めてきたアメリカなどは
気仙沼市の気仙沼港を基地とする大型サンマ船が17日、一斉に出漁した。同市魚浜町の岸壁で恒例の「出船送り」があり、乗組員の家族や水産関係者らが航海の安全と大漁を祈って船を見送った。各船は漁場に近い北海道の港に向かい、20日の漁解禁に備える。 色とりどりの旗や集魚灯の明かりが霧雨で煙る中、郷土芸能の大漁唄(うた)い込みや打ちばやしが披露された。五色の紙テープがつながれた12隻は汽笛とともに次々と出港。「行ってらっしゃい」「体に気を付けてね」の声に、乗組員は甲板から大きく手を振って応えた。 第81豊清丸の中舘捷夫漁労長(75)は「東日本大震災から6年以上たつが、気仙沼の復興には水産業の活性化が必要だ。われわれも頑張る」と大漁を誓った。
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