第1次大戦前の「日英同盟」の復活かーー。河野外相と小野寺防衛相が今月14日、ロンドンを訪れてジョンソン英外相、ウィリアムソン英国防相と2+2会談を行い、防衛面で関係を強化することで合意した。来年には陸海軍の日英合同演習が予定され、世界一の性能になるとされる空対空ミサイルの共同開発計画も進行中だ。この海洋国家同士の軍事的急接近を、20世紀初頭の日英同盟にたとえる報道も見られる。 ◆日英は防衛上の歴史とニーズを共有する島国 会談を通じて、来年、英国海軍のフリゲート艦HMSサザーランドとHMSアーガイルが訪日し、海上自衛隊と合同演習を行うことが決まった。日英海軍が合同演習を行うのは、日英同盟が解消された第1次世界大戦後初。英陸軍部隊も来年来日し、陸上自衛隊と歴史上初めての演習を行う予定だ。『アジア・タイムズ』は、「日本と英国は第2次大戦では敵同士だった。しかし、過去は過去だ。この2つの島国は来年

【ソウル米村耕一】聯合ニュースは１２月３１日、韓国の関税当局が、北朝鮮船に石油精製品を移し替えた疑いが持たれているパナマ船籍のタンカー１隻を韓国西部の平沢（ピョンテク）・唐津（タンジン）港に抑留して調査中だと報じた。容疑が確認されれば韓国政府当局による摘発としては２例目となる。 タンカーは２１日に入港し、韓国関税当局… この記事は有料記事です。 残り186文字（全文346文字）

日本希望台灣開放鰻苗直接輸日，我政府擬全面開放輸日，學者憂心很可能因而斷送日本鰻在台灣世世代代永續生存的權益。圖為示意，與本文無關。業者提供 羅秀婉／台大漁科所退休教師 李武忠／農漁經學者 早期養殖漁業之魚苗係捕撈自溪流海邊，隨著人工繁殖技術的精進，對野生魚苗依賴降低。目前鰻魚養殖是少數須完全仰賴野生魚苗的養殖魚種。但近年來野生日本鰻苗骤減（原因複雜），不敷養殖業之需求，凸顯鰻苗穩定供應對鰻魚產業的重要性。 而鰻魚為日本傳統美食，也是全球最大的鰻魚消費國，對於養殖用野生鰻苗之需求更殷，早自1970s北海道大學及東大已開始進行日本鰻人工繁殖及其人工苗生產之研究，產官學更從1990s投入大筆資金及人力，探尋日本鰻產卵場，以及持續朝人工鰻苗商業化量產的目標，為日本鰻魚產業永續而努力。由於野生鰻苗數量銳減，日本政府於2013年將日本鰻指定為瀕危物種（Endangered，EN），2014年國際自然

ここに掲げた「クジラが打ち上げられた写真」をニュースで時々見かけることはないだろうか？ 海外だけでなく、今年も宮崎や鹿児島で同じようなことが起きている。原因については、解体された胃袋の中から大量のビニール袋やプラスチックごみが見つかり、消化器系が損傷したとか、あるいは海底の掘削やタンカーのスクリュー音が障害を引き起こしているとか、気候変動の影響だとか、さまざまなことが言われている。 いずれにせよ人間が原因を作っていることには変わりない。 海は地球の3分の2を占める。さて、この海について高い関心と知見をお持ちのキャロライン・ケネディ氏が駐日大使として東京に赴任されていた間、私は同窓ということもあり、何度となくアメリカ大使館主催の海洋環境に関する食事会や会議にお声掛けいただいた。なかでも、ケネディ大使との会話の中で、とりわけ忘れることができない言葉がある。 「ゴミは中国、漁業は日本よ」 この言

外食企業の株式会社ファンファンクションの合掌智宏（がっしょう・ともひろ）社長（４０歳）は２００５年に同社を創業してから一貫して「社員が愛せる会社」づくりを進めてきた（前編記事参照）。 同社の特色は、各地の自治体から公認を得るアンテナショップ型の“ご当地酒場”を展開している点だ。地方の町の名前を店名に冠した『北海道八雲町（やくもちょう）』『北海道厚岸町（あっけしちょう）』『佐賀県三瀬村（みつせむら）』など２３店舗を営業している。 社員の待遇もそれなりで、「『月の安定した給料を社員みんなに支払いたい』というのが会社の姿勢だから、外食業界の中でも比較的、基本給の部分はしっかりしていると思います」。 そう話すのは『八雲町』や『福井県美浜町』など４店舗の統括店長・森みずほさん。０９年に入社する前まで他の外食店に１０年ほど勤務していた森さんは、「この会社がいいなと思うのは、“休みなさい”の文化があるこ

新しい年がやってきた。年のはじめに食べるものはといえば、やっぱりおせちと雑煮。皆さんはもう食べただろうか？　おせちなんて食べない、雑煮もいらないという人ももちろんいるが、やはりまだまだ雑煮を食べないと正月気分が出ないという方も多いだろう。そこで新年1回目は雑煮の由来と、おめでたい縁起の数々をご紹介したい。これからおせちを食べる方、明日は変わり雑煮にしようとたくらんでいる方、ぜひ参考にしてほしい

明けましておめでとうございます。本年も、より健康に、より快適に運動を楽しむための体作りのヒントとなるようなレシピを提案していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 今年最初のテーマ食材は元日にふさしく「タイ」です。「めでたい」の語呂合わせからお正月の縁起物として尾頭付きのタイが食卓に上っているご家庭もあると思います。「睨（にら）みタイ」といってすぐに箸をつけずに神様にお供えをしてから食べるという風習がありますが、箸をつけるタイミングや、調理方法は地方や家庭によって異なるようです。 タイは高たんぱく低脂肪、ビタミンＡやビタミンＢ群、ビタミンＤ、ビタミンＥなどを豊富に含むので、ごちそう続きで高カロリーになりがちな三が日にはお薦めの食材といえるでしょう。 今日は塩焼きのタイを丸ごと土鍋で炊き込む「タイめし」をご紹介します。食卓にそのまま運べばお正月らしいごちそうになります。 ［ 作り

富津市で特産の生のりを使った料理を提供する「ふっつ生のりフェア」が開かれている。この時期しか味わえない、板状にする前の「新芽生のり」を使った工夫を凝らした料理が楽しめる。２月２８日まで。 フェアには市内の２４店舗が参加。生のりをたっぷり使ったラーメンやそば、豆乳ベースのだしと生のりをマッチさせた鍋、ピザの上に生のりを乗せた「ナマノリータ」な… この記事は有料記事です。 残り259文字（全文431文字）

記事 田中龍作 2017年12月31日 17:42 【五輪の犠牲者同士】築地仲卸業者が差し入れ　宮下公園追われた越年野宿者に Tweet 画像を見るこの日の夕食はエビのすり身の揚げ物が載った雑炊だった。＝30日、渋谷区役所前　撮影：筆者＝ 渋谷区が警察官を大量動員して宮下公園を強制封鎖して８ヵ月余りが経つ。命をつないできた場所を騙し討ちで奪われた野宿者たちは、渋谷区役所前でリベンジの越年態勢を続ける。 大晦日のきょう、越年の現場を訪ねた。 凍死から身を守る大型テント２張が存在感を示す。大型コンロがオレンジ色の炎をあげて雑炊を煮込んでいた。きょうは冬物衣料の配布があった。 今のところ（31日午後１時現在）、渋谷区による襲撃はない。 炊き出しの定番と言えば「モツ煮」だが、今年は築地の仲卸業者が海産物を大量に差し入れてくれたため、ホタテ入り雑炊などがメニューを彩った。 築地の仲卸業者と宮下公園の

１８８４（明治１７）年、沖縄本島の糸満村（現・糸満市）の海人、玉城保太郞（たまぐすく・やすたろう）が沖縄で初めて水中メガネ（方言名ミーカガン）を考案した。別名糸満メガネとも呼ばれた。海岸に自生するモンパノキ（ムラサキ科）を用い、丸く削った部分をくり抜いて枠をつくり、ガラスをはめた両眼式のメガネ。二つの枠のふちは太い糸で結んだ。水中メガネの登場で潜水漁獲技術が向上し、特に沖縄の潜水漁業は飛躍的に発展した。（撮影・伊良波彌記者） ■池間島、粟５俵で交換、水中メガネ１個 『沖縄池間島民俗誌』（野口武徳、１９５２年）には「明治２１（１８８８）年頃、糸満の漁夫がやってきて高瀬貝を取るときに用いていたものを、Ｍという池間の人が粟（４斗俵）５俵と交換し、それを真似て沢山作り、非常にもうけた」と書かれている。 池間島では、水中メガネ１個あれば家一軒が建ったという言い伝えがある。 ■『宮古郡八重山郡漁業調査

塩釜市は２８日、同市魚市場の今年の水揚げ実績を発表した。主力のマグロ以外の魚種の増加が目立ち、建て替えた新市場が１０月にグランドオープンしたことも後押しして水揚げ高は３年連続で１００億円超を確保した。 年間水揚げは２万２５５７トン、１０７億３５６５万円で、昨年を数量で９０８トン、金額で３億４１３６… この記事は有料記事です。 残り121文字（全文271文字）

日中両政府は、中国が２０１１年３月の東京電力福島第１原発事故以降続けている宮城や福島など１０都県の日本産食品に対する輸入禁止措置について、撤廃や緩和に向けて本格的に協議する方向で調整に入った。中国側が作業部会の設置を提案した。日中関係筋が３１日、明らかにした。これまで日本側が規制緩和を求めても「動きがなかった」（日本政府関係者）が、原発事故から７年近くがたち、中国側から対応を見直す兆候を見せた格好だ。 日中平和友好条約締結４０周年を迎え、安倍晋三首相は習近平国家主席と年内の相互訪問を狙っており、首脳会談のテーマとなる可能性もある。

宮古市臨港通の市魚市場は今月から電子入札システムの本格運用を始めた。水揚げされた水産物をタブレット端末を通して取引することで、従来の紙入札に比べて時間が短縮され、鮮度を保ったまま出荷が可能となった。電子化は大船渡魚市場に続き県内２カ所目。秋サケやサンマ、スルメイカなど主力魚種の不漁に見舞われる中、市場間の競争は激しくなっており、取引の効率化や信頼性を高め、水揚げ増加を図る。 歳末の荷さばき場。サケやサバ、ホタテガイが並ぶ中、大型モニターに電子入札されるヤリイカの情報が示された。買い受け人は鮮度を見定めタブレット端末で応札。水産加工業おがよし（同市日立浜町）の佐々木仁課長代理は「慣れてくれば効率化につながるだろう」と語った。 従来は、買い受け人の応札額を市場職員が手作業で確認し、落札者が決まっていた。電子化で判定が自動的に行われ、間違い防止にも効果は大きい。マダラやドンコで導入し、徐々に対象