いわゆるIT下請け企業とは数十人規模の中小ソフトウェアハウスの事だ。 社名になんたらソフトウェアまたは英語3文字の企業名がついている。雑居ビルに事務所があり、常に求人雑誌に若いプログラマを募集する広告を出している。 事務所では社長と派遣の事務、あと数名の謎の親父が詰めている事が多い。 IT下請け企業は「ソフトウェアハウス」と呼ばれているからソフトウェア開発業を営んでいると誤解する人が多い。求人雑誌にはそう書かれているから、この業界に間違って転落してくる人はそう信じてしまうのも無理はないだろうが、ソフトウェア開発業というのは建前だ。 真の業務内容は人売りである。大手から案件を勝ち取り、人月ごとにプログラマという奴隷を売買し供給すること、そしてその上前をはねること。40歳までに使い捨てること。あと経理。それしかやっていない。ソフトウェアの開発など一切やっていない。 いちおう社内に社員用の机はあ
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