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ブックマーク / chikawatanabe.com (14)

  • 海外で勉強して働こう

    これまでずっとなるべく言わないようにしていたのだが、もう平たく/明快に言うことにしました。 1)日はもう立ち直れないと思う。 だから、 2)海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。 これまでは、1)は言わずに、2)だけ言ってきた。で、「海外で働く」の中でも、私が知っている「シリコンバレーで働く」ことの楽しさ、働くための方法をなるべく具体的に紹介するようにしてきた訳なのであるが、前半も言うことにしました。その理由は、若い人に早く気づいて欲しいから。年を取ったら駄目、というわけではないが、扶養家族が増えて、引退までの年数の方が働いてきた年数より短くなってきたりすると、みるみると進路変更は大変になる。ところが、多くの人が「もはや国内に機会はない」と気づく頃には、そういう「進路変更大変状態」になってしまっていることが多い訳です。 というわけで、明言することにした次第。 (後日

    海外で勉強して働こう
    emihal
    emihal 2009/04/28
    海外行けば何とかなるわけではないけど、行けば行ったでなんとかなる。環境変われば自分が変わるわけではないけど、意外と良くなることも多い。
  • 書評:ロボトミーとアメリカの黄金期

    同時期にアメリカに生まれた、ADHD気味な二人の男性の180度異なる半生記。一人は12歳でロボトミー手術を受け、もう一人は黄金の50年代を謳歌する。 偶然最近二冊とも読んだのだが先に「黄金期」の方を読んで、その後ロボトミーの方を読み、途中で 「あれ、この人って、もう一冊に出てきた人と同世代じゃないの?」 と思って確認したら、ロボトミーの人が1948年生まれ、もう一人が1951年とたった3年違いだった。 「黄金期」のほうはユーモアたっぷりのエッセー、紀行文、科学関係のの著者として知られるBill Brysonのもの。 (Bill Brysonは、A Short History of Nearly Everythingというの著者でもある。これ、出色のできです。変な科学者・偉大な科学者・とんでもない科学者、そしてその人たちの発見がこれでもか、というばかり出てくる。以前、枕の10分の一は垢と

    書評:ロボトミーとアメリカの黄金期
  • アンケートプラグインPollDaddy

    こちらのエントリーでオンライン投票用に使ってみたPollDaddy、中々よろしいです。日語も問題なく使えました。はい。 PollDaddyはアイルランドの会社で、2週間ほど前WordPressを運営しているAutomatticに買収されたところ。Automatticはサンフランシスコのベンチャーですが、「ベンチャーが外国の会社なんて買って大丈夫なの?」という心配は無用な模様。 というのも、Automattic自身、オフィスはなく、社員は全員リモート勤務、年に数回集まるだけ、と。アイルランドとサンフランシスコで7時間ほど時差はありますが、最近ではこういう「時差のあるチームワーク」のためのサービスもあれこれ出てきているし。Automatticは他にもあれこれプラグインベンチャーをコマゴマと買収しており、TechCrunchに「プラグイン・ロールアップ(みたいな)」と言われてますが。(下記抜粋

  • スーパー高利貸しPayday Loanの存在価値

    カリフォルニアにはPayday Loanの店があちこちにある。(高級住宅地、一流ビジネス街等は除く)。年利300%とか400%という超高利で小額のお金を貸してくれる、いわゆる「サラ金」屋さんである。以前磯崎さんがこの業態に触れて、世界にはまだこんな高利の貸金業が存在すると、驚きを記事にされていた。どんなにおどろおどろしいものかと思う方もいるだろうが、写真のような「明るい」お店。 州ごとに法律が違い、認可されないところもあるようだが、カリフォルニアは97年に合法になった。 大抵同じ店舗で「check cashing」も提供している。こちらは「給料でもらったチェックを現金化してくれるサービス」。なんでもチェック=小切手で支払うのが普通のアメリカでは、日雇いの現場労働者なんかでも容赦なくチェックで支払れたりする。チェックは、自分の銀行口座に入れることで現金になる。ところが、推定2800万人が銀行

    スーパー高利貸しPayday Loanの存在価値
  • ビジネス手法により世界の貧困問題に取り組むリーダー養成講座

    知り合いからメールで案内が来たのですが、これは中々スバラシそうなのでご紹介します。 発展途上国の貧困問題解決にあたる人材育成のためのプログラムの参加者募集、というもの。東京財団というところと、アメリカの非営利団体Acumen Fundが行うものだそうです。7週間のニューヨークでのリーダーシップ研修と、10ヶ月の南アジア、東アフリカにおける実地研修。全費用は東京財団が負担してくれるとのこと。 対象は「将来、途上国の貧困問題解決に取り組む志をもち、プログラムを遂行するのに必要な、社会人経験とマネージメント力、英語力をもつ日人および日永住者」とのことで、11月25日締め切り。 以下知人からのメールの内容です。 「ビジネス手法により世界の貧困問題に取り組むリーダー育成プログラム」公募のご案内です。 東京財団はニューヨークベースの非営利のベンチャー・ファンド、アキュメン・ファンドとパートナーシッ

    ビジネス手法により世界の貧困問題に取り組むリーダー養成講座
  • 日本イイコト新聞のススメ

    で、会う人会う人に「景気のいい話しはないですか」と聞いたんですが、全然ない。「緩やかな終わりの始まり」みたいな感じの意見がほとんどで、理由を聞くと「ビジネスもいい話しはないし、政治もダメダメだし、その上、人心まで荒んできたし」とか。「テレビや新聞のニュースを見ても暗い話ししかない」、と。 そこで提案。それは「日イイコト新聞」です。 その名の通り「イイコト」しか書いてない新聞。それも、「近所の親切おじさん」みたいな話しではなく今新聞に書いてあるような領域全般で「イイコト」を集めるのだ。 もちろん、「近所の親切おじさん」の話しがあっても何の問題もないのだが、それだけだと現実逃避感が強すぎかと。そうではなく、政治家がした素晴らしい主張、施策、役所がもうけたステキな行政制度、好況の会社、良さげな新製品、世間で受けているサービスなどなど、ありとあらゆる「素晴らしい話し」をしっかり取材して書くの

    日本イイコト新聞のススメ
    emihal
    emihal 2008/10/20
    むかし、GNN(Good News Network)というのを妄想したなあ。
  • Twitter+Current.tv=リアルタイム・ニコニコ動画

    明日の副大統領候補同士の討論会で、UGC型サイトとケーブルテレビ局を合体させたCurrent.tvとTwitterの協業を見ることができます。Twitterで文中に#currentと入れてコメントすると、それが中継ビデオの下の方に次々に表示されるというもの(ただし全部ではない)。 current.tvはインターネット上でのユーザーからの投稿/コメントを元にテレビ番組を作り、ケーブル局として放映するというビジネス。 日からでも、tiwtterコメントもcurrent.tvサイトでのリアルタイム放映視聴もできるはず。 先日のMcCain/Obama討論会で同様の試みをした際にどう見えたかはこちらにサンプルビデオあり。 ちなみにCurrent.tvはあのAl Goreがファウンダー。サンフランシスコが社で、ちゃんとAl Goreも来て地元の他ベンチャーとミーティングをしたりしており、ちまたで

    Twitter+Current.tv=リアルタイム・ニコニコ動画
    emihal
    emihal 2008/10/05
    アメリカ版ニコニコ動画
  • 人材だけなく車も流動性の高いアメリカ

    車の価格査定サイトのKelly Blue BookがiPhone版を出した。Kelly Blue Bookというのは「アメリカの車価格の聖書」で、これを見るとどんな新車も中古車もいくらで売買できるかわかります。 それも、「業者に売るのか」「業者から買うのか」「個人間で売買するのか」でそれぞれ違う価格が出てくる。当たり前だけど、個人間で売買した方が業者のマージンがない分高く売れて安く売れる。 さらには、個別の装備とか、走行距離とか、車の状態とか、売買の場所とか、とにかくありとあらゆる項目があって、それを黙々と入力すると値段が出てくる、という仕掛けです。 もともとは、紙ベースのであった。多分今でも紙のはあると思うが、もちろん今はサイト上で検索可能。たとえば「装備」を入れるところはこのスクリーンキャプチャのような感じになっております。30項目以上あります。細かい細かい。 「カリフォルニアのカ

    emihal
    emihal 2008/09/08
    もともとは、紙ベースの本であった。多分今でも紙の本はあると思うが、もちろん今はサイト上で検索可能。
  • 書評:家庭菜園に取り憑かれたITマネージャの”The $64 Tomato”

    またべ物のですが、今度は家庭菜園に取り憑かれたITマネージャの話。人が書いた実話です。タイトルは、ある日、どれくらい家庭菜園のトマトにコストがかかっているか計算したら、一つ64ドル(6500円くらい)もかかっていることがわかった、というところから取られている。 とにかくものすごい凝り性。そもそも料理が大好きで、おいしいモノがべたいばっかりにはじめた家庭菜園なのだが、いつのまにか常軌を逸した情熱をかけてしまい、ついに体を壊すまでの一連のエピソードが書かれている。この人、プログラマあがりのITマネージャみたいなんですが、文章も上手だし、話のまとめ方もそつなく、読みモノとしても中々よろしいです。 場所は、ニューヨークへの通勤圏ではありつつ、誰からも忘れられたような小さな町。そこで、築90年の廃屋を見つけ、それを直して家族4人で住むことにしたのが全ての騒動の発端。この家の廃屋ぶりはすごくて

    書評:家庭菜園に取り憑かれたITマネージャの”The $64 Tomato”
    emihal
    emihal 2008/08/25
    ITマネージャの家庭菜園日記 翻訳したいな
  • ブログ再開します&食べ物を語る本 The Omnivore’s Dilemma

    いやー、お久しぶりです。3ヶ月も休んでしまいました。ちょっと体調が悪くて。いろいろな方から「大丈夫ですか」とメールを頂き、私のブログに読者がいることがわかりました。めでたいめでたい。 さて、再開にあたり、いきなり読書感想文です。The Omnivore’s Dilemma。「雑動物(である人間)のジレンマ」というタイトル。ちょっと前のですが。 「正しい生活とは何たるや」とあれこれサイトやを読み漁ったうちの一つ。 「恐らく絶対体に悪そうなべ物、というのはあるが、反対に必ずや体に良いというべ物はない。何でもべられる、というのはラッキーな反面、『何をべようか』と常に頭を悩ませなければならないのが雑動物たる人間のジレンマ」という感じですな。 が書かれた背景として、そもそもアメリカ人の生活はめちゃくちゃ。 朝ごはんアイスクリーム、昼ごはんピザとコーラ、夕ご飯ポテトチップ一袋、み

    ブログ再開します&食べ物を語る本 The Omnivore’s Dilemma
    emihal
    emihal 2008/07/30
    アメリカ=コーン文化 手段が目的化
  • ブログ過労死

    昨日のNew York Timesに「四六時中ブログを書くストレスで過労死するブロガーの話」が出ていた。給料をもらってブログを書いていたRussell Shawと、Marc Orchantが相次いで死んだ話を受けたもの。さらに、著名シリコンバレーブロガーのOm Malikも今年の1月に心臓発作を起こしたし、と。 Shaw氏は60歳、Orchant氏は50歳、Malik氏は41歳ということで、 「24時間話題を追って記事を書き続けなければ行けないブログは若者にしかできないのでは。」 特に、商用ブログサイトに薄給で雇われて記事を書いている「サラリーマンブロガー」の悲哀が記事のポイント。悲惨なほうでは「一エントリ10ドル(1000円)」という感じらしい。ちょっとまともなサイトなら、「サラリーマンブロガー」の収入は3万ドル(300万円強)から7万ドルくらい、だそうです。 ま、しかし新聞記者というの

    ブログ過労死
    emihal
    emihal 2008/04/09
    ブログだけでなく ニュースサイト関係者もあるな 経験としてわかる
  • ソーシャル金貸しZopa日本進出

    「個人が個人に金を貸すサイト」のZopaが日に進出するそうです。2年ほど前に「P2Pローン、もしくはソーシャル金貸し」というエントリーで、主に競合のProsperのことを取り上げましたが。日の金融ルール下でもできるんだ!という驚きが。 5年ほど前、Bay Areaの住宅相場・金利・日経済というエントリーでこんなことを書きました。 リスクに見合った金利で資金を融通する仕組みがない」ことが、日経済が立ち直らない理由だと思う。 アメリカでは、企業の資金調達でも、株式、債権の市場が充実しているのはよく知られているところだが、それ以外でも、例えば 売掛債権を割引して買ってくれるfactoringなんかが普通に存在する。もちろん、リスクが高ければ、その分金利(や手数料)が高いことでバランスが 取られている。しかし、日ではこれは「手形割引」てな感じで電信柱なんかに張り紙がはってある、ちょっとア

    ソーシャル金貸しZopa日本進出
    emihal
    emihal 2008/03/07
    2008/10から日本で開始予定
  • アメリカの新聞社の価値は3年で2兆円下落

    米国メジャー新聞社14社の株価が、過去3年間で230億ドル、42%失われた、と。同じ期間に、世の中一般の株価はどうだったかと言うと、S&Pが17%アップ。ということで、比較上かなりつらい。 生き残りをかけて各社オンライン化を推進、それなりに成功しているのだが、しかし、それだけではダメなのであった。 例えば、New York Timesは、紙からインターネットへの変革を積極的に推し進めており、最近の四半期ベースで、オンライン収入は8千万ドル、前年比26%増。(同時期の新聞収入が7億3千万ドルで、営業利益が330万ドルなので、まだ紙媒体依存度は高いのだが。)オンライン版の方は2005年から1年ちょっと有料サービスとし、月7ドル徴収、年間1千万ドル(10億円強)までのビジネスになったが、2007年9月に廃止、全て無料になった。廃止時点で23万人の購読者がいたそうです。 とは言っても、オンライン事

    アメリカの新聞社の価値は3年で2兆円下落
    emihal
    emihal 2008/01/11
  • アメリカ的オタクパワーによるテロリスト捜査

    WiredのBehind Enemy Lines With a Suburban Counterterrorist。取り上げられているのは、モンタナの片田舎に住むShannen Rossmillerさん。業が裁判所の裁判官、かつ、3人の子供を持つお母さんである。 それだけでも、十分忙しそうだが、さらに朝4時に起きて、家族が起きてくるまでの間、インターネットでテロリストを追求することに情熱を燃やし、これまでに数百人分のプロファイルを洗い出し、うち数名はFBI等による逮捕にまでこぎ着けたという執念の人だ。今はFBIと協力しているそうだが、最初の数年間はまったく独力、無給。 9-11に激しい衝撃を受けた彼女が、まずとりかかったことは・・・ イスラム教について研究する(コーランも読んだそうです) Jihadistのウェブサイトを翻訳ソフトで読みあさる この段階で使っていた翻訳ソフトは安物だったの

    アメリカ的オタクパワーによるテロリスト捜査
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