記事一覧 敦賀市がJRのランプ小屋取得 文化財として保護、観光活用も (2013年11月27日午前7時07分) 福井県敦賀市がJR貨物から取得し文化財として保存するランプ小屋=26日、敦賀市金ケ崎町 敦賀市は、同市金ケ崎町の敦賀港駅(旧金ケ崎駅)にある国内最古級の鉄道建築物「ランプ小屋」をJR貨物から取得する。来年度に外壁や屋根の補修に着手し福井県、併せて市文化財に登録する計画で、敦賀港の近代歴史を示す建物として観光資源にも活用する。26日に発表した12月補正予算案に取得経費341万円を計上した。 ランプ小屋は、金ケ崎駅―長浜駅(滋賀県)が開通した1882(明治15)年に完成した。間口7・12メートル、奥行き4・13メートル、高さ3・43メートルのレンガ造り平屋建て。当時の列車が付けていた照明具(カンテラ)や燃料の灯油などを保管するため、耐火素材のレンガが用いられた。 全国的に現存する
記事一覧 福井城跡三の丸東側の石垣を発見 市文化財保護センター発掘調査で (2013年11月22日午後5時34分) 福井市文化財保護センターは22日、県都デザイン戦略の市中央公園再整備に伴う公園内の福井城跡発掘調査で、藩主の屋敷である御座所があった三の丸東側の石垣が初めて見つかったと発表した。二の丸の石垣との距離から、二の丸と三の丸を隔てる堀の幅は26メートルだったと判明した。これにより再整備では、堀跡の位置に造る散歩道「歴史のプロムナード」も幅26メートルとすることが確定、石垣の遺構が見られる場を一部に設ける。 今回の調査地は県民会館跡地南側の三の丸付近1カ所と、公園内東部の二の丸付近2カ所で、合計約380平方メートル。2012年度には二の丸側でのみ石垣が確認されていた。 三の丸東側で見つかった石垣は延長12メートル。地下1・1メートルより下方に、石材(幅40センチ、高さ30センチ、
記事一覧 葉加瀬太郎さん朝倉氏遺跡PR プロジェクトメンバーに (2013年11月9日午後5時50分) 「一乗谷ディスカバリープロジェクト」任命式であいさつする葉加瀬太郎さん=9日、福井市の一乗谷朝倉氏遺跡 バイオリニストの葉加瀬太郎さん(45)が9日、福井市の一乗谷朝倉氏遺跡を訪れ、東村新一市長から同遺跡の魅力を発信する「一乗谷DISCOVERY PROJECT(ディスカバリープロジェクト)メンバー」の第1号に任命された。葉加瀬さんは「500年の時間をタイムスリップするような気持ち」と城下町の歴史を感じ取り、朝倉館跡でのコンサート開催や一乗谷をテーマにした曲作りに意欲を示した。 葉加瀬さんは、同遺跡を題材にして最新CDのジャケットデザインを検討するなど、一乗谷の魅力に着目していた。市から同メンバー就任の打診を受け、同日夕に市内であったコンサートに合わせ、初めての遺跡訪問が実現した。
記事一覧 中下級武士の屋敷跡を確認 福井駅西口発掘調査、茶器も (2013年7月5日午後6時03分) 江戸時代の武家屋敷跡を確認し、ごみ穴(右下や「溝1」の左側)から茶器が見つかった発掘現場=5日、福井市中央1丁目のJR福井駅西口 福井市文化財保護センターは5日、同市中央1丁目のJR福井駅西口広場整備と西口再開発事業に伴う福井城跡の発掘調査の中間結果を発表した。中下級武士が住んでいた武家屋敷跡の区割りを確認。ごみ穴から茶器が見つかり、茶道をたしなんでいた暮らしぶりがうかがえる。 調査地は福井城跡の南部に位置し、百間堀の外側に当たる東の外曲輪(そとぐるわ)の一角。建物を解体した後の4月から約2千平方メートルを対象に調査を始め、これまでに終了した3区画の計約620平方メートルの発掘結果を公表した。 地下約2メートル掘り下げた江戸時代の地表面で、武家屋敷跡を確認。敷地の端に笏谷石の縁石が並
記事一覧 栄華誇った朝倉氏の高級品披露 遺跡資料館の新企画展 (2013年5月30日午前7時00分) 重要文化財トピック展で披露されている朝倉館跡から出土した青磁など高級品=福井市の福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館(福井市)は本年度から、新企画「重要文化財トピック展」を始めた。第1回は「朝倉館しつらいの品」と銘打ち、当主朝倉氏の屋敷跡から出土した青磁など12種類29点を披露。現在ではもちろん当時も骨董(こっとう)品として扱われた磁器など貴重な品ばかりで、栄華を誇った朝倉氏の文化水準の高さが分かる内容となっている。7月16日まで。 常設展以外にも多数ある出土品を見てもらうと、発掘地ごとにテーマを絞った企画コーナーを設けることにした。本年度はさらに2回開催する予定。 「しつらい」とは祝いやもてなしの席の際、特別な調度品で室内を装飾すること。朝倉館からは、同遺跡
記事一覧 明治天皇の玄孫竹田氏が福井で講演 歴史や神話教育の重要性語る (2013年5月13日午前7時05分) 「自国のこと分かっている人が真の国際人」と話す竹田恒泰氏=12日、福井県福井市の福井商工会議所ビル 旧皇族・竹田家の子孫で、皇室や日本史に関する著書で知られる竹田恒泰氏の講演会「日本人はなぜ日本のことを知らないのか」(福井新聞社後援)が12日、福井県福井市の福井商工会議所ビルで開かれた。 1975年生まれの竹田氏は竹田宮恒徳王の孫で、明治天皇の玄孫(やしゃご)に当たる。2007年から慶応大講師を務め、著書「語られなかった皇族たちの真実」では山本七平賞を受賞した。 講演会は福井市のNPO法人エコ・プロジェクトが開き、学生を含め幅広い年代の約280人が訪れた。竹田氏は冒頭、日本は神武天皇の即位から2千年以上続いている世界最古の国であると説明。存続した理由は「国民を幸せにする国」と
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く