三重県のヤマトタケルの墓の周りが初めて宮内庁によって発掘調査されたのだとか。 中日新聞が23日に報道しており、ネットではザワザワしています。 日本神話の英雄ヤマトタケルは、西に熊襲、北に出雲、東に東国と全国を制圧しまくったあげく、伊吹山の神様に呪い殺されるという悲劇の英雄です。 ヤマトタケルが死んだのは、伊勢(三重県)の能褒野(のぼの)となっているのですが、ここに宮内庁が陵墓としている日本武尊能褒野墓(能褒野王塚古墳)があります。 この古墳自体は、北勢地域で最大の前方後円墳(90メートル)で、4世紀後半頃とされていますが、未調査です。4世紀だと、ヤマトタケル(モデルが実在したことを前提に)にしては古すぎます。 ヤマトタケルの陵墓は、このほか、河内と大和にそれぞれあります。 今回は陵墓そのものではなく、その周辺で宅地開発が進んだため、境界線を確認するために宮内庁が発掘したとのことです。 なん