阿久根市、懲戒免効力停止後も給与払わず : 南日本新聞エリアニュース

阿久根市の竹原信一市長が掲示した張り紙をはがし懲戒免職となった職員男性に対し、鹿児島地裁の効力停止決定後も市側が復職の手続きを取っていない問題で、同市は決定後最初の給与支給日の２０日、竹原市長の方針で男性に給与を支給しなかったことが分かった。男性は支払いを求め今月内に提訴する。 竹原市長は同日、公務で出張しており、市総務課は「指示がない限り支給手続きをしないよう市長から言われている」と説明した。市側は地裁決定を不服として福岡高裁宮崎支部に即時抗告しているが、高裁の判断が出るまで地裁決定は維持される。 自治労県本部は「首長が裁判所の決定に従わない事態は法が想定しておらず、全国的に例がないケースだ。復職先が決まらず支給できないというのか。理屈にならない」と批判。竹原市長は地裁決定に対し「市長命令に従わなくてもいい役所になってしまうことを、裁判所がしていいのか」と反発していた。 法廷闘争を

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裁判所の命令に従わなくてもいい役所になってしまうことを、市長がしていいのか？

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トンデモ市長の暴走は止まらず