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【感想・批評】朝ドラ『まれ』に通底する「明るい悪夢」感 | 天の古井戸
喜劇と悲劇は紙一重、とは言うが、今期のNHKの朝ドラ『まれ』を観て現時点で私が思い出したのが、かの古... 喜劇と悲劇は紙一重、とは言うが、今期のNHKの朝ドラ『まれ』を観て現時点で私が思い出したのが、かの古典人情コメディー漫画『じゃりン子チエ』である。 じゃりン子チエ オフィシャルホームページ – FUTABASHA.com 明るく生活力に溢れ実年齢以上に達観した言動を繰り広げるヒロイン、根は良いのだが「大人」になりきれずトラブルばかり起こして妻子を困らせ続ける父親、そんな父親(夫)と付かず離れずの状態を続ける(一見)大らかでしっかり者の母親、そんな彼らを見守ってフォローに努める個性豊かな周囲の大人たち(総じて女性陣がタフで男性陣がやや頼りない)等々……の共通点が今のところこれらの作品から見出せる。何より、「冷静に考えてみたら、この物語の中では面白おかしく憎めない雰囲気で描かれてるけど、もしこういうシチュエーションが『現実』だったら単に『いい話』では済まされないよなあ……」とふと気付かされて我
2015/04/12 リンク