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Approaches EU基準との比較で暫定基準安全は誤り
EUと比較して、食品の旧基準(暫定基準)でも安全と思われがちだ。今まで政府はこの情報を積極的に利... EUと比較して、食品の旧基準(暫定基準)でも安全と思われがちだ。今まで政府はこの情報を積極的に利用してきたし、マスコミも垂れ流し続けてきた。しかしこれは間違っている。 EU基準は食品の1割がその汚染レベルと想定しての輸入基準である。すなわち希釈係数10%としての基準である。汚染した食品1割に対して、汚染されていない食品9割なら、食品からの放射能の平均摂取量は10分の1になる。EUはその上で放射線被曝が年間で1ミリシーベルトを超えないように設定している。このことは、文末に示すJETRO資料にも明記されている。 具体的にはEUは原発事故以前はセシウムは1250ベクレルであり、事故後に日本からの汚染食品が実際に来ることを警戒し、国民の健康第一で基準を厳しくして500ベクレルにした。この数字だけ見ると確かには日本の暫定基準500ベクレルと同じである。 しかし、EUは輸入の汚染基準を本来の安全基準の
2012/05/07 リンク