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縦組みにおける英数字正立論3―英数字は正立・横倒しの扱いが厄介 | 電子書籍、電子出版のCAS-UBブログ
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縦組みにおける英数字正立論3―英数字は正立・横倒しの扱いが厄介 | 電子書籍、電子出版のCAS-UBブログ
ところが、縦組みするときにラテンアルファベットやアラビア数字(以下、総称して「英数字」といいます... ところが、縦組みするときにラテンアルファベットやアラビア数字(以下、総称して「英数字」といいます)を正立させるか横倒しさせるかを決めるのは厄介です。 ラテンアルファベット 日本語の中には、ラテンアルファベットを使うことができます。例えば、A氏、NHK、ISOといった文字列の中のアルファベットは記号であり、縦組みでは一字一字正立させなければなりません。しかし、同じラテンアルファベットでも縦組みする日本語の文章の中に”International Standard Organization”というような文字列があるとき、これを一文字づつ正立して縦に並べますと大変読みにくいものとなります。従って、縦組みの中では文字列全体を右に90度回転して行に収めます(「日本語組版処理の要件」2.3.2 縦組と横組の主な相違点のb-1-ii)。これは1文字毎にみますと右に90度回転、つまり横倒ししているように見え