王でも神獣でもない、ただの人の生きる道『丕緒の鳥（ひしょのとり）』感想 : 普段暮らしの読書とIT

PC大好きだけど文系機械音痴の野郎です。いろいろ弄るのが好きです。活字中毒者なので唐突に読書感想文を投稿するかもしれません。MacBook Air、iPad、iPod touch使用者ですが使いこなせるのはいつ頃か不明です。明日から本気だす。 「丕緒の鳥 十二国記」 小野不由美・著 （新潮文庫） 感想 １２年は長い、長いけど待ててしまう魅了がある作品に出会えることは嬉しい。 多くのファンが待ち望んだであろう、十二国記シリーズの新刊がついに発売されました。 といっても、これは外伝的な短篇集ですので、気になる本編の続きだと思って買うと泣くことになります（と書いている間にもAmazonさんで犠牲者が出ていることでしょう）。早とちりしないようにお気をつけ下さい。 今回の短篇集では主上の出番は少しだけ、慈悲の涙樽の麒麟に至っては一切台詞はありません。 主役は十二国の世界で生きる人々、特に官吏・役人達

[agasat04]

読んだので書きました。