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池田香代子ブログ : 花の文化史4 桔梗 - ライブドアブログ
2010年11月11日00:00 カテゴリ新聞雑誌エッセイ花 花の文化史4 桔梗 桔梗水(ききょうみず)というこ... 2010年11月11日00:00 カテゴリ新聞雑誌エッセイ花 花の文化史4 桔梗 桔梗水(ききょうみず)ということばがある。あるいは、あった。東北の太平洋側で、漁師が黒潮をそう呼んだ。板子一枚で沖に漕ぎ出して、はるか水平線までを埋め尽くして滔々と流れる濃紺のうねりに遭遇し、大漁の予感に武者震いする。桔梗水とは、なんと心躍りのすることばだろう。そして、雄渾な黒潮と可憐な花を、色という一点でつなげる想像力の底知れないほどの意外さに、心を耕される思いだ。 桔梗は、大昔から人の暮らしによりそって、つつましく咲いてきた。その根は食料となり、飢饉の時には民を救った。しかし、よく水にさらさないと、微量に含まれるサポニンが、体力の衰えた老人や子どもを苦しめた。 毒性があるということは、薬ともなったということだ。風邪をひいたり、怪我をしたりすると、干した桔梗の根は、ほかの生薬とともに薬缶に投じられ、ぐつぐつ
2010/11/11 リンク