「私塾のすすめ」齋藤孝・梅田望夫 : 小野和俊のブログ

「私塾のすすめ」読了。献本感謝。 本書は「志向性の共同体」、「あこがれと習熟」、「ノーと言われたくない日本人」、「幸福の条件」の4つの章からなる。それぞれの章について感想があるので、順に書いていくことにする。 志向性が似通った人同士で活動したり、自分と志向性が似通った偉人をロールモデルとして自分の生き方を設計してことはこの上なく楽しいことだが、かつては、同じ学校の同じクラスの数十人の中から、または伝記などの書物の中から自分と志向性が合いそうな人を探すしか方法がなかった。それが今ではネットを通じて無数の人の中から自分と合う人を見つけていくことができるし、ブログなどで自分から情報発信することで、自分と合いそうな人の方からコンタクトしてきてくれることさえある。 私は1976年生まれで、世代的に言うとナナロク世代のど真ん中なのだが、小学校から中学、高校へと進むにつれて次第に集まってくる人の出身地域

[kodaif]

"自由にできる時間がもっとも多く取れる大学生時代に、大学のキャンパスでのリアルな人間関係の急速な広がりに加えて、それを遙かに超えるコミュニケーションの幅の広がりが、同時期にやってきたような感じ"

[riywo]

76世代はコミュニケーションの爆発が大学時代だった訳だな．そりゃ企業したくもなる．今はネットはあるのが当たり前．こういう感覚の違いは超えることのできない壁になる．

[Pandasista]

ぜひ読みたい。

[hiromark]

この書評が一番すっきりきた。