F1、スターター・モーター穴禁止への対策 : F1通信

規約の抜け穴をふさぐ試みとして、FIAはF1チームがディフューザーにあるスターター・モーター穴から大きな空力学的メリットを得る可能性を排除した。この分野における最初の規約変更は2010年、チームが変わった形状のスターターを作るようになり、ディフューザー内に大きなスターター穴をつくってそこからパフォーマンスを引き出そうとした。このとき、FIAが介入して、穴の面積を3,500mm2までに制限した。そして、二層ディフューザー禁止の結果、ディフューザーの他の部分は連続形状でなければならなくなった。 今や、スターター穴を完全に禁止することでさらなる措置が取られ、チームはディフューザー内に自動的に閉まるフラップをつけるか、リア・ホイールの中心線から350mmより後ろに、マシンの下から見えない開口部をつけるよう求められる。明らかに大半のチームはウィリアムズのような金属製のフラップを選び、スターター・エン