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雑記:クノーがつくる理想の叢書 : Penny Lane
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雑記:クノーがつくる理想の叢書 : Penny Lane
レーモン・クノーが作成した「理想の書斎のために」という書物目録を、日本の出版状況に照らし合わせて... レーモン・クノーが作成した「理想の書斎のために」という書物目録を、日本の出版状況に照らし合わせて紹介してみようという試み。 元ネタはWikipediaフランス語版に載せられていた「Pour une Bibliothèque Idéale」、1956年にクノーによってまとめられた同名の書籍である。記事にはリスト以外に詳しいことがなにも書かれていないので、これが具体的にどんなことを目指したものだったのかは原書を手に取るまでわからないのだが、残念ながら現在では絶版、古書も出回っておらず、まったく手がつけられない状態になってしまっている。 「Bibliothèque」という語には「図書館」や「叢書」という意味の他に「蔵書」や「書庫」という意味もある。挙げられているのは文学・人文書に関わらず大部のものが多く、「叢書」としたらどうやっても全部で300巻を優に超えるものとなってしまうので、「書斎」に常備