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夢の通い路 : Penny Lane
ひょんなことから、最初の一篇「花の下」を読む機会があり、最後まで読んでみたいと思った連作短篇集。... ひょんなことから、最初の一篇「花の下」を読む機会があり、最後まで読んでみたいと思った連作短篇集。自分にとっては二冊目の倉橋由美子。 倉橋由美子『夢の通い路』講談社文庫、1993年。 親本のハードカバーでは旧仮名遣いだったのが、文庫化にあたって新仮名遣いに改められ、そのため書名も『夢の通ひ路』から『夢の通い路』となっている。それが原文の雰囲気を損なっていると言う人がいるのはもっともなことだけれど、読者の間口を広げるには、こちらのほうが手に取りやすいことは確かだ。旧仮名遣いの日本文学にほとんど触れてこなかったわたしとしては、正直、嬉しい。翻訳文学のくせに旧漢字旧仮名遣いのままの古い岩波文庫も、どうにかしてほしいと思っている。 この連作短篇集は、以下のみごとな書き出しからはじまる。 「夜が更けて犬も夫君も子供たちも寝静まった頃、桂子さんは化粧を直して人に会う用意をする。誰にも話していないことであ