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違うけれど似てるもの : 有機化学美術館・分館
2月11 違うけれど似てるもの 先日、こちらで「似ているけれど違うもの」という記事を書きました。非常に... 2月11 違うけれど似てるもの 先日、こちらで「似ているけれど違うもの」という記事を書きました。非常によく似た構造であるのに、味や匂いが全く違う化合物がたくさんあるという話で、「人体というのはなんと素晴らしいセンサーを備えているのだろう」などという感想をかなりいただきました。 が、実を言うとそうばかりでもないのです。「どう見たって全然違うのに、なんでこれが同じ作用なわけ?」という化合物もまた、たくさんあったりするからややこしいところです。 たとえば、麝香(ジャコウ)あるいはムスクと呼ばれる香料があります。もともとはジャコウジカの腹の香嚢から採取された香りで、高価な香水の原料として非常に人気を集めました。このためにジャコウジカは絶滅寸前に追い込まれ、ワシントン条約で保護されているほどです。 そのムスクの匂いの元になっているのは、下図のように炭素が15個つながって環を成した構造の化合物で、その
2012/02/27 リンク