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構造式の見方・描き方講座その3 : 有機化学美術館・分館
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構造式の見方・描き方講座その3 : 有機化学美術館・分館
11月23 構造式の見方・描き方講座その3 第3回、今回は立体化学という面倒なやつの話を。 有機化学という... 11月23 構造式の見方・描き方講座その3 第3回、今回は立体化学という面倒なやつの話を。 有機化学という分野を奥深く、一面では面倒にしてくれているのがキラリティというやつです。炭素原子は4本の結合の腕を持っていますが、この腕たちは正四面体型の配置をとっています。問題なのは、その4本の腕についているパーツが全て違う時です。 上図左右の分子は、向きをどう変えても重なり合いません。これらは、鏡に映した時だけ重なり合う関係にあり、「鏡像異性体」と呼びます。そしてこうした分子を「キラリティがある」と表現します。ちょっと複雑な有機分子になると、キラリティを持っていない方が珍しいくらいになります。 鏡像関係にある2種の分子は、融点・沸点などの性質は同じですが、厄介なことに生体にとっては全く別物です。味やにおいが違うこともありますし、鏡像異性体の一方は毒だが、もう一方は全く無害といったことも多くあります