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疫学批評:所得増加と健康改善の関係、所得格差や貧困率が拡大すると弱まる。
2010年07月22日 所得増加と健康改善の関係、所得格差や貧困率が拡大すると弱まる。 1960−2007年における... 2010年07月22日 所得増加と健康改善の関係、所得格差や貧困率が拡大すると弱まる。 1960−2007年におけるラテンアメリカ22カ国の所得(国民一人当たり国内総生産)と健康指標(1歳未満の乳児死亡率、結核死亡率、平均寿命)との関係を調べたところ、所得が高いと健康指標も全般に改善したが、両者の関係は、所得格差や貧困率が拡大する時期には弱まり、所得格差や貧困率が縮小か維持される時期には強まった。論文はSocial Science & Medicine 2010年7月号に掲載された。 全ての時期を合わせた分析では、所得が1%上昇すると、乳児死亡率は1.17%下がり、平均寿命は0.06年延びたが、結核死亡率は下がらなかった。 つぎに、所得格差(ジニ係数)の変化によって時期を分けて分析すると、格差が拡大する時期には、所得が1%上昇すると、乳児死亡率は0.92%下がったが、結核死亡率は下がら
2010/07/22 リンク