危険地帯での挑戦！無人建機の技術はここまで進んだ 【第1回】雲仙・普賢岳などの復旧で使われる無人化施工とは｜ケンプラッツ

マンスリー・レポート危険地帯での挑戦！無人建機の技術はここまで進んだ 【第1回】雲仙・普賢岳などの復旧で使われる無人化施工とは 2007/03/05 火砕流や地盤崩壊など、人が入れない危険地帯で災害復旧工事にあたる無人建機は、17年前の雲仙・普賢岳の噴火による災害をきっかけに本格的な開発が始まりました。現在までに100台以上の無人建機が作られ、北海道から鹿児島まで、全国各地で活躍しています。今月のマンスリーレポートでは、建設無人化施工協会会長の鈴木章悦氏に、技術開発の現状と今後の課題についてお話をうかがいます ―――無人化施工とは、どんなものですか。 鈴木 無人化施工とは、崩壊地など人間が立ち入れない危険な作業現場で、建設機械を遠隔操作していろいろな工事や作業を行うことを言います。単なるラジオコントロールだけではなく、原則として目視で操作できない場所での作業を行う施工システムです。 無