能楽と武道 - 内田樹の研究室

鎌田東二先生の肝いりで上智大学で行われた国際シンポジウム「世阿弥とスタニスラフスキー」で、「世阿弥の心身変容技法と武道のかかわりについて」という演題での発表を求められた。 そのときのテープ起こしが届いたので、若干加筆して採録しておく。「いつもの話」なので新味はないけれど、「こういう話」をする人が私の他にいないので、しつこく語るのである。 アカデミックな発表が続きましたけれども、僕の発表は全然アカデミックなものではありません。自分自身の経験に基づいて、中世日本人の身体観とコスモロジーに関してお話をしたいと思います。 私は合気道という武道を今年で41年続けております。大学を退職した後、神戸に１階が道場、２階が自宅という凱風館という建物をつくりまして、そこで自分も稽古し、門人にも教授もしています。能楽は今から20年前に稽古を始めました。なぜ能楽の稽古を始めたのかというところからお話ししたいと思い

[practicalscheme]

「俳優修行」ぱらぱらと読んだだけでスタニスラフスキーシステム語ってたのかよ! http://blog.practical-scheme.net/shiro/20121020-prejudice 武道については参考になるんだから自身でわかってることについてだけ語ってくれればいいのに