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東京、選択、祈り――『天気の子』雑感 - boogyman's memo
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東京、選択、祈り――『天気の子』雑感 - boogyman's memo
新海誠は「東京」の人だ。東京生まれという意味ではなく、東京を眺め続け、絵筆を取る人。都市の象徴た... 新海誠は「東京」の人だ。東京生まれという意味ではなく、東京を眺め続け、絵筆を取る人。都市の象徴たる高層ビル群を、せわしなく人の行き交う駅のプラットホームを、線路の脇に植えられた桜並木を、東京を彩る景色として描いてきた。『天気の子』は最新の「東京」アニメーションと呼べる作品だ。東京に家出してきた森嶋帆高は高い現実の壁に阻まれ、困窮する中でひとりの少女と出会う。祈ることで晴れにする力を持つ少女、天野陽菜。そんな孤独な少年と"晴れ女"のふたりは、ある選択によって世界の形を決定的に変えてしまう。 その物語の文脈は一見、かつて少女を救うのか、世界を救うのか、選択の銃口を突き付けた『雲のむこう、約束の場所』に似ている。陽菜を救うため、懸命に走る帆高が見上げる巨大な積乱雲は、遠くそびえるあの「塔」のようだったし、意図的にイメージを重ねているのかもしれない。しかし人々の嘲りや警笛を物ともせず、ひたすらで燃