紙の出版は電子の上に存在し続けられるか？:少年 佐藤秀峰:佐藤秀峰チャンネル - ニコニコチャンネル ：エンタメ

出版関連に問題に関心のある方はすでにご存知の情報かもしれませんが、今月4日、中山信弘氏や福井健策氏ら6名の法学者、弁護士が、連名で著作者との契約により設定される現行の「出版権」に関する提言を行ないました。 出版権を電子出版にも拡張すべき、福井健策弁護士ら6人が法改正を提言 デジタル時代にあわせた出版権の拡張・再構成を文化庁の文化審議会で検討すべきだと訴えています。 これまで出版社は、出版物の電子書籍化に伴う権利処理の円滑化や、海賊版などの権利侵害への迅速な対応を行えるようにするために、著作隣接権を要望してきました。 権利処理の円滑化と言えば聞こえがいいですが、「電子書籍事業は一括して出版社に仕切らせろ」という主張とも受け取れるため、作家には評判が良くありませんでした。 漫画に関して言えば、現状、著作権は漫画家や漫画原作者など作家が100%を保有しています。 作家の立場からすると、これまで紙